Lion へのアップデートには1年以上を要した私が、Mountain Lion リリースの2日後にはアップデートした。
うちの MacBook (Late 2008) だと Snow Leopard から Lion に移行した時にかなり動作がもっさりするようになったので、これを早く改善したかったのが大きな要因である。
ロンドンオリンピックの開会式を見ながら、問題なくダウンロード→アップデートを行うことができた。
主に使っている有料アプリケーションは「ファイルメーカー」くらいなので、ひとまずこれが動けば問題ないと思っていたのだが、特に問題なく動いているようだ。
いつになくアップデートが順調にいってめでたしめでたし … と思っていたら、「吹奏楽のページ」の開発に使っているローカルのウェブサーバー環境がうまく動かない。localhost にアクセスしても「It works!」としか表示されなくなってしまった。
「そういえば、Lion に移行したときもそうだったっけ?」と思いつつ、
- (デフォルトではディセーブルされている)mod_rewrite が動くように httpd.conf を書き換える。
- デフォルト(http://localhost/)で自分のフォルダー内の「サイト」にアクセスされるように、httpd.conf の DocumentRoot を書き換える。
- strtotime がうんちゃらかんちゃらでエラーが出るので、php.ini を作る。
- それからデフォルトでは SQL が使うソケットの置き場所が正しく指定されていないので、これも php.ini を書き換える。
といった作業で無事開発環境は元通りにすることができた。次回のアップデート時の備忘録としてメモしておく。
オリンピックの開会式はドイツ時間午後10時に始まって、終わったのは午前2時くらい。サー・ポール・マッカートニーが出るということで眠気を我慢しつつ見ていたのだが、大したことなかったなあ …
サー・サイモン・ラトル指揮のロンドン交響楽団とMr.ビーンことローワン・ワトキンソンの共演による「炎のランナー」が秀逸だった。Mr.ビーンらしいギャグ。
前半はいたるところでエルガーの《エニグマ変奏曲》の《NIMROD》が使われていた。どうも、この曲は涙腺が緩んでしまう。