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  • 細野補完計画(書籍編その2)

    さらに細野さん関連の書籍が2冊到着。 「OMNI SOUND」。1990年にリットー・ミュージックから出版された。タイトルからもわかるようにアルバム「オムニ・サイト・シーイング」と前後して発売された書籍らしく、それまでの音楽歴を振り返る内容。 「音楽王 細野晴臣物語」。こちらは1984年にシンコーミュージックから出版された。自伝的意味合いが強い著作のようだが、パラパラめくってみた限りではおちゃらけた感じ。最初と最後だけかなあ?

  • 細野補完計画(書籍編)

    着実に進んでいる細野補完計画。CDだけでなく著作物も入手しておこうと思い、いくつか古本屋に注文を出してみた。 まず、届いたのがこれ。「レコード・プロデューサーはスーパーマンを目指す」。 1979年(というからYMO結成の年)にCBSソニーから出版されたもので、後年徳間文庫から再発売されたようだ。

  • 細野/ライ・クーダー/ウェイン・ショーター/のだめ

    ….. だから、いろいろなところからいっぺんに荷物が届くと訝しがられるのだな ….. で、中古で購入した細野さんのユニット「Love, Peace and Trance」。今回は初回版特製ケース入り。(これ、帯はついていたのだろうか?) それから、昨年からちょっと気になっていたライ・クーダーの近作2枚。最近気付いたのだが、ヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」のサントラでも弾いていたのね。 ついでにチマチマ集めているブルーノート・レーベルのRVGリマスター盤。今回はウェイン・ショーターを買ってみた。実は「Speak No Evil」を聞きたかったのだが品切れらしく、おまけのおまけで買ったこちらの「Adam’s Apple」が届いた。 遅ればせながら「のだめカンタービレ」第21巻を読む。なかなか面白い展開になってきた。

  • 夏休みの読書(その2)

    これも以前から読みたいと思っていた「クライマーズ・ハイ」。(映画化されたからというわけじゃないよ) 数年前にNHKでドラマ化されたやつは途中までしか見ていないのだが、主人公(悠木)に佐藤浩市、その相棒(安西)に赤井英和というのはなかなか絶妙なキャスティングだったのではないかな。 いわゆる御巣鷹山の日航機事故を軸に、地元新聞社で起こる社内の人物間の葛藤が描かれている。フィクションとはいえ主人公と上司/部下との対立(波乱万丈)が多過ぎるのでは?という気がしないでもないが、実際の新聞制作の現場はこんな感じなのかな?あるいは、作者の記者としての経験を凝縮するとこんな感じになるのかも知れないが。 別の軸では、登山(谷川岳の衝立岩)を通して親子の関係について語られているが、登山に疎い私にとっては、その緊迫感が文章だけではよくわからない。こういうのは映像があった方がいいのだろう ….. というわけで、録画したドラマを見直して見ますかね。

  • 夏休みの読書(その1)

    以前から読みたいと思っていた平野啓一郎の「決壊」を読む。 案の定、帰省に持って帰った上巻はすぐに読み終えてしまい、自宅に下巻が待っているにもかかわらず、帰省先で下巻を買ってしまった。 噂には聞いていたが、本当に救いがない。引きこもり、無差別殺人、闇サイトなど、現代社会が抱える「闇」の部分を凝縮したような状況設定である。そのような状況の中で、被害者、加害者、それらを取り巻く人たちが「壊れていく」さまが描かれている。 読んでいて暗澹たる気持ちにある。しかし、作者が素材として選んだこういった事象はすでに実社会を生きる私たちのすぐ隣にあるのである。そういう社会でも、我々は生きていかなければいけないのである。登場人物の台詞を通して、作者はその意味を執拗に読者に問いかけてくる。重い、しかし考えさせられる作品である。読み終わった直後は、もう決して読み直すことはないだろうと思ったのだが、やはりもう一度読まなければいけないのかなという気になる。 余談。ここまで同時代性が強い描写(2ちゃんねるとか、グーグルとか、お台場のフジテレビとか)が多い作品は、例えば10年後や20年後にどういう読まれ方をするのだろう?

  • 思い立ったが吉日

    朝: 例年のように8時15分にサイレンが鳴る。広島に原子爆弾が投下された時刻である。今年は息子を保育園に送る車の中にいた。当然、息子はなぜサイレンが鳴るのか聞いてくる。説明にちょっと難儀する。 夜: 午後10時過ぎ、例によって妻と息子が寝たあとにつらつらとウェブを眺める。そういえば、今日はいろいろと発売される日なのであった。 STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2008年 09月号 [雑誌] 最近何かと周辺が活気づいている細野晴臣さんの特集である。 そういえば、タワーレコードで買うと特典として別冊の小冊子(非売品)がもらえるのであった。タワーの通販サイトを見たところ、すでに特典終了でこの本自体も取り扱い終了になっている。おいおい、出足早過ぎませんか? ということで、午後10時30分から車を飛ばして近所のタワーレコードに行き、無事ゲット。(今日はたまたま晩酌をしていなかったのでラッキーだった。) それから、これ。 The City of Light HASYMOのニューシングル。「NEWS 23」で使われているらしいことは知っていたのだが、そんな夜更けには我が家は完全に寝静まっているのでなかなか見る機会がなかった。 前のより、エレクトロニカな味付けが薄くなって、アコースティックな雰囲気が強くなっているような気がする。とはいえ、アンビエント・バージョンもいいんだよなあ。最近、お三方それぞれのソロ(あるいはユニット)も一所懸命聞いているが、やはり3人が集まると「そういう」サウンドになる。 サザンのハッピつき限定盤シングル(およびアナログ盤)はタワーレコードでは売り切れ。ウェブではまだ在庫があるところもあるようなので、そちらから買うことにする。 まあ、活動休止記念ということで。そういえば妻と西武球場にコンサートを見に行ったのは結成10周年のときだったから、20年前か ….. iPhoneの本体ソフトウェアが2.0.1にバージョンアップ。リリースノートくらいつけて欲しいなあ。何がよくなったのかまだよくわからない。

  • 林光の音楽

    小学館からダイレクトメールが届いた。モーツァルト、バッハ、武満徹に続いて、「林光の音楽」(全1巻)が発刊されるのだそうだ。 細かいところに突っ込むと、モーツァルト、バッハ、武満は「全集」と銘打たれていたのに、今回は「音楽」。全作品は収録されないのかなあ。また、同封されていた挨拶を見ると「本年7月末刊行の …」と書かれている。もう出ているのかよ。 パンフレットには収録曲が全部掲載されているわけではないのだが、残念ながらヤマハ吹奏楽団との仕事(作曲とか編曲とか)は収録されそうにないなあ …..

  • シンセサイザークロニクル

    大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル (Gakken Mook 別冊大人の科学マガジン) そういえば7月末日に発売されたのをすっかり忘れていた。あわてて amazon で探してみたら在庫があったようなのでポチッ。最近は「お急ぎ便」お試し期間のようなので、お昼ちょっと過ぎくらいに注文しても翌日には配達される。 どうも、この手の付録はなかなかもったいなくて手がつけられない。前に買ったテルミンも結局作っていないのである。 冊子の方をパラパラめくると、YMO のお三方、冨田勲さん、松武秀樹さんなどを筆頭にシンセサイザーを語る上では欠かせない人たちがたくさん載っている。(某先輩も(笑))

  • 片山杜秀さん

    amazon からのメールで片山杜秀さんの新刊「片山杜秀の本(2) 音盤博物誌」が発売されているのを知り、さっそくポチッ。 第1巻が出たのが今年の1月、そしてこの第2巻が5月だからずいぶんペースが早い。 ….. amazon のギフト券が溜まっていることをいいことにポチポチやっているが、小刻みに何回も注文すると段ボールがどんどん増殖して嫌な顔をされるのだなあ ….. お仕事の依頼。 なかなか時間が取れない日々が続いているのだが、チャレンジングな条件だし、何とかなりそうなので受けることにする。

  • バンドジャーナル7月号

    バンドジャーナル2008年7月号が届く。 演奏会告知に積志ウィンドアンサンブルの定期演奏会の案内が無事掲載されていたのでほっとしているのであるが、普通に依頼すると演奏曲順で掲載できるところまで掲載されてしまうのだなあ。そうすると、いわゆる「目玉」が掲載されなくなってしまうのだなあ。 ということで、あらためてご案内。 【積志ウィンドアンサンブル第27回定期演奏会】 開催日:2008年7月6日(日) 時間: 13:30開場 14:00開演 会場: 浜松市教育文化会館 入場料:500円(全席自由) 曲目: バンドワゴン(フィリップ・スパーク) プスタ(ヤン・ヴァン=デル=ロースト) 詩的間奏曲(ジェームズ・バーンズ) ヴェスヴィアス(フランク・ティケリ) カンツォーナ(ピーター・メニン) 管楽合奏のための序曲作品24(フェリックス・メンデルスゾーン) ディエス・ナタリス(ハワード・ハンソン) 第1部は比較的新しい年代の吹奏楽作品を(今回はあえて脱アルフレッド・リードで)、 第2部は古典的なレパートリーとして、200年ほど前に書かれたメンデルスゾーンの作品と、アメリカで書かれた優れた作品2つという構成になっています。 「吹奏楽の演奏会」という意味で、世界中のどこに出しても恥ずかしくないプログラムだと自負しています。特にハンソンの代表作ともいえる大曲《ディエス・ナタリス》や、隠れた名曲《カンツォーナ》はなかなか生で聞く機会は少ないのではないかと ….. 演奏はいっぱいいっぱいですが(苦笑)、がんばっていますので、ぜひお誘いあわせの上、ご来場をお待ちしています。 気の早い話であるが、8月号の付録楽譜はシベリウスの《アンダンテ・フェスティーヴォ》だそうで。 シベリウスらしい雄大な雰囲気を持つ小品。原曲は弦楽合奏にティンパニが加えられている。 大学時代に先輩が木管・金管10重奏(いわゆる木管五重奏+金管五重奏)のために編曲したものを演奏した。 (ピンとくる人はピンとくると思うが、アルフレッド・リードにも同編成のアンサンブル作品がある。この作品を取り上げたときに抱き合わせたレパートリーである。) その後もこの作品を演奏してみたくて原曲のスコアを買ってみたりしたのだが、編曲が大変で挫折していたのである。ぜひ取り上げてみたいなあ。 私が持っているのは BIS レーベルのヤルヴィ/エーテボリ交響楽団の演奏。交響曲第5番とのカップリングである。