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今年も GIA WindWorks シリーズ
ミッドウェスト・クリニックに合わせて、コーポロン/北テキサス・ウィンド・シンフォニーのコンビによる GIA Wind Works シリーズの新譜が発表された。(以前は Klavier からリリースされていたやつね) Chronicles (CD-774) – Vanity Fair (1924) / Percy Fletcher, ed. Karrick – Concertango (2004) / Luis Serrano Alarcón – Cheetah (2007) / Karel Husa – Flag of Stars (1956) / Gordon Jacob – Branden’s Rainbow (1997) / Andrew Boysen, Jr. – As the Sun Rises (2002) / Chang […]
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やれる
定期演奏会の選曲作業中。 「あくまでも検討段階にある」ということをお伝えした上で、某作曲家の某作品の演奏可能性を問い合わせてみた。 もっと難儀するかと思っていたら、あっけなく「演奏許諾」をいただくことができた。 ここまで来たら、取り上げないわけにはいかないよなあ。
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NAXOS の《サーカス・マキシマス》(本当に出そう)
(われながらしつこい気もするが、ずっとウォッチしてきた意地もあるので、無事リリースされるのを見届けてやろうじゃないの) ということで、コリリアーノの交響曲第3番《サーカス・マキシマス》がNAXOSのカタログに載ったようです … が、いつリリースされるんだ、これ? http://www.naxos.com/catalogue/item.asp?item_code=8.559601 ちなみに演奏はジェリー・ジャンキン指揮のテキサス大学ウィンドアンサンブル、カップリングは作曲者本人の吹奏楽編曲による《ガゼボ舞曲集》らしい。 で、こちらにあるクラウス・ハイマン(NAXOSの創業者)へのインタビューによると、NAXOSはこの《サーカス・マキシマス》をブルーレイのマルチチャンネルオーディオで発売する計画もあるらしい。 http://www.stereophile.com/news/111308naxos/ ハイマン氏が言っているように、確かにサラウンドオーディオにはうってつけのソースである。以前のブログに書いたように、ステージとは別にサクソフォンカルテットやトランペットの別働隊や小規模なマーチングバンドが配置されるのである。 個人的にはその前にDVD オーディオでリリースしていただけるとありがたいのだが …
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やっぱりグールド
夜中にウェブをつらつらみていると、物欲に苛まれる。 ふと、グレン・グールドの80枚組が目に留まった。CBS(当時はコロンビアかな?)からリリースされていたグールドのLPをオリジナルフォーマットのまま紙ジャケ化したものである。 以前は踏みとどまったというか、買おうとも思わなかったのであるが、円高の影響で海外から買うとかなり安くなるようだ。 Complete Original Jacket Collection [Box Set] [Limited Edition] [United Kingdom] ちなみに国内の大規模なCDショップの有名どころでは概ね30000円前後、試しに amazon.com で調べてみたら送料を含めても20000円くらいで買える。ということで、ついポチッ。 ただ、入荷が一ヵ月後とのことだったのでちょっと心配になる。(国によらず)amazon で「一ヵ月後」とか言われて「結局品切れで入手できませんでした」と言われたことが何回もあるので、他国の amazon サイトを探してみることにする。 で、お隣のカナダのサイトで「在庫あり」を見つけることができた。アメリカとほとんど変わらない価格(確か100円程度しか変わらなかった)で買うことができそうなので、アメリカ(amazon.com)での注文をキャンセルして、こちらで注文し直す。 ま、年2枚ペースで聞けば40年で聞き終わるから(笑)、一生の楽しみにしましょうかね。 (後日談その1) ヨーロッパのサイトを全く調べなかったのが片手落ちだった。最初に「在庫あり」を確認したところで注文してしまったし、国内で買うより10000円程度安いので満足してしまったし。今のところイギリスのアマゾン(amazon.co.uk)から買うのがもっとも安そうだ。在庫もあったし送料込みで17000円前後だった。最初に国内のHMVが提示していた価格(ちなみにその後ディストリビューター側が値上げしたために、HMV側が一方的に予約を強制キャンセルして物議を醸した)よりも安いのではないかな。 (後日談その2) 内容はほとんどチェックせずに注文したのだが、なんとグールドとは全く関係ない、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるシェーンベルクの《主題と変奏 作品43b》が収録されているらしい。これが初CD化とのこと。この作品は、シェーンベルクが吹奏楽編成のために書いた《主題と変奏 作品43a》の管弦楽編曲なのである。(他にもこの作品はCD化されていたっけ?なんか持っていたような気もするなあ …..)グールドが弾いたシェーンベルクの室内楽作品とのカップリングで収録されているわけである。LP 時代は、ロバート・クラフトの監修によるシェーンベルク全集にも含まれていた。 その昔、この全集を作曲家の伊藤康英さんからお借りしたことがある。私が所属していた吹奏楽団の指揮をされていて、その年のコンクールの自由曲として《主題と変奏》を取り上げたのである。実際のところ、他のシェーンベルク作品を聞いたところで《主題と変奏》を理解する助けになるわけでもないのだが、まあ、なかなか聞く機会のなかったシェーンベルクの作品をまとめて聞けるというだけでも貴重だった。特に管弦楽とナレーションと男声合唱のための《ワルシャワからの生き残り》などは本で(誰の本だったっけ?岩波新書だったはず)壮絶な曲だということを読んでいたので、聞いてみたかったし。 で、この何枚かのLPをせっせとカセットテープ(時代を感じるなあ)に落として聞いていたのであるが、件の《主題と変奏 作品43b》は再生中に後輩が間違えて録音ボタンを押してしまい、曲の途中に妙なノイズが挿入されてしまったのである。
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西部吹奏楽連盟20年史
調子に乗って購入。 その昔(1981年まで)、九州支部は西部支部と呼ばれていた。その西部支部の20年を記念して1976年(昭和51年)に発刊された記念誌。 お目当ては支部大会の記録であるが、ちゃんと掲載されていた。賞が書かれていなかったり、全国大会のデータと違うものもあるが、まあ、とりあえず空白を埋める資料にはなる。 古本を検索していたら、岩波新書で絶版になっていて、ずっと探していた本があったのでポチッ、ポチッ。 武満徹、大江健三郎/オペラを作る 間宮芳生/現代音楽の冒険
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教訓:待てば出る(キング再び)
キングから出ていた東京佼成ウィンドオーケストラのCD8枚が再発される。新録1枚のおまけ付き。新録(いちばん上のヤツ)はどうでもいいが、過去にリリースされていたシリーズは地味に貴重である。何枚か持っているが買い逃していたタイトルがあるので買っておきたい。値段も安くなっているし。 たしか内容はこんな感じです。細かいところ間違っていたらごめんなさい。 グレイテスト ヒッツ イン ウィンドオーケストラ~絶対盛り上がるメドレー大集合!!~/北原幸男、東京佼成ウィンドオーケストラ 最近、やたらとこういうCDばっかり出ていますが、誰が買っているんだろう?曲目はこんな感じ。 1. クイーン・メドレー(ボーン・トゥ・ラヴ・ユー~ウィー・アー・ザ・チャンピオン~ウィ・ウィル・ロック・ユー~ボヘミアン・ラプソディ) 2. アイドル年鑑(U.F.O.(ピンクレディ)~赤いスウィートピー(松田聖子)~LOVEマシーン(モーニング娘)~Boys & Girls(浜崎あゆみ)~60s70s80sより WHAT A FEELING(安室奈美恵) 3. ファンク・メドレー(宇宙のファンタジー~ホット・スタッフ~ハッスル~ダンシング・クイーン) 4. 宮崎アニメ・メドレー(「となりのトトロ」テーマ~サンポ~「天空の城ラピュタ」君をのせて~「風の谷のナウシカ」風の伝説~「千と千尋の神隠し」いつも何度でも~「崖の上のポニョ」) 5. フィギア・スケート・クラシック(トゥーランドットより~月の光) 6. J.ウィリアムス・メドレー(ジョーズ~レイダーズ~未知との遭遇~スターウォーズ) 7. ホラー映画特集(シャイニング~サイコ~ポルターガイスト~トワイライト・ゾーン) ロデオ~コープランド名曲集/中村ユリ、東京佼成ウィンドオーケストラ 《ビリー・ザ・キッド》と小長谷宗一編曲による《ロデオ》全曲 シバの女王ベルギス~近 現代名曲集/中村ユリ、東京佼成ウィンドオーケストラ 《ベルキス》はなぜか抜粋。《エスタンシア》全曲収録の方が貴重。 ガイーヌ~ロシア音楽名曲集/中村ユリ、東京佼成ウィンドオーケストラ 《イーゴリ公》《道化師》《ガイーヌ》。《ガイーヌ》は懐かしい稲垣卓三編曲。 パリの喜び~フランス バレエ名曲集/中村ユリ、東京佼成ウィンドオーケストラ 《パリの喜び》《コッペリア》《シルヴィア》《ル・シッド》。 ウィリアム テル~序曲集/中村ユリ、東京佼成ウィンドオーケストラ ロメオとジュリエット、キージェ中尉/金洪才、東京佼成ウィンドオーケストラ 惑星/フレデリック フェネル、東京佼成ウィンドオーケストラ フェネルによる《惑星》全曲。 白鳥の湖/フレデリック フェネル、東京佼成ウィンドオーケストラ CD1枚全部《白鳥の湖》。 アパラチアの春~アメリカの現代音楽/中村ユリ、東京佼成ウィンドオーケストラ コープランドの《アパラチアの春》《劇場のための音楽》、ヴィラ=ロボス(アメリカか?)の《ブラジル風バッハ第1番》。
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関西吹奏楽連盟60周年記念誌
意外と安価で入手できたものが本日到着。 期待していたのは(やはり)支部大会の成績の記録なのだが、残念ながら載っていない。60周年からの10年間の差分みたいな位置付けっぽい。
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ジェイガーの交響曲
「Band Power」に、タッド・ウィンド・シンフォニーが演奏するジェイガーの《吹奏楽のための交響曲(第1番)》が収録されたCDが再入荷したとのこと。発売した時に買い損ねたら品切れになってしまい、ずっと悔しい思いをしていたのである。 好きな言葉は「とりあえず全部」なので、今まで出ている5枚をまとめて買ってみた。しかし、どう考えても今月は買い過ぎだな。怖くて購入枚数数えていないけど。(… と妻に言ったら「あなたの口から買い過ぎという言葉が出るとは思わなかった」と言われた。いいんです、もうじきボーナスだから。) ジェイガーの《交響曲》は、今所属しているバンドで初めて乗った演奏会のメインだった。当時はまだオーボエがいなかったのでトランペットでオーボエソロを吹いた。また、一昨年の定期演奏会ではメインとして指揮をした。第1楽章と第2楽章(特に第1楽章)からは、ショスタコーヴィチの交響曲第5番(余談だが私は「革命」という副題で呼ぶのが大嫌い)の影がみてとれる。この、ほの暗いセンチメンタリズムはいかにもジェイガーらしくて好きである。鈴木孝佳さんの音楽作りも好きなので、どのような演奏になっているか楽しみである。 このシリーズの第5集に収録されているヴァン=デル=ローストの《カンタベリー・コラール》にはチャイムが追加されているらしいが、UNLV(ネヴァダ大学ラスヴェガス校)のバンドの演奏(CDはこちら)でも同じようなことをやっている。前者が本当に「チャイム」かどうかは未確認だが、後者は「鐘」の音である。おそらく別に録音したものを再生していると思われる。(前者は未確認だが後者は)クライマックスのコラールに重ねられているのだが、確かに効果的な使い方である。 さあて、いつ聞くかな …
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定期演奏会選曲
ぼちぼち来年の定期演奏会向けの選曲が始まっている。 ぶっちゃけ、今回は邦人作品を集めた演奏会になりそうである。そう思って以前の演奏会記録を見返してみると、前回「邦人作品特集」を組んだのはもう6年も前のことなのだ。ちなみに以下のようなプログラム。 第1部 ・兼田敏 / 吹奏楽のためのパッサカリア ・伊藤康英 / 吹奏楽のための古典幻想曲 ・鈴木英史 / ソング・アンド・ダンス ・保科洋 / 古祀 第2部 ・小柴秀樹 / 吹奏楽のためのリリカル・エピソード ・小長谷宗一 / ウィンドアンサンブルのための幻想曲「不思議な旅」 ・大栗裕 / 吹奏楽のための神話(天岩屋戸の物語による) 作風、編成、作曲年代にバランスが取れた素晴らしいプログラムだったと自画自賛している(加えて本番の出来もよかった)のだが、兼田敏さんの《パッサカリア》、保科洋さんの《古祀》、大栗裕さんの《神話》という王道中の王道である「切り札」を一気に3枚も使ってしまったので、なかなかネタ探しに苦労している。 全体的なバランスを取るために、あえて「他の選曲委員が出しそうにない曲」をリストアップしている(色鉛筆でなかなか減らない色をあえて使う … と同じ方法論ですね)のだが、「こいつはこういう曲ばかりをやりたがる」と思われてしまっているようで、ちょっと思案中。(さすがに私もこんな曲ばかり集めた演奏会は開きたくない …) というわけでリクエスト募集中。 ちなみに中橋愛生さんの《科戸の鵲巣》は私を含めて複数の人がプッシュしていたのだが、「お家の事情」でどうも出来そうにないのが残念。
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今日届いたもの:そろそろ打ち止め?(バッハ/マイルス/コーポロン)
「あ、忘れてた。これ欲しかったんだ。」→「3枚買うと25%(ないしは23%)引きか … もう2枚買うか。」→「品物到着」→「最初に戻る」 という悪循環におちいること、はや?回。 鈴木雅明さんとバッハ・コレギウム・ジャパンのコンビによるバッハの宗教曲がボックスで出た。それぞれ評判がよかったと記憶しているし、《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》《ミサ曲ロ短調》《クリスマス・オラトリオ》《復活祭オラトリオ》《昇天祭オラトリオ》が入って10枚組が6000円程度で買えるという値段も魅力的。買っておくことにする。 以前に聞いたことがあるのって《マタイ》だっけ?《ヨハネ》だっけ?学生の時の初バイトが演奏会のドアマンで、そのときの演目がどちらかの受難曲だったはずだ。 マイルス・デイヴィス1971年のベルリンライヴのDVD。(アフロで、まだ全然ハイソではない極悪キーボーディストであるところの)キース・ジャレットが在籍していた頃のもので、ワシントンDCの「セラー・ドア」で行われたライヴのおよそ1年後の演奏である。 ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、トニー・ウィリアムス、ロン・カーターらを擁した、いわゆる「黄金のカルテット」から、進化するマイルスの最終形である、いわゆる「アガパン・バンド」への途中にある、この時期のマイルスバンドはけっこう好きである。ジャズというフォーマットの極北までたどり着いてしまった「黄金のカルテット」から、ジャズというフォーマットを逸脱して完全なる即興音楽へとなだれ込んでしまった「アガパン・バンド」、その間にある「溶解しかかった」フォーマットのドロドロさ加減が好きなのかも知れない。 で、この時期のライヴがカラー映像で見られるのである。画質などもかなり怪しいブートレッグまがいのブツであるが、大手CDショップから買ったんだ、文句あるか、ということである。 で、3枚買うための埋め草(笑)。KLAVIER とか GIA だと緊張感溢れるレパートリーを録音し続けているコーポロンであるが(そういえば今年の新譜はまだかいな?)、NAXOS からリリースされているこの盤は多少肩の力が抜けたレパートリーなのかなと。まあ、いまさらだが買ってみた。