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6/2の徒然
さすがに前日は帰りが遅かったので、息子は9時近くまで寝ていた。 が、今日は午前中から息子のサッカーの試合。ハルステンベックから少し北に行ったところにあるクイックボーン(Quickborn)まで乗り込んでのアウェイ戦である。 前の試合では慣れないディフェンダーのポジションに入り、右往左往している中でオウンゴールまで献上してしまい、ひどく落ち込んでいた息子であるが、今日は慣れているミッドフィルダーのポジションに入った。 どうも、人が混んでくると泡を食って早めにボールを手放してしまう傾向にあるので、「ボールをもらったらいったんトラップして、それからパスするかドリブルするかを(なるべく早く)考える」「パスをする時は確実に相手に渡す意識で」「ドリブルはもっと思い切って行っていい」ということをアドバイスした。 練習ではそれなりにしっかりできているし、年上の(対戦相手よりもテクニックがある)ガブリエルにふだんから遊んでもらっているので、気持ちがアグレッシブになればすぐに改善されて自分のペースでボールコントロールができるようになると思うのだが、まあ親である私も同じようなメンタリティなので、そのあたりの歯がゆい気持ちはよくわかる。 試合ではボールを追い過ぎて無駄に走り過ぎるのが気になる。それでボールを奪えるのであればそれでいいのかも知れないが、アプローチが遅いのでどうしてもボールをあとから追いかけることになってしまい、なかなか奪えない。 結局1対1で引き分け。いつも試合後にはよかったところと悪かったところを本人から聞き出している。よかったところは「ボールをもらってから少しドリブルをしかけられるようになったこと」、悪かったところは「パスが不正確だったところ」という点はだいたい私の感想と同じだった。 ***** その後、買い出し。ショッピングセンターに行ったら知り合いがいるいる(笑)。私が電化ショップ「SATURN」に行く時、息子はいつも店頭展示の iPad でゲームをやるのが楽しみなのだが、そこにお隣の兄妹もいた。 今日買ったのは、いわゆるパワーラインアダプター。電源ラインを使ってネットワークを伝送するためのアダプターである。うちは電話とADSLモデムが2階のベッドルームにあるため、1階のリビングにあるPCとの間は WiFi を使っていたのだが、この WiFi がかなり不安定で少し転送に負荷がかかるとすぐにモデムがリセットされてしまうようだった。有線でつなぐことによってかなり安定したのだが、次の問題は NAS の置き場所。さすがに夜中も定期的にバックアップのために動く装置を妻の枕元に置くのは憚られるので、どうしたものか?
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ソフトボール祝勝会
5月20日(日)に開催されたハンブルク日本人会ソフトボール大会の優勝祝勝会。私は前にも書いたように旅行の予定を入れてしまっていたため本番には参加できなかったのだが、祝勝会だけはちゃっかり参加させていただいた。 去年から(だっけ?一昨年からだっけ?)祝勝会には応援で参加した家族なども参加するようになった。出場する選手の皆さんの事前練習ももちろん行われているが、今年は応援についてもよりいっそう事前準備が入念に行われていたようだ。ポンポンを作ったり、内輪を作ったり、応援のコール用に打席に立っている選手の名前を示すボードを作ったり … そういった一体感が、年を追うごとに少しずつ着実に根付いているなあ、という実感がある。(何せ、私ですら来年(までハンブルクにいるかどうかわからないけど)は参加してみようかなあ … と思うくらいだから)社長が締めの挨拶でおっしゃっていたと記憶している(酔っぱらっていたので定かではない)のだが、海外駐在という宿命から多くの人が入れ替わっていくなかで、そういった一体感というか連帯意識のようなものが続いていくといいと思う。 息子もソフトボールに興味を持ち始めているようだし、夏休みに日本に一時帰国したらグローブでも買って来ようかなと思っている。
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連休明けの「おいでませハンブルク」
そういうわけで、連休明けに日本からの出張者が来られてデモやら打ち合わせやら。前回は飛行機に乗り遅れたということで直前にドタバタしてしまったのだが、今回は想定通りの進行で何とかなった。 夕飯は、最近恒例になりつつあるタイ料理のお店「Sala Thai」へ。この店に来ると毎回「白身魚を揚げたヤツのスイートチリソースあえ」を食べているような気がするなあ。このスイートチリソースがご飯にとてもよく合うのでついつい食べ過ぎてしまう。 ***** 家に帰ると、いくつか催し物の案内が。 まず6月23日の土曜日に、ハンブルク日本人学校に合唱を教えに来られている方(日本人)が主催するコンサートがあるらしい。演目はブラームスの《運命の歌》、ショパンのピアノ協奏曲第1番、そしてオルフの《カルミナ・ブラーナ》である。《カルミナ》の児童合唱で日本人学校の小学5、6年生が賛助出演するらしい。前回一家でライスハレにコンサートを聞きに行ったときには暑くて大変な目にあったのだが、今回は開演も夕方(17:00)だし大丈夫かな? それから、ハンブルガーSVは今年でなんと創立125周年を迎える。ドイツで最古のサッカーチームであるし、ブンデスリーガ創設以来一度も2部に落ちたことがない(今年は途中でヒヤヒヤしたが …)実は名門チームなのである。その記念イヤーを祝う試合が7月24日に開催されるというお知らせメールが届いた。相手はFCバルセロナ。当然見に行くつもりなのであるが、息子はどちらのレプリカユニフォームを着ていくのだろう?最近、HSVはすっかりお見限りだし、レアル・マドリードの試合をサンチャゴ・ベルナベウで見てから、バルサよりもレアルが好きだとか言っているし …
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いまさら Lion(5/12の徒然)
そろそろ Mountain Lion の発売時期が噂されているし、「早く MobileMe を iCould に移行してね〜ん」という通知が相次いでいるし、ということで、やっと Snow Leopard から Lion にアップデートすることにした。 案の定、うちの脆弱な無線 LAN 環境では全てダウンロードできなかったのでわざわざモデムとケーブルで接続してダウンロードするはめになったり、BOOTCAMP のパーティションがあると復旧システムを作れないとかでこのパーティションを削除しなければいけなかったり、と多少の障害はあったが、思っていたよりスムースにアップデートすることができた。 Leopard を Snow Leopard にアップデートした時には突然ネットワークにアクセスできなくなって途方に暮れたりしたが、それに比べると極めてスムースだった。 実際のところ、iCould が使えるようになった以外は特に恩恵らしいものを感じていないのが、いきなりマウススクロールの方向が逆になったのには驚いた。会社ではまだ古い OS を使っているので慣れそうにない。 ***** 午前中は買い物へ。 昨年同様、ドイツ・ブンデスリーガの総集編とでも言うべき全ゴールを収録したDVD付きの雑誌「Sport Bild」を買う。 それから、ふとスポーツショップに入ったところ、ランニングシューズが安く売られていたのでシューズとランニングウェア一式を買ってしまった。 そろそろ本格的にダイエットを始めないとやばいと思っていたところなので、「形から入る」というか「逃げ道をふさぐ」というか … ***** 夜は久しぶりにテレビでサッカー観戦。DFB Pokal(日本語だと何と言うのだろう?いわゆるカップ戦)の決勝、ベルリンで行われたバイエルン・ミュンヘン対ボルシア・ドルトムントの一戦。 どちらもわりと好きなチームなので得点シーンが多いと面白いなと思っていたのであるが、結果は5対2でボルシア・ドルトムントの圧勝(と言っていいよな)。レバンドフスキのハットトリック、香川の得点&アシスト。 実力があるチーム同士の試合だと非常に内容が濃くて目が離せない。見ている方も結構疲れてしまう。 ところで、これがBVBでの香川の最後の試合になってしまうのかなあ …
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広角
いろいろ旅先で写真を撮っていると広角レンズが欲しくなってきた。 うちは教会を訪ねるのが好きでいろいろな教会を回ってきたのだが、例えば縦撮りで教会の足元から尖塔の先っぽまでをとらえようとすると、ずいぶん離れないといけなかったり、幅に比べて高さが際立っている建物などは遠ざかって撮影すると画像に迫力がなくなってしまう。 また、記録のために宿泊したホテルの部屋も撮影しているのだが、これも十分な距離が取れないと中途半端な絵しか撮れない場合がある。 ということで、以前から欲しいと思っていた広角レンズを思い切って買ってみることにした。 [tmkm-amazon]B0002XNRFU[/tmkm-amazon] キリスト昇天節の連休はウィーンへ、その後の3連休にはパリへ行く予定なので、そこで試し撮りをする予定。
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5/5 の徒然
日本人学校の父親懇親会に参加。集合後、レクリエーションとしてのソフトボールがあり、その後の体育館に場所を移しての懇親会があった。正直どちらが主目的かわからない(笑)。 通常は6月の後半に開催されるハンブルク日本人会のソフトボール大会なのだが、今年はグラウンドの補修予定があるとかで例年より一ヶ月早い5/20(日)に開催されるので、参加者はかなり体を作って参加しているのではないか、という説もある。私はというと「まさかキリスト昇天節の連休にソフトボール大会はないだろう」と思って、早々に旅行を手配してしまっていた(昨年は出足が遅くてフライトを確保するのに難儀したので)。 肩こりは慢性的だし、今日は右腰も痛いし(これも半ば慢性化しているなあ …)体調は万全ではなかったのだが、体を動かした方が少しは改善するのではないかと思い、少しがんばってみた。 最近、息子の自転車の練習に合わせて軽いランニングを始めたのだが、かなり体力が落ちている(というか体力は増えていないのに体重は増えている状況)のがわかる。塁に出るのはいいのだが走ると疲れる。外野の守備位置まで行って帰って来るのが疲れる … ということで常に肩で息をしているような状況だった。一応は持久的な運動ができたのかなあ。すでに特に右半身がギシギシなので明日起きた時の状況がちょっと怖い。 ***** 夜は、以前見始めていたモーツァルトの歌劇《魔笛》の続き、第2幕から見る。 [tmkm-amazon]B000JMJRWG[/tmkm-amazon] ほとんど20世紀に書かれたオペラしか見たことがない私にとっては、いろいろな配役の組み合わせで歌われるアリア、わかりやすい筋書き、などのエンタテインメント性が新しい発見だった。「(本当は違うのかも知れないけれど)本来オペラとはこういうものなのだなあ」という印象。 主役の二人(タミーノとパミーナ)よりはザラストロ、夜の女王、パパゲーノといった脇を固める配役たちが素晴らしかったように思える。有名な「夜の女王のアリア」は音だけは何度も聞いたことがあったのだが、映像で見たのは初めてかも知れない。
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4/23 の徒然
今週末からのマドリード旅行に合わせて、サンチャゴ・ベルナベウで開催されるレアル・マドリード対セビージャの観戦チケットを無事入手することができた。 試合は来週の日曜日だというのに一般へのチケット発売は今日から。チケットショップから入手すれば確実なことはわかっていたのだが、理不尽に高い金額を払いたくなかったので「取れればラッキー」くらいのつもりでレアル・マドリードのホームページから購入しようと思っていた。 なかなかつながらないし、つながってからチケットを選択してクレジットカードで決裁 … しようとしたのだが、うまく決裁できない。同じようなケースは昨年夏にバルセロナのサグラダ・ファミリアを予約する時にも遭遇した。理由はよくわからないが、英語版のページからカード決裁を行った時には失敗して、表示言語をスペイン語にして同じことをやれば成功するのである。今回も同じようにスペイン語で処理を進めたら無事決裁されてチケットを購入することができた。発券はスペインに行ってからやるらしい。 このレアル戦は4/29の12:00から。同じ日の21:00から同じくマドリードでラーヨ・バジェカーノ対FCバルセロナというカードもある。こちらは現地へ行ってチケットが取れれば見に行きたいと思っている。 ***** 先週末、息子の担任の先生から「日曜日はザンクト・パウリ対ロストックの試合があります。危険なのでスタジアム周辺には近寄らないようにしましょう。」という連絡があったらしい。担任の先生は今年度からハンブルク日本人学校に着任された先生である。よほどのサッカーファンでなければ、この連絡の意味するところはピンと来ないだろう(笑) … という話はさておき … その近くに住んでいる Stefan は、やはり危険なので一日中アパートに引きこもっていたそうである。もともとザンクトパウリのサポーターはどちらかという思想的に左に寄っている人が多く、かたやロストックは右寄りというかネオナチに近いというか … でもともと感情的にも対立し合っていたらしい。 今回も、危険だからということでチケットを持っているにもかかわらずスタジアムに入れないロストックサポーターがいたり、そういった処遇に抗議してあえて入場しなかったザンクトパウリサポーターがいたり、そういった処遇に対する抗議行動がスタジアム周辺で起こったり、過剰な警備体制がかえって混乱を招いていたようだった。 今度ザンクトパウリがアウェイで試合をするドレスデンも、ロストックと似たようにザンクトパウリとはサポーターが感情的にいがみあっているらしい。「ま、今度騒動があってもハンブルクじゃないから気楽だけどね。」というのは Stefan の弁。
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聖ミヒャエル教会「子ども合唱祭」
「ミヒャエル」という愛称で親しまれているハンブルクの聖ミヒャエル教会。 ここで開催された「子ども合唱祭」にハンブルク日本人学校の子供たちが参加した。ちなみにドイツ語では “Kinder singen für Kinder” というイベントなので「子供たちのために歌う子供たち」とでもいった意味合いになろうか。また、”Festival der 1000 Stimmen”(1000人の声によるフェスティヴァル)という副題もついている。確かにプログラムを見ると100人を越える大所帯のグループもあったので、実際に1000人くらいの子供たちが参加したのかも知れない。ちなみに日本人学校は小学校2年生から中学校3年生までのおよそ70人が参加、息子は今年初めての参加となった。 歌われたのは3曲。1曲目はモーツァルトが亡くなった年に作曲した子供向けの歌曲《春への憧れ Sehnsucht nach dem Frühling K.596》。「五月の歌(たのしや五月)」という日本語詩でも親しまれているようで、ドイツ語と日本語で歌われた。2曲目は《Hamborger Veermaster》。古いドイツ語と英語で歌われる古いハンブルク民謡で、ハンブルクに住んでいる人ならほとんど知っている歌らしい。日本人がこの(言ってみれば俗っぽい)歌を歌うことは意外だったようで、最初はどよめきと失笑が漏れ、それから手拍子が加わった。3曲目は《世界がひとつになるまで》。昨年末に校内で行われた学芸文化発表会でも歌われていたので、もう半年近く練習している曲ではないか。さすがにいちばん声が出ていたように思える。 この3曲は、こういう場で披露する曲目としては理想的だったのではないだろうか。 初めて参加する息子がどのくらい気圧されるのか心配だったが「照明が熱かったけど楽しかった」と言っていた。 ***** お昼に息子を学校の先生に引き渡し、閉会して息子が戻って来たのが午後5時過ぎ。久しぶりの外食でお寿司を食べた。久しぶりに食べるとかなりうれしくほっとする。 ***** ドイツブンデスリーガは大詰め。今日ボルシア・ドルトムントがボルシア・メンヒェングラートバッハ(いわゆるボルシア・ダービー)に勝つと優勝が決まる。一方、スペインのリーガ・エスパニョーラではバルサのホームでクラシコが行われる。首位を走るレアルを追うバルサにとっては絶対負けられない一戦である。 というわけで、ネットでクラシコが見られるところを探して観戦する。 レアルの守備ってもっとルーズかと思っていたら、少し引いてかなり組織的に守っている。ほとんどバルサが攻め続ける展開なのだが、なかなか崩せない。先手を取ったのはレアル。エズィルのコーナーキックをバルデスが弾いたところをケディラが素早く押し込む。ドイツ代表2人の活躍。バルサも変わったばかりのアレクシス・サンチェスが1点返すが、その直後にエズィルの絶妙のパスに走り込んだロナウドが決める。レアルもバルサも直前の試合(すなわちチャンピオンズ・リーグの準決勝)で負けていたのだが、レアルがうまく切り替えたということなのかなあ。 ちなみに、日本のゴールデンウィークほどではないが、ドイツでも 5/1 の休日にからめて連休が取れるのでマドリードに小旅行に出かける予定。来週末はレアルもバルサもマドリードで試合を行うので(レアルはホームでセビージャと、バルサはアウェイでラーヨ・バジェカーノと)、どちらか(あるいは両方)見られるといいな。 試合の最中に、BvB の香川が2点目を取って優勝を決めたことを知る。優勝記念Tシャツとか香川のユニフォームのレプリカ(来シーズンもBvBにいるかどうかわからないので)とかを買おうと思ってファンショップにアクセスするが、アクセスが殺到しているようでなかなかつながらない。
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O to O
ハンブルクでは(ドイツ全般かな?)、冬の間いわゆる冬タイヤに履き替え、春になるとまたいわゆる夏タイヤに履き替える。以前、社長にこの履き替えのタイミングを聞いたことがあるのだが、ドイツでは「O to O」というらしい。 一つ目の “O” はドイツ語で Oktober すなわち10月、二つ目の “O” はドイツ語で Ostern すなわちイースター、つまり概ね10月から冬タイヤを履き始めて、3月下旬から4月下旬くらいの間で夏タイヤに履き替えるということである。 実際、先日イースター休暇で大ドライブを決行した時にもドイツの高地(決して山間部ではない)でかなりの雪に降られた。夏タイヤの方が快適なのでドライブ前に履き替えようとも思ったのだが、やはり替えなくてよかったと思ったしだいである。 というわけで、先週は私が乗っている車のタイヤ交換のためにディーラーに車を預けた(タイヤ自体もディーラーに保管してもらっている)のだが、妻が乗っている車については最初に納車された時の行きがかり上、自宅でタイヤを保管して自分で交換するはめになってしまったのである。 というわけで半年ぶりの重労働。 ***** 例によって、日曜日の午後はガブリエルが遊びに来る。息子とガブリエルの間でどう話がまとまったのかわからないが、夕飯をうちで食べることになった。今日はパスタの予定だったのであるが、案の定ツナのトマトソースは苦手だったようだ。買い置きがあったリゾットは大丈夫だったようで、何とかなった。 妻も息子もそれなりにドイツ語での意思疎通はできるので、私がいちばん緊張して言葉をつないでいたのではないだろうか?ガブリエルも気を利かせてくれて、サッカーなど雰囲気から内容がわかるような話を振ってくれる。 ガブリエルのお兄さんであるところのフィリッポが「うちでみんな待っているんだけど(推測)」みたいな感じでガブリエルを迎えに来た。自宅に連絡せずにうちで夕飯を食べてしまったらしい。
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4/14の徒然
3月下旬から出張やら旅行やらが続いていたので、自宅でゆっくりとした休日を過ごすのは3週間ぶり。 まず、やらなければいけないのは衛星放送を受信するためのアンテナの復旧である。学校の春休みに入った直後、時間と体力を持て余していた息子が庭でサッカーをやっていたところ、蹴ったボールが衛星アンテナのLNBを直撃してLNBをアームに取り付けるプラスチックを破壊してしまった。それ以来、うちでは衛星放送(日本語放送のJSTVを含む)を見られなくなっていた。 金属製のそれっぽいジョイントを買ってきてはあったのだが、アームの直径をちゃんと計っておかなかったのでアームの直径がジョイントの接続部分に対して太過ぎ、うまくはまらなかった。ジョイントのネジを少し長いものに変えれば何とか固定できそうだったので、電気屋ではなくDIYショップに行ってネジを買ってきた。なんか非常に不安定なのだがとりあえず衛星放送を無事に見られるようになった。とりあえずこのまま様子を見ることにする。 ***** 最近発売されたマドンナのオリジナルアルバム11枚組ボックスが3000円前後(こちらの価格では29.99ユーロあたりが最安値)で売られていて心が動く。妻からは「どーせ、全部聞かないんでしょ?」と言われたので逡巡していたのだが、以前発売されていたベスト盤が6.99ユーロで売られていたので、これで溜飲を下げることにする。 [tmkm-amazon]B002HNA95E[/tmkm-amazon] ***** そして、夕方からは北ドイツ最大の移動遊園地「ハンブルガー・ドーム」に出かける。1年に3回、春と夏と冬に開催されるのだが、それぞれに1回ずつ行き、息子はゴーカートのアトラクションを楽しみ、我々はパンとザウアークラウトが添えられたポークステーキ(美味!)とビールを堪能する、というのが恒例になっている。 夏のドームはいつまでも(午後9時過ぎまで)明るいし、冬のドームはかなり冷え込むし、ドームの華やかなイルミネーションを楽しむには春のドームがいちばん適しているのかも知れない。我々は9時過ぎくらいに退散したのだが、地下鉄(Uバーン)の駅では入れ違いに多くの人たちがドームに押し寄せていた。