日本版とは違うのだよ、日本版とは

「ケロロ軍曹」のおかげで、日に日に(私と息子の)ガンダム熱が高まっている今日この頃。

日本に帰った時には「ガンプラ」を買ってみようという話をしていて、当然息子はまずガンダムを作りたいと言っていた。私としてはそんなに重要な要素ではないのだが、息子にとってはコアファイターがちゃんと分離/合体することが重要らしい。Gファイターを検索してウェブで見せたときにも狂喜乱舞していた。

ということで、日本に帰ったら劇場版3部作のDVDでも買ってみるか、と考えてウェブをつらつら眺めていたのだが、けっこうなお値段がする。どうしようかなあ?と思って amazon.de を見ていたら、3枚で20ユーロ(約2000円)で売られていたので、つい買ってしまった。

 

おそらく、アフレコの差し替えが行われた、いわゆる「特別版」だと思うのだが、細かいことは気にしない。

そういえば、劇場版第2作「哀・戦士編」が公開されたのは私が中学生だった頃で、友人数人と見に行った。第1作を見ないままに第2作を見ることに釈然としなかった私は、映画館の前で「やっぱ、俺『エレファント・マン』見るわ」ということで、一人でデヴィッド・リンチ監督の「エレファント・マン」を見に行った記憶がある。わがままというか、いけすかないというか、ゴーイング・マイ・ウェイというか … な奴だったんだなあ。

まあ、実際、個人的にはリアルタイムではあまり盛り上がっていなかった。(友人は学校の階段で「アムロ、いきま~す」とかやっていたが。)

個人的にはまったのは高校三年生の時にテレビで再放送されたあたり。毎日夕方から再放送されていた。受験間近ということで部活もすでに引退していたので、家に帰ってきて、「ガンダム」を見て、ちょっと仮眠して、夕食を取って、それから勉強を始めるというのが日課だった。さすがにこういうピリピリした時期には友人と「ガンダム」の話題を共有することもなかったと思う。

大学に入って、久しぶりに「ガンダム」シリーズが再開するということで、同じ研究室の友人が大騒ぎしていた。今までこれは「Zガンダム」だと思っていたのだが、ちょっと調べてみたらタイミング的には「ZZ」の方が正しいようだ。まあ、この時期にはすっかり興味はなくなっていたが。

… というわけで、私はファーストガンダム以外ほとんど知らないし、興味がない。

さっそく、家族で第1作から見始めた。

地球とスペースコロニーの関係、ジオン公国と連邦軍の関係などを小学一年生の息子に理解させるのはけっこう大変。さらにニュータイプという概念、シャア(キャスバル兄さん)とセイラ(アルテイシア)の関係、ダイクン家とザビ家の関係なども加わったら、もうわけがわからなくなるだろうな。また、「スーパー戦隊シリーズ」などに比べてリアルな戦闘シーンは「ちょっと怖い」とも言っていた。

絵は最近のモノに比べるとはるかに稚拙だが、やはりストーリーには引き込まれる。最初はそれほど興味がなかった妻も「早く続きを見たい」と言っているし。

 

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