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ハンブルク生まれ
ブラームスやメンデルスゾーンなどの作曲家を輩出しているハンブルクですが、今日ひょんなことから(たぶん全く有名ではないと思いますが)ひょんな人がハンブルク生まれであることを知りました。 ダグマー・クラウゼ(Dagmar Krause)。ドイツ・アヴァン・ポップの歌姫と言っていいのかなあ?スラップ・ハッピーに加入後、ヘンリー・カウに吸収合併される形で加入、その後アート・ベアーズ、と、いわゆる「レコメンデッド系」の中核を担うバンドでヴォーカルをつとめます。とにかく、その唯一無二のヴォーカル・スタイルが非常に気に入っているのでありました。 (これもおそらくほとんどの方は知らないと思いますが)スラップ・ハッピーの代表曲《カサブランカ・ムーン》です。とはいえ、戸川純さんもカバーしています。映像は「カサブランカ」つながりだけで、本編とは全く関係ありません(笑)。 アート・ベアーズやスラップ・ハッピー以降のソロ・アルバムは軒並み廃盤のようで聞きたくても聞けません … 街中の怪しい中古レコード店に行けばあるかな?
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また雪
朝起きたら、かなりの雪が積もっていました。出社する時に車に積もった雪を払いのけたら「さらさら」だったので、明け方から早朝あたりに降ったものと思われます。 ということは、除雪作業が十分に行われていないということで、アウトバーンは1号線(A1)に乗ったところから渋滞になり、いつも使っている出口(Stapelfeld)のちょっと手前からは完全に流れが止まってしまいました。おかげで普段は15~20分ぐらいで会社についてしまうところを、今日は1時間ちょっとかかってしまいました。下道を通ればよかったなあ。 電車→バスを乗り継いで会社に来る通勤者に聞いたところ、バスは一本キャンセルされたそうですが、電車はちゃんと動いていたとのことでした。 ***** 夕食は久しぶりにペンネ・アラビアータと白ワイン。
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新メニュー(進化するベトナム・フォー)
さすがに3日続けてカレーというのもどうなの?という感じなので、久しぶりに「Asia Lam」へ。 そういえば先月「来月から新メニューができるから」と言われて以来、行っていませんでした。 ということで、別のメニューが頭の中にあったのですが「新しい麺のメニューができたけどどう?おいしいわよ。」ということで、わけもわからず注文してみることにしました。「そのメニュー書いてもらえますか?」と頼んだところ、「牛肉のグヤーシュとライスヌードル」とのこと。グヤーシュ?一抹の不安がよぎりますが、まあ注文してしまったのでしょうがありません。アルコールフライを飲みながら待つことにしました。 雰囲気は以前からあるメニューのベトナム・フォーに似ていますが、細かく刻んだハーブやごろごろとした牛肉やにんじんやジャガイモが入っていて、スープはトム・ヤム・クンの辛さを抜いたような感じの魚介類ベースの味で、辛みよりも甘みや酸味の方が強い感じです。普通のベトナム・フォーがさっぱりとした味であるのに比較すると、もう少し主張のある味です。ともあれ、「グヤーシュ」と言ってしまうと特にアジア人には誤解を招いてしまうのではないかなあ?「rote pho(赤いフォー)」とかどうでしょう? まあ、なんだかんだ言ってもおいしいです。ただ、この味は以前に食べたことがあるはずなのですが、なかなか思い出せません。アジアの国はそんなに行ったことがないのにどこでだっけ?と考えていて、やっと思い出したのが、浜松にあった「海鮮ラーメン アシアンヌードル」のアシアンヌードル。スープの味はかなり近いです。このお店、私の知る限りもう閉店してしまったのですが、ウェブ上にはまだ情報が残っているようなので、興味がある方は探してみて下さい。 この感動を何とか伝えたくてiPhoneの電子辞書をひきながら意思疎通を図りました(笑)。「これはメニューに載るんですか?」とか「また食べたいです」とか言ったつもりなのですが、うまく通じたんだろうか?「当面はランチメニューだけにするつもりだけど、注文すれば作ってあげるわよ。」と言われたような気がしています。
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いただきます
ドイツでは食事を始める時に、テーブルにいる他の人たちに対して「Guten Appetit.」と声をかけます。直訳すると「よい食欲を」という意味なのですが、フランス語で「Bon appetite.」、イタリア語で「Buon appetito.」、英語で「Enjoy your meal.」のように「召し上がれ」という意味になります。 不勉強ゆえ、それ以外の言語で何というのか知らないのですが、日本人は(日本語では)「いただきます」と自分が食べることを宣言するわけです。それに対して、これらの挨拶は他人のことをおもんばかっているわけですから、何か文化が違うなあ、とあらためて思いました。 それはそれとして、(今さらですが)今日の昼食時に「Guten Appetit. と言われたら、どう返せばいいの?」と聞いてみました。パターンとしてはいくつかあって、 同じように「Guten Appetit.」と返す。 単に「Danke.」と言う。 「Ihnen auch.」と言う。 でいいということを教えてもらいました。3つ目は英語で言うと「The same to you.」とか「You too.」に当たる「あなたもね」ということになるそうです。
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拳でドンドン
そういうわけで、ダン・タイ・ソンがショパンの前奏曲集作品28の第24番を拳でドンドンやっている動画がニコニコ動画にありましたので貼付けておきます。 【ニコニコ動画】ショパン:前奏曲 ニ短調 作品28-24 ピアノ:ダン・タイ・ソン Dの三連打の最初の一音は上から降りてくるアルペジオの最後の音になるわけですし、拳で叩くのは不可能だと思うのですが、一ノ瀬海は三発叩いたんでしたっけ?(すみません、コミックは日本に置きっぱなしなので)
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カレーを作りました
まったりと過ごす日曜日。音楽を聴きながら惰眠をむさぼる幸せ。 先日買った「ドイツ・グラモフォン111」(55枚組ではなくて6枚組の方)をつらつら聞いていたのですが、けっこう55枚組に含まれていないものも入っていますなあ。まあ、挙げ始めるときりがありませんが、バーンスタインの自作自演によるキャンディード序曲(オケはロサンゼルス・フィル、アメリカの作曲家による作品集に入っていた演奏ですね、確か)、ジュリーニ/キャサリーン・バトルによるフォーレの《レクイエム》からの「ピエ・イエス」(これ、当時買って後悔しました …)とかが入っています。 で、衝撃を受けたのがマルタ・アルゲリッチによるショパンの前奏曲集 op.28。これは全曲が55枚組の方に入っていますが、6枚組には最後を飾る第24曲が収録されています。 ショパン:24の前奏曲集 漫画「ピアノの森」の中で主人公である一ノ瀬海がショパン・コンクールの一次審査でこの曲を演奏し、最後の低音のDの二分音符三発を拳で叩く(山下洋輔か!)というエピソードがあります。コミックで読んだ時にはこの曲を聞いたことがなかったので、ずっと聞きたかった作品でした。パブリックドメインのピアノ譜がウェブ上にあったので楽譜を見ながら聞いてみたのですが、最後はD mollの和音が鳴り、その和音の最高音から一気に6オクターヴ駆け降りて、ほぼ最低音のD(D1になるのかな?)が三つ鳴ります。アルゲリッチの演奏もとても情熱的でよいです。 ***** 夕飯は昨日買ってきたカレーを。分量も適当、野菜もぶつ切り、カレーをおいしくするための下ごしらえもばっさり省略、市販のルーをしかも一種類だけ、ということで極めてシンプル、まるで「キャンプ場で作るカレー」みたいになってしまいました。日本食レストラン「あかり」のカツカレーも最近食べていないし、食べるカレーはタイ風ばかりだったので、こういう「いかにも日本的なカレー」を食べるのはものすごく久しぶりのような気がします。食べながら、カレーを食べた思い出がどんどんフラッシュバックして、子供の頃に母親が作ってくれた(そして、時々味が気に入らなくて「食べない」と言っては怒られた)あたりまで遡ってしまいました。久しぶりに実家とSkypeしたからかなあ …
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引っ越し打ち合わせ
ブログを読んでいただいているみなさんもお気づきだったかも知れませんが、右上に表示されるカレンダーの曜日(特に毎月第1週目)がずれていることがありました。バグかなあ、と思っていたのですが、このたび WordPress をアップデートしたら直ったようです。以前のアップデートがうまくいっていなかったのかなあ? ***** 午後、そろそろ出かけようかと思っていたところで、高校時代の友人から電話が。よくある「飲み会の途中で、飲み会に来ていない知り合いに電話してみる」といった類いのやつです。彼らは当然新潟で飲んでいるし、私は当然浜松にいるものだと思って電話しているわけで、「いや、今すぐに来いと言っているわけじゃないんだけどさ(本当は新潟弁、以下略)」というオチがあるのですが、そこで彼らが予想だにしない展開が(笑)。 「お前ら、俺が今どこにいるか知ってんの?」「え、浜松じゃないの?」「ドイツにいるんだよ(笑)」「え(驚)?じゃ、この電話ドイツにつながってんの?」 というわけで、前回に引き続き、またしてもひょんなことから引っ越し挨拶になってしまいました。思い返せば、家族がしばらく日本に残るということで、海外赴任の挨拶は全然していませんでした。しかも昨年は喪中だったので新年のご挨拶も控えてフォーマルな喪中はがきだけで、しかも発送は全て妻任せ … いきなり「電話代がかかる(笑)」ということで手短に話をまとめられてしまいましたが、彼らの近況も聞けたし、次回帰省した時に飲む約束もできました。いつも帰省しても連絡はしないし、たまに飲み会の連絡をもらってもすでに帰省先から浜松に帰ったあとだったりして、何回も「お前って、そういう奴だよな」と責められていましたが、いまだにこういったお誘いをもらえるのはうれしい限りです。(とか言いながら、次回帰省時には約束をコロッと忘れていそうで心配なのですが …) ***** 今日は、まず街中の「Asia Markt 味豊」で買い出し。お米が切れそうだったので補充しに行ったのですが、ふとインスタントカレーの「こくまろ」が目についたので買ってみました。ちなみに200gの辛口で3.95ユーロでした。その他、韓国ゆず茶や辛ラーメンなどを。 ***** そのあとはHalstenbekへ。新居が決まったので現在住まれている方との打ち合わせに行きました。駐在経験のある友人にも言われたのですが、多くの場合、日本の住居よりもドイツの住居の方が広いわけで、ドイツで住んでいる環境をそのまま日本に持っていくのは難しいわけで、もし必要なものがあれば次に入居する我々のために残していって下さるということで、その打ち合わせに行ったわけです。 その後、HalstenbekのEDEKAでさらなる食料の買い出し。午後5時過ぎに行ったのですが異様に静かでした。土曜日のこの時間だとすでに一勝負ついてしまった後なのでしょうか。 ***** 徐々に体調も上向きになってきたので、かなり久しぶりに近所の「Conrad’s」へ。年末最後の日に行ったきりだから今年に入ってからは初めてになります。例によって「Große Weizen?」と聞かれたので「Ja, natürlich」と返すとウィンクしてくれました。おお、何か常連みたいです(笑)。 食事の方も久しぶりにガッツリいきたかったのでシュニッツェルを。初めて試す「champignonrahm schnitzel」を注文してみました。英語にするとマッシュルーム・クリームです。 (自分のためのドイツ語備忘録) 完全なブロークン・ジャーマンで「エスプレッソ下さい」と頼んでみたのですが、とりあえず通じたようです。本当は Ich hätte gerne einen Espresso. でいいのかな?Ich würde gerne einen Espresso haben. でもよい?
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何とか週末にたどり着きました
仕事が詰まっていたり、ずっと風邪気味だったり、滑って転んで膝を強打したり、とても長く感じられた一週間でしたが、やっと週末です。昨日がっつり食事をとって素晴らしい演奏会を聞いたら体調は少しよくなりました … が、今日は先輩駐在員が風邪でお休みとのこと。ひょっとして風邪を移してしまったかなあ … ***** 結局、今週の夕食はずっと野菜の煮込みを食べ続けていたような気がします。お昼は社員食堂でそこそこ動物性タンパク質を摂っていたので栄養バランス的には問題ないはず …
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演奏会その29: シュターツカペレ・ドレスデン
不覚。 毎日毎日似たような積雪情報をブログに書き綴っていたにも関わらず、今日はわざわざいちばん滑らない靴を選んで履いたにも関わらず、車に乗る時に滑ってすっ転んでいまい、左ひざを思い切り地面にぶつけてしまいました。シャーベット状の雪がつるつるの氷の上に積もっていたようです。すぐにでもその場にうずくまりたい気持だったのですが、さすがに雪の中に倒れこむわけにもいかず、何とか車の中に入って数分呻いていました … しばらくしたら痛みも治まったので今のところは大丈夫そうです。 ***** さて、昨年に引き続き、2回目のシュターツカペレ・ドレスデンの演奏会です。「ノルディック・コンサート」と題された北欧をまわるツアーのようで(ハンブルクは北欧かい!)、ノルウェーのオスロ(2/2)、デンマークのコペンハーゲン(2/3)、ハンブルク(2/4)、スウェーデンのストックホルム(2/6)という予定です。 ライスハレ周辺は意外に空いていたので、車は余裕で路上駐車できました。夕食はいつもの「Am Gansemarkt」で。アプフェルショーレ、サラダ、グヤーシュスープと控えめにしていた(前はこれにハンバーガーを注文していたりした)のですが、いい具合にお腹にたまります。 Sächsische Staatskapelle Dresden • Frank Peter Zimmermann • Neeme Järvi Nordic Concerts Thu, 08:00 PM / Laeiszhalle / Großer Saal Sächsische Staatskapelle Dresden Frank Peter Zimmermann Violine Neeme Järvi Dirigent Johannes Brahms: Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 77 Richard Strauss: Also sprach Zarathustra / Tondichtung […]
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備忘録:吹奏楽データベース修正
やはり少しずつ気温が上がっています。昼間は陽もさしていました。夜になって、交通量が多い道路は雪も氷もなく乾燥した状態になるのですが、交通量が少ない道路(例えば会社の駐車場など)は溶けた雪の表面が凍るので、つるつるの氷になってしまいます。 ***** 相変わらずノドが痛いです。会社でもゴホゴホやっている人が増えてきているような気がします。早く寝よっと。 ***** 備忘録。 吹奏楽コンクールデータベースをながめていると「はて?」と思う作曲家、自由曲を目にすることがあります。今まで確認する術がないと思っていたのですが、今さらながらにブレーンのミュージックダウンロードストアを利用すればいいことに気付きました。ここにはかなりの数の全国大会音源があって、冒頭だけなら無料で視聴できるわけです。というわけで、(少々どうでもいい話ですが)データベースを修正したメモです。 1979年(第27回大会)の一般の部に出場した郡山吹奏楽団。資料には《ロシアの教会音楽》(リード)と書かれているのですが、これが《ロシアのクリスマス音楽》であることを確認しました。まあ、これは言わずもがなですが、一応確認ということで。 これは多数あるのですが、自由曲が《トッカータとフーガ》(バッハ)とだけ書かれている団体があります。全国大会でこう書かれていた団体については、全て《トッカータとフーガ ニ短調》であることを確認しました。支部大会については確認手段がないのでそのままにしてあります。まあ、ほとんどが「ニ短調」だと思うのですが、たまに「ハ長調」を取り上げる団体もあるので即断はできません。 1970年(第18回)の大学の部に出場した福岡大学吹奏楽団。《ファンタジア ト長調》(マーベス/R.L.リースト)とあります。ずっと読み違えてフランシス・マクベスだと思っていました。マクベスがこういうタイトルの作品を書いたことがないことを確認したあとで演奏を聴いてみたら、何のことはない、バッハの《ファンタジア ト長調 BWV572》であることがわかりました。それと、この表記から編曲者はR.リーストとE.F.ゴールドマンだと思います。で、念のため1974年(第22回)の一般の部に出場した横手吹奏楽団の自由曲《ファンタジア ト短調》(私にリストにはこうありました)を聞いてみたら、これも同じ作品でした。 サーバーへのアップロードはもうちょっとまとまったところで行いますので、少々お待ちを。