積志ウィンドアンサンブル」カテゴリーアーカイブ

レッスン(今日の積志ウィンドアンサンブル)

浜松海の星高等学校の土屋先生にテューバ/ユーフォニアムのレッスンに来ていただく。

いつも合奏の中で指摘している欠点である

  • アパチュアが狭く「うーーーっ」という音になっている。
  • アタックした直後にピッチが変わるので、和音が響かない。
  • 「大きい音を出せ」と言った時に豊かな音ではなく荒い音が出てしまう。

といったことが指摘されたので、私の認識があまりずれていないことがわかり一安心。

「じゃあ、どうすればこういう点を克服できるのか?」ということについて具体的なアドバイスがいただけたのが収穫だった。

イメージは分かったと思うので、あとはそれを実現すればいいだけです。>> 演奏者諸氏

大変だけどね。

まだ確率は低いものの、パートでまとまった「いい音」が出ることもあったので継続してがんばりましょう。

バンドジャーナル

http://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/bandjournal/index.html

バンドジャーナル2006年4月号で、無事私の所属する吹奏楽団が紹介された。

「話したことと全然違うことが載ってしまってどうしよう」という夢を見てしまったので(そんな夢見るなよ)ちょっと心配していたのだが、団長のコメントも私のコメントも意図した通りに載っていたので安心。

写真のアングルも結構気に入っています(笑)。

交響曲とは何か

今年の定期演奏会で某作曲家の某交響曲を指揮することになった。 (確か、来月発売のバンドジャーナル誌でカミングアウトすることになると思うので、公表はもう少しお待ちを …..)

以前の日記にも書いたが、アナリーゼする気が失せるほど汚いスコアなので、自分のために Finale で浄書している。 見た目もすっきりするし、音符を打ち込むながら和音などを耳で確認できるので、これは有効な手段だ。

で、楽譜を打ち込みながら、いったい「『交響曲』って何だろう?」と考えるようになった。 ギャグのような扱われ方をしているが、「作曲者が『交響曲』だと言えば『交響曲』だ」という定義は、ある意味正しいのだと思う。

でも、交響曲を語る上で避けては通れない、あるいは規範にすべきなのは、やはりベートーヴェンが作り上げたソナタ形式の構成感なのではないかと思う。 交響曲と名乗るということは、そのベートーヴェンが作り上げた構成感からの距離の表明なのだと思う。

例えばブラームスのようにベートーヴェンの世界をどう継承していくかという表明、ショスタコーヴィチのようにベートーヴェンの影がギリギリ見えるところまで遠ざかってみるという試み、そういう明確な世界観があるからこそ交響曲と名乗っているのではないか。

今回取り上げる交響曲へのアプローチとして、とりあえず出した結論がこれである。 そういった目で見ても、この交響曲は実に味わい深い。 私も、バンドも、こういった絶対音楽に触れる機会が少なかったので、どんな演奏ができるか、非常に楽しみである。

お留守番

吹奏楽団を出産休暇&育児休暇していた妻の復帰第一戦。夜2時間30分ほど息子と二人っきりで過ごす。

本当は息子を練習に連れて行って、妻は演奏、私は子守り(「冷やかし」とも言う)、と考えていたのだが、息子は今週ずっと風邪気味なので大事を取って自宅静養することにした。

昼間は昨年の定期演奏会のライブCD作り。(遅くなって申し訳ありませんでした(_0_))一度に40枚も作るのはなかなか大変である。CD-R 作りとジャケットのプリントアウトを並行して行なう。

本番はなかなかいい手応えだった演奏も、時間を置いて冷静に聞いてみるとまだまだ改善の余地がたくさんある。そういったところをクリアしていくことで理想の演奏に近付けなければ。

今日の積志ウィンドアンサンブル

本日の練習メニューは合奏と団員総会。

その後、拙宅にてトレーナー会議。定期演奏会に向けての大まかな練習日程が決まる。

なんか職場で言っていることと同じなのだが、できることは前倒しでやっておいた方があとあと楽になると思います。特に今回は譜読みが大変だと思われるので。楽譜が難しいことに加えて、汚いし、間違っているし(笑)。

ということで、某曲のスコアはアナリーゼする気がうせるほど汚い(特に第4楽章)ので、浄書してみることにした。

雑誌取材

私の所属する吹奏楽団が某吹奏楽雑誌の取材を受ける。(全然「某」になっていない気もするが …..)

団のスポークスマン的立場ではないので、あまり多くのことは話せなかったのであるが、我々の活動が正直に伝わればいいと思う。

ということなので、合奏中の写真も撮られるわけだ。なるべく和やかな雰囲気で合奏を進めようと思っていたのだが、ほとんど初見に近い状態なので、演奏者も必死だし、私も計画通りの合奏内容を進めようと思って必死だったので、かなりテンションの高い演奏になってしまったかも知れない。まあ、音は雑誌に載るわけではないのでいいか … えらく真面目なバンドだと思われてしまっても困るのであるが …

3月か4月に発売される号に掲載予定とのこと。興味があったら見てみて下さい。

満一歳

息子が満一歳の誕生日を迎えることができた。

午前中は頼んでおいた「バースデイ・フルートタルト」を取りに行く。息子にはまだ生クリームはあまり与えたくないし、親の我々にとっても生ケーキは負担が大きい(なんせ今年の目標は「身も心もダイエット」)ので、タルトにしたわけなのである。

午後からは近くの写真屋で記念写真。私が数十年前に着た着物を今度は息子が着て撮影する。

写真を撮っている時はしかめっ面でなかなか笑顔が作れなかったのだが、撮影が終わるとごきげんになってそこら中を歩き回ったり、お姉さんの撮影風景を見学したりしてご満悦。

夜は所属する吹奏楽団の新年会。なんか暴走してしまった気がするなあ。

ここでも何人の方から息子の誕生日についての言葉をいただく。ありがとうございました。

新年会へ行く前にふと買ってしまったCDたち。

audio sponge(1)

来月、Human Audio Sponge(Sketch Show + 坂本龍一 = YMO)の DVD がリリースされるわけだが、ちょっと調べていたらこのコンピレーションに Human Audio Sponge 名義の作品が収録されていることに気付いた。

ブラボー、マエストロ!アンコール!

フレデリック・フェネルの一周忌にあたる 12/7 にリリースされたアンコール集。意外にヴァラエティに富んでいる。

クリスマス・イヴだというのに …

所属する吹奏楽団の練習納め。

来年の定期演奏会のための候補曲の音出し。12/24 の夜の練習なんてちゃんと成立するわけがないと思っていたら、意外にもたくさんの団員が出席。

合奏したジェイガーの《吹奏楽のための交響曲》の第2楽章は再現部で主題が突然半音高く転調する。最近、そういう曲を聞いたなあ ….. と思っていたのだが、なかなか思い出せなかった。(ショスタコーヴィチの交響曲第5番の第2楽章(スケルツォ)はそうなんですけどね。)

やっと思い出した。教授の《aqua》だ。確か、G dur から As dur に転調するんだった。

帰宅後、録画しておいたフィギュアスケート全日本選手権の女子ショートプログラムを見る。まれに見る熱戦。素晴らしかった。

積志公民館こども講座

積志公民館で開催されている「こども講座」の一つに出演する。 日頃の練習で使わせてもらっている公民館からの依頼である。

子供たちに吹奏楽に触れてもらうのがねらいで、パートごとに楽器を紹介したりだとか、指揮者体験をしてもらうだとか、実際に楽器を演奏してみるだとか、いろいろな趣向が用意されている。

今回でこのような企画は2回目(前回は今年の3月)なのだが、基本的なパターンは前回を踏襲すればいいので気持ち的にはかなり楽だった。

指揮者体験はスーザの行進曲《美中の美》の冒頭を取り出して、希望者に実際に指揮をしてもらうという企画である。前回は確か一人しか希望者がいなかったのだが、今回は公民館の方の巧みな話術でかなり多くの方(大人も子供も)に参加していただいた。

最初はみんなかなり緊張しているようだったのだが、振り終わると「気持ちよかった」という感想を述べる子供が多かった。私も気持ちよく振ってみたいものだ(苦笑)。

最後は我々と参加者が同じ合奏隊形の中でエルガーの《威風堂々第1番》を演奏して終わるのだが、これはかなり気持ちがいい。若干遠慮がちにハーモニ カを吹いたり打楽器を叩いたりしている子供たちを見ながら「この子たちは楽しんでくれたのだろうか?」「この子たちは今後も音楽をやっていくのだろう か?」などと考えながら指揮をしていると、まさに音楽は一期一会なのだという気がする。

彼らと一緒に演奏することはきっともうないと思うのだが、少なくとも彼らは私に対して今までとは違う経験を与えてくれたのである。私も彼らに対して何らかの刺激を与えられたのならすごくうれしい。

帰り際、何人かの子供が声をかけてくれた。ありがとう。

定期演奏会以降の怒涛の演奏機会も今年はこれで終了。 団員の皆さん、本当にお疲れ様でした。 来年になったら、あっという間に次の定期演奏会になってしまうので、またがんばりましょう。

来年の定期演奏会の選曲

来年の定期演奏会に向けての選曲作業が始まっている。

(ちなみに積志ウィンドアンサンブルの第25回記念定期演奏会は2006年7月16日(日)に浜松市教育文化会館で開催します。)

次回は25回記念ということなので、ある企画を用意しているのだが、それを考慮に入れたプログラムを作らないといけない。例年より「縛り」が多い分だけ苦労している。

演奏会全体を見通したプログラミングでいちばん大事なのは「バランス」だと思っている。特にうちの定期演奏会はいわゆる「ポップス」を取り上げないのでなおさらである。

古典的な作品(といっても吹奏楽では50年も遡れば十分に古典である)もやりたいが、新しい作品も取り上げないわけにはいかない。お客さんにとってわかりやすい曲想も大事だが、抽象的な作品を取り上げることにも意味はある。といった感じで考えている。

それから、いわゆる「積志らしい選曲」と言われて評価されている(と思っていいのかな?)曲たちもある。これらは「取り上げられる機会は少ないが、初めて聞く人(もちろん普段吹奏楽を聴かないような人たち)にも興味を持ってもらえそうな曲」という観点で選んでいる。

とはいえ、こういう曲ばっかり取り上げていると「マニアックな選曲」とか言われてしまうので、この枠は一回の演奏会で一曲くらいでいいのかなという気がしている。最近取り上げた曲では《「ルーブル」からの場面》(デロ=ジョイオ、第18回(1999年))、《ウィンド・バンドのためのフローリッシュ》(ヴォーン=ウィリアムズ、第19回(2000年))、《吹奏楽のためのディヴェルティメント》(ハーシェン、第21回(2002年))、《落葉(らくよう)》(ベンソン、第23回(2004年))あたりがこの枠だろうか。

取りとめもなく書いているが、何となくネタが続きそうな気配。お楽しみに。