Category: CD/DVD

  • 教訓:待てば出る

    小曽根真のニューアルバム発売に合わせて、別メーカーであるソニーが CBS 在籍時のアルバムを一挙再発。「私の苦労は何だったの?」というわけですな …..

  • 三善/松村/ヤマカズ/ザッパ

    タワーレコードのアフィリエイトも始めてみたので、ちょっとリンクを貼ってみる。 (pukiwiki からリンクを貼るのは少々面倒くさいが …..) 最初の3枚はビクターとタワーレコードのオリジナル企画「ヘリテージ・コレクション」第3弾より。 三善晃の世界 三善晃の初期の主要作品を集めたCD。吹奏楽畑の人たちにとっては、なかなか入手し難かった《交響三章》や《変容抒情短詩》の原曲が聞けるのが貴重か。《交響三章》は、以前は矢代秋雄の《交響曲》とカップリングされていた音源。 松村禎三の世界 実は松村禎三の《交響曲》も吹奏楽編曲されて全国大会で演奏されたことがある。第3楽章だけがおぼろげに記憶に残っていた状態でスコア(音楽之友社から出 版されている)を見ながら聞き始めたのだが、なかなかマッシヴな曲。音響に圧倒される。漠然とカレル・フサの作品との共通性を感じた。 山田一雄の芸術 – マーラー:交響曲第2番「復活」、広瀬量平:管弦楽のための迦陵頻伽(カラヴィンカ) なんか凄いらしいので、ついでに買ってみた。 ZAPPA BOX (LATER WORKS) フランク・ザッパ後期のアルバム7タイトルを紙ジャケ化/ボックスにしたもの。「毒を食らわば皿まで」の心境だが、アンサンブル・モデルンが演奏した「イ エロー・シャーク」は前から聞きたかったので、まあいいか。《G-スポット・トルネイド》はザッパの中でも好きな曲。アルバム「ジャズ・フロム・ヘル」で は全編打ち込みのバージョンが披露されていたのだが、「イエロー・シャーク」ではもちろん人力。

  • ジスモンチ/マイルス/ウルトラマン

    イン・モントリール grok さんお薦めのエグベルト・ジスモンチ。 モントリオール・ジャズ・フェスティヴァルでのチャーリー・ヘイデン(ベース)とのデュオのライヴである。 いかにも ECM 的な耳当たりのいいジャズなのであるが、何度も聞いているうちに(最近、CD を何度も聞くという習慣がなくて …..)じわじわと惹かれていく。当然のことながらジスモンチの故郷であるブラジルを彷彿とさせる雰囲気もあるのだが、ジャンルを超越した魅力がある なあ。 解説にある、グレン・グールドとの比較は言い得て妙なのかもしれない。 ライヴ・アット・モンタレー・ジャズ・フェスティヴァル1963 モンタレー・ジャズ・フェスティヴァルでの未公開録音が少しずつ CD 化されるらしい。最初のリリースは、このマイルスとモンクとサッチモだそうである。 この CD はサックスがウェイン・ショーターに変わる前のジョージ・コールマン、すなわち「フォア・アンド・モア」や「マイ・ファニー・バレンタイン」などのクールな中にも熱さを持っていた頃の演奏である。 交響詩「ウルトラマン」「ウルトラセブン」 ううん、手に取ってしまったぞ ….. 「ウルトラマン」(宮内国郎)と「ウルトラセブン」(冬木透)の音楽を交響詩風にまとめたもの。 どちらかというと「ウルトラセブン」の方がオケで演奏した時のまとまりがいいような気がする。もともとのオリジナルがオケ編成だったからか?最後はモロに《ジークフリートの葬送行進曲》を思わせる音楽。

  • 超ラブラブ

    「『超ラブラブ』って知ってる?」 「女の子と遊ぶことじゃない?」 「俺、『超ラブラブ』したことないや …..」 息子を保育園に送りに行ったときに小耳にはさんだ園児の会話でした。 LIVE Vol.1 series circuit ONJO LIVE Vol.2“parallel circuit”(紙ジャケット仕様) 最近、いちばん注目している音楽家である大友良英さん率いる ONJO (Otomo Yoshihide New Jazz Orchestra) のライブを集めた 2 枚組 * 2 セットの CD。なかなか近所のタワーレコードに入荷しなかったので、通販で購入した。 昨年聞いてかなり気に入った「OUT TO LUNCH」(エリック・ドルフィーの同名アルバムを丸ごとカバーしている)の ONJO が過渡的な編成だったということを知り、今回の集大成とも言えるアルバムを楽しみにしていたのである。 内容は、いろいろな場所で収録した、音質も編成も異なるライブをアトランダムに配置したようになっている。曲目は上記の「OUT TO LUNCH」や、山下毅雄さんのトリビュートアルバム「山下毅雄を斬る」(こういうのをトリビュートというんだよなあ)が中心。 まずは vol.1 の1枚目だけ聞いてみたのだが、NHK のテレビドラマ「クライマーズ・ハイ」のテーマでちょっと涙目。

  • お買い物

    息子を連れてお買い物。 いちばんのお目当てはフリーペーパー「Dictionary」。 最新号が YMO 特集らしい。 どうもタワーレコードにはないようだったので、STUSSY に行って見る。 (浜松でこのフリーペーパーが配布されているのはこの2店だけ) 店頭には出ていなかったが、店員さんに聞いてみると出してきてくれた。 明らかに STUSSY を買いそうにない親子だったのに(笑)、親切にしてくれてありがとう。 その後、息子は隣の楽器店で DJ 用のレコードプレーヤーを回して大喜び。 STUSSY が入っているビルの1階で中古レコード市をやっていたのでのぞいてみる。 妻との待ち合わせ時間が迫っていたし、息子をだっこしながらの物色も体力的にきつかったので、収穫は1枚のみ。 吉原すみれ/とぎれた闇 ジャーナリストの立花隆さんの自主レーベル「シェ・タチバナ」から 20 年ほど前にリリースされた CD。立花さんの自宅での吉原すみれさんの演奏会を収めている。 録音された音をまったくいじらずにリリースしたらしいが、20 年前の録音にしてはかなりいい音で取れている。収録されている作品3曲は完全即興なのであるが、ライナーノートには時間を追って演奏楽器や演奏法も説明されている。 また、ライナーノートには対談形式で吉原すみれさんの経歴が語られているのであるが、「楽譜があまり読めなかったので先生の演奏を聞きながら覚え た」とか「高校まで全然クラシックを聞く機会がなかったので、スタンダードなクラシック曲を知らなかった」とか「譜読みが遅かったのでオケでの仕事がなか なかこなかった」とか、「のだめ」を彷彿させるエピソードが面白い。

  • HASYMO

    HASYMO による《RESQUE》《RYDEEN79/07》がリリースされた。 (HAS は YMO じゃないとこだわっていた私の立場は …..) RESCUE/RYDEEN 79/07 ということで、YMO 周辺に関しての徒然なる雑感。 パシフィコ横浜での HAS のライブの時にも感じたのだが、《RESQUE》は14年前の再生アルバム「テクノドン」に収録されていてもおかしくないような雰囲気を持っている。 詞もメッセージ性があるし、音もメンバーそれぞれの個性ではなく、まさに 3 人が集まったときのサウンドだと思う。《RYDEEN79/07》よりこっちの方が好きだな。 その《RESQUE》が含まれる「EX MACHINA」のサントラも凄いメンツで楽しみ。 ペンギンカフェのトリビュート盤はどうなんでしょうね? 細野トリビュートにあまり心惹かれなかった私としては、こちらも見送ることになりそう。 トリビュートに参加するにはリスナーが納得する「資格」が必要だと思うんですよね。 別の言葉を使うと「愛」とか「リスペクト」とかになるのかな。 旬な人たちを集めて、カバーさせて、それを集めて「トリビュート」と称することに違和感を感じるのでありました。 祝ピエール・バルー来日!ということで、CD 再発されないかなあ ….. LIVE EARTH の前日に「NEWS 23」で放送されたお三方のインタビューのロングバージョンが9月末までの期間限定で配信されているそうです。 http://www.tbs.co.jp/news23/library/kiseki/ymo/index-j.html では、らたまいしゅう。

  • 80枚組!?

    http://www.hmv.co.jp/news/article/708200103 とりあえず HMV で見つけましたがグレン・グールドの「オリジナル・ジャケット・コレクション”全集”」だそうです。80枚組で200ページのブックレット付き。すごい。 1枚あたり200円ちょっとだから買ってみようかな? そういえば、大学時代の友人が(よりによって)グールドのモーツァルト・ピアノソナタ全集を買っていたなあ ….. (後日付記:最初に出た値段(確か20000円くらい)で予約したお客さんが HMV から一方的にキャンセルされて物議を醸しましたね。私は結局円高の時期を見計らってカナダのアマゾンから買いました。)

  • 山口小夜子さん

    訃報にびっくり。 ちょっと歳を取った方なら、名前を知らなくても顔を見れば「彼女だ」とわかるのではないか? 欧米の人たちから見たオリエンタルな美人としてのたたずまいが完璧に備わっていた人だと思う。 そういうわけで、スティーリー・ダンの「aja」のジャケットに登場しているのである。 Aja 意外に動揺している自分がいる。 合掌。

  • ライブアースの舞台裏など

    NHK総合で放送されていた「地球を救え~密着!LIVE EARTH~」を見る。 録画予約を忘れていたので、途中から慌てて録画する。 マイケル・ナイマンの演奏は生中継でも総集編でも放送されなかったと思うので、今回初登場になるのかな?他の出演アーティストが地球温暖化について 「大人な」発言を繰り返している中、「僕がピアノで演奏しても地球温暖化は減らないんだけどね」みたいなシニカルな発言をしていてちょっと拍手。ミスタッ チがやたら多かったのは楽譜に照明が反射して見えなかったからとか(自分で作曲した曲くらいゴニョゴニョ ….. しかも見ていたのは出版譜だぞゴニョゴニョ …..)、演奏中に爆音バイクが通り過ぎていった瞬間の教授の表情とかの舞台裏をのぞくことができた。 寝て起きた後、タワーでお買い物。 カナクシス(紙ジャケット仕様) ムーヴィーズ(紙ジャケット仕様) CAN のアルバムのリマスタリング/紙ジャケリイシューに続き、メンバーだったホルガー・シューカイのソロアルバムも。「ムーヴィーズ」には伝説の名曲《ペルシアン・ラヴ》が収録されている。 (「ミュージック・マガジン」のシューカイ特集で、中村とうようさんが《ペルシアン・ラヴ》について書いている。これは面白い。) しかし、このシリーズのリマスタリングはいい音だなあ。 三善晃:オマージュ/八村義夫:エリキサ I/松村禎三:アプサラスの庭:室内楽’70 武満徹:愛の亡霊 ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー他/フィードラー 「タワーレコード RCAプレシャス・セレクション1000」が安売りされていたので。 フィードラーのアルバムには、ガーシュインの生誕65年にちなんでミヨーが作曲した《ニューヨークのフランス人》が収録されている。 夕飯は今年初の秋刀魚を食す。 カーブドッチの2005年のミリュブラン(セミヨンとソヴィニオンブラン)と。

  • そろそろ日常生活復帰モード

    息子のレッスンに付き合ったりして、そろそろ日常生活復帰モードに。 今日届いたもの。 池野成の音楽【作品集】 昨年開催された「池野成メモリアルコンサート」の実況録音に、映画「電送人間」のオリジナルサウンドトラックが追加されたもの。 《ティンパナータ》をはじめとする管打楽器アンサンブル作品も何曲か収録されている。 早期予約者には、この演奏会で演奏された池野成以外の作品、すなわち《ゲッセマネの夜に》(松村禎三)、《陪臚》(今井重幸)の CD-R もプレゼントされる。 私のところには無事届いた。 ところで、この CD の監修にあたっていたのは先ごろ亡くなった松村禎三である。 /04 Bricolages こんにちは またあした 教授関連のプロモ盤。 夜は久しぶりの吹奏楽団の合奏。 9/9 にアクトシティ浜松で行なわれる「市民フェスティバル」のための練習開始。 定期演奏会以降は「お仕事」のためのポップスの練習だったし、夏休みもはさんだので、通常の吹奏楽曲の合奏はほぼ2ヶ月ぶりくらいだ。 これだけブランクがあると、右手(指揮者の筋肉)が全く動かない。 リハビリリハビリ。