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皇帝の天気と日本戦
久しぶりにドイツの生活ネタなど。 昨日からその気配はあったのだが、今日はいわゆるピーカン。ドイツではこういう天気を “Kaiserwetter”(皇帝の天気)と言うらしい。 そして今日は Siebenschläfer (ズィーベンシュレーファー)という日。昔からの習わしでこの日の天気がその後7週間続くと言われているのだとか … まあ、天気予報に夜と今週後半からはまた気温が下がって過ごしやすくなる(というか少し肌寒くなる)らしいので少し安心なのだが、こんな天気が7週間も続くとまいってしまう。 そんな猛暑の中、なでしこジャパンはニュージーランドとのグループリーグ第1戦を戦った(らしい、さすがに勤務中なので詳細は見ていない …)、そして勝った(らしい)。 ***** 弟に男児誕生。さっそく写真を送ってもらったのだが、うちの息子が生まれた時の写真にそっくりだった。 これは、 私と弟が似ているので、それぞれの子供が似るのは当たり前 そもそも、生まれたばかりの子供は同じような顔をしている のどちらなのだろう(笑)?
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ホルベルク組曲
そういうわけで、最近集中してグリーグの作品を聞いている。有名な《ペール・ギュント》や自身が撤回してしまった《交響曲》などを聞いていると、がっちりとした構成感のある作品ではなく、美しい旋律がちりばめられた小規模な作品の方が、この作曲家の魅力を味わえるのではないかと思っている。それを考えると66曲にもなるピアノ曲集《抒情小曲集》も聞いてみたくなる。 そんな中で妙に気に入っているのが《ホルベルク組曲》。組曲《ホルベアの時代から》とも言われる。たぶん以前にも聞いたことがあるはず … と思ってちょっと探したら、森田一浩さんによる小編成吹奏楽への編曲が全日本吹奏楽連盟から出版されていた。この出版時には参考音源CDも発売されたので、それで聞いているはずだ。 Wikipedia によると、グリーグと同じくノルウェーのベルゲンに生まれた、デンマーク文学の父と言われている文学者ホルベアの生誕200年(1884年)を記念して書かれた作品で、もともとはピアノ曲として書かれたものを作曲者自身が弦楽合奏に編曲した。ホルベアの生きていた時代の音楽であるバロック時代の音楽の形式を借りた、いわゆる「擬古典主義」的な作品である。 … ってなことを読んでいると、私の好きな作品の一部は、この「擬古典主義的」という言葉で括られるのかなあ?と思ったしだい。例えば、レスピーギの《リュートのための古い舞曲とアリア》第3番や、ストラヴィンスキーがペルゴレージの作品を使ったバレエ音楽《プルチネルラ》などがそうだ。ウェーベルンやシェーンベルクが新しいオーケストレーションを施したバッハの作品なんかもひょっとして含めていいのかも知れない。 あ、吹奏楽でもジェイコブの《ウィリアム・バード組曲》なんかは好きだなあ。
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6/25の徒然
土曜日はだいたい買い物に行く日である。 食料品のほかに細々したものを買おうと計画していたのだが、天候が怪しかったので今日は近場のスーパーマーケット「REWE」に行って食料品のみを買い込むことにした。まあ、妻にとっては私が一緒に行けばビールのケース買いができるのでありがたいらしいが … ところで、REWE は昨年のワールドカップの際に代表選手のコレクターカードを配布していた。その時のトピックはこちらやこちら。今年は日曜日から女子のワールドカップがドイツで開催されるということで、今回も似たようなキャンペーンが行われている。 ドイツ鉄道(DB)や、サッカーのトレードカードで有名なPANINI(パニーニ)と協力して、全出場国の全選手のステッカーを配布している。10ユーロのお買い上げにつきもらえるステッカーは2枚。ステッカーは合計で300枚以上あるので気が遠くなりそうである。まあ、ステッカーは通常のパニーニのものであればお金を払えば買える。さすがにそこまで散財はしませんが。(うちの会社には息子さんのためにUEFAチャンピオンズリーグのシリーズを集めて100ユーロほどかけたという人がいる。) また、これらのステッカーの中にはDBのチケットが割引になるラッキーステッカーが含まれていたり、ワールドカップが行われるスタジアムのステッカーを全て集めて(ちなみに全部で9会場)送るとDBの無料乗車券がもらえたりする。 ***** 午後、息子はお誘いを受けて、ガブリエルのお姉さんであるアリーチェの誕生会へ行く。先週の誕生日にささやかなプレゼントをあげたり、そのお礼にたくさんのキャンディをもらったりした延長なのだろう。もっともガブリエルとしても、年長の、そしてほとんど女の子であるアリーチェのお友達が集まるので、遊び相手が欲しかったのかもしれない。 そして、息子は泥でドロドロになって帰って来た。
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焼き肉のある風景
会社がハンブルク中心部に引っ越してきたメリットの一つとして「車でも電車でも通勤できる」ということがある。 以前の勤務地は電車で行こうとすると遠回りになるし、電車を乗り換え、なおかつバスに乗り継いで会社まで行かないといけなかった。一度だけどうしても電車を使わざるを得ない状況があって利用したのだが、所要時間はおよそ1時間30分だった。 新しい勤務地は幸運にも乗り換えなしに最寄り駅まで行くことができ、そこから徒歩5分。所要時間は45分というところか。 以前は飲み会に行くのももう一人の駐在員と交代で車を出していたりした(つまりどちらかは飲めない)のだが、今の職場だと飲み会のある日は電車で行けば(たいがい中心部で行われる)飲み会へのアクセスも楽だ。 というわけで前置きが長くなったが、今日の夕食は家族と落ち合って外食することにした。お店は、私は行ったことがあるが家族が行ったことがない韓国料理の「MIGA」である。 (前に行った時にエントリーはこちら) お好み焼きが好きな息子に韓国風お好み焼きであるチヂミ(韓国語ではパジョン)を食べさせてみたかったので注文したのだが、そのままでもかなり辛い。私も最近は辛いものを食べ慣れていないせいか、急に血行がよくなったようで、ビールがまわるまわる … あとは、いわゆる「焼き肉セット」のようなものを2人前注文したのだが、やはりちゃんと韓国の方がやっているお店なので、キムチ類やら、ご飯やら、肉を巻いて食べる野菜やらがどかっと出てくる。異常な酔いの回りもあって当然全部食べられない。最近は「お持ち帰り」という技を覚えたので、パジョンのお持ち帰りをお願いしたのだが、「こっちも?」と言われて焼く前の生肉(とはいってもちゃんとタレに漬け込まれていますが)もお持ち帰りさせてもらうことになった。日本の常識では考えられないが、自己責任ということなのか。 息子は当然(といっていいんだろうか …)お店のおじちゃんやらおばちゃんやらにいじられる。いつも外食する時には、料理が出てくるまで退屈しないように自由画帳を持たせて、絵や字を書かせているのだが、そこにおじちゃんの名前を書いてもらい、自分の名前も書いてお互いに覚えようとしている。ひょっとして仕事を邪魔しているのかと思うと少し心苦しいが … もともと肉(特に牛肉)が好きな息子は「なんで、今までここに連れてきてくれなかったの?」という鋭い突っ込みをするくらい気に入ったようだ。 ***** やはり、久しぶりにかなり辛いものをがっつり食べたので、帰宅してからお腹の調子が大変だった … ま、たまにはいいか。
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YMOなどなど
いよいよ今週末アメリカでYMOがライブを行う。1980年以来31年ぶりだそうな。さすがに見に行きませんが。 まあ、個人的には YMO に限らず、こういう同窓会的なライブには懐疑的なのだが。 ***** 7/27に「TECHNODON」が再発されるそうな。当時シングルのみに収録されてた《ポケットに虹がいっぱい》の英語版が追加収録される予定だとか。 再生YMOの先行シングルだった《ポケットに虹がいっぱい》はアルバム「TECHNODON」に収録するには明らかに曲調が浮いていた。それをアルバムの中で《CHANCE》のエンディングから曲間なしにつないでしまうというアイデアはなかなかよかったと思うのだが、英語版を追加するとなると、そのあとにもう一度あのフワフワしたオープニングを聞くことになるわけである。これはちょっと収まりが悪いのではないかなあ。 それよりも「TECHNODON Deluxe Edition」とかにして、 Disk 1: TECHNODON(オリジナルフォーマットのまま) Disk 2: TECHNODON LIVE(オリジナルフォーマットのまま) Disk 3: まだDVD化されていない東京ドーム公演の映像 Disk 4: 当時リリースされたリミックス盤2枚+《ポケットで虹がいっぱい》英語版が収録されたボーナスディスク の4枚組とかにすると歓迎されるのではないかと思うのだが。 しかし、もう再生コンサートですら18年前の話なのね …
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今日届いたもの
Grieg: The Complete Orchestral Music (いろいろな方から「ボックスばっかり買ってんじゃん」と言われていますが …) ノルウェーの作曲家、エドヴァルド・グリーグの管弦楽作品を集めた8枚組のボックス。オーケストラはグリーグが生涯のほとんどを過ごした地であるベルゲンのベルゲン・フィル、レーベルはお隣のスウェーデンのBISである。 グリーグの管弦楽作品集というと、グラモフォンからネーメ・ヤルヴィとイェーテボリ交響楽団の演奏が廉価で出ているし、評判もよい。最初はそちらを買おうと思っていたのだが、「録音が新しい」「ヤルヴィというと粘性の高い演奏という印象があるので、もう少しすっきりした演奏を聴きたい」「BISレーベルの瑞々しい録音に期待」「BISの方が枚数が多い(笑)」ということで、こちらの全集を買ってみることにした。 会社に届けてもらったので、帰りの車の中で《ペール・ギュント》を聞いてみる。《ペール・ギュント》というと、一般的に知られているのは「組曲」なのだが、もともとは劇音楽として書かれたものなので、セリフや歌などが入っている。この全集に含まれている演奏は、厳密にいうと全曲版ではなく最近作られた演奏会用バージョンらしいのだが、セリフなどの音楽以外の要素がカットされているだけであらすじを追うのには支障ないらしい。とはいっても物語はノルウェー語で展開されるので耳で聞いているだけでは全くわからないのであるが … とりあえずCD1枚分の《ペール・ギュント》の前半を聞いての感想。上にも書いた「組曲」に収録されている《朝》や《山の魔王の宮殿にて》や《ソルヴェイグの歌》などの旋律がそこかしこに使われているのがわかった。それから、録音や演奏については上に書いたような期待通りだったので概ね満足。演奏はやや荒削りなところがあるが、民族的な雰囲気が出ているともいえるだろう。 ホワッツ・イット・オール・アバウト パット・メセニーの新譜。ある意味ギミック満載ともいえた前作「オーケストリオン」とは対照的にギターソロ、しかも全てスタンダード作品を弾いている。 《サウンド・オブ・サイレンス》とか《イパネマの娘》とか《アンド・アイ・ラブ・ハー》とか、パット・メセニーが弾いたらどうなるか興味ある曲が多かったので買ってみた。 夕食をとりながら「ながら聞き」をしたのであるが、これだと単に耳ざわりのいいイージーリスニングにしか聞こえないなあ。もうちょっと聞き込んでみないと。 日本盤にはボーナストラックとして《ラウンド・アバウト・ミッドナイト》も入っているそうで、これも聞いてみたいなあ。
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「吹奏楽のページ」更新しました
http://www.musicabella.jp/ 表面的にはほとんど変わっていませんが、かなり大規模な構造変更をしました。それにともなって作曲者/作品のアクセスカウントもリセットされています。ご了承下さい。 それから、コンクールデータベースの修正と細々としたデータ追加を行いました。メールそれからブログ上でご指摘いただいた方々、ありがとうございました。また、ご指摘いただいてから更新までにかなり時間が空いてしまったことをお詫びいたします。 現在トータル21135件のデータが登録されています。一応、北海道支部大会についても全ての情報を入力しましたが、参考にした「北海道吹奏楽連盟40周年記念誌」でも曖昧な部分があります。特に初期の大会について情報をお持ちの方はお知らせ下さい。
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3年目
というわけで、一昨年の昨日ドイツに着いて、一昨年の今日から今の会社で働き始めた。早いもので今日からドイツ生活3年目に突入というわけである。 昨年はこんなことを書いていたのであるが、この一年は最初の一年以上にあっという間に過ぎてしまったような気がする。 プライベートにおけるドイツ生活とか、会社における役割とか、とにかくがむしゃらにやっていた一年目と比べて、この二年目は自分のいるべきポジションが何となく安定してきて、自分のために用意されているスペースへの収まりがよくなっているように思える。 何となく、生活の仕方とか、仕事の仕方がわかってきたと言えるのだろうが、その反面、このまま安定していてはいろいろなことをやり残してしまうのだろうなあ、というぼんやりとした不安もある。 いつ「帰って来い」と言われるか分からないという意味で、今がドイツ生活における何合目なのか知る由もないが、まあ、もうちょっとアクティブにやってみましょうかね。
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今日買ったもの
最近、息子が宇宙に興味を持っているようなので、BBCの「Wonders of the Solar System」と、ついでに「Wonders of the Universe」というブルーレイディスクを注文してみた。まあ、同じくBBCが制作した「Planet Earth」の素晴らしさに味をしめたわけなのだが。(ソーラーシステムというと太陽光発電のようですが(笑)、太陽系の意味です、念のため。) それから最近お気に入りのデヴィッド・シルヴィアンの新作。 ダイド・イン・ザ・ウール~マナフォン・ヴァリエーションズ [日本盤、解説/歌詞・対訳付] 「マナフォン・ヴァリエーションズ」という副題からも明らかなように、前オリジナルアルバム「マナフォン」を再構成したもの。 アレンジとして日本人作曲家の藤倉大さんなどが参加している。
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恐竜のいるプール
日曜日。妻はハンブルク日本人学校で行われる英検の手伝いがあるとかで、朝早くから出かけて行った。 息子とちょっと遅い朝食をとったあと、昨日の約束通りプールに行くことにした。今週末から学校の授業としてプールがあるらしい(日本人学校にはプールがないので電車を使って他の施設に行くのだそうだ)ので、昨日買ったゴーグルを使ってみるとか、濡れた水着を早く着替えられるかとか、それなりに目標がある。 行ったのは、先月「ドイツニュースダイジェスト」で紹介されていたところ。 http://www.newsdigest.de/newsde/content/view/3501/60/ 屋内と屋外に競泳用のプールがあり、もう一つ屋内に子供用のプールがある。(お父さんとしてはサウナにも行きたかったのだが、息子はまだ無理そうだったのであきらめた。)子供用のプールは古代のジャングルをイメージしたような作りで、そこかしこに大きな恐竜の模型がある。 息子はというと、新しいゴーグルにはご満悦だったのだが、顔を長い間水につけておくことはまだ怖いようだ。水に恐怖心をもっても困るので少しずつ慣らしていくしかないのかな。とりあえずは水の中を歩き回っているだけで楽しいようだ。 この施設には簡単な食事がとれるコーナーもある。(水着を着たまま食事ができるスペースがあるのだが、我々は着替えてから行った。)カリーブルストがうまい。久しぶりに食べたせいなのか、本当においしいのかよくわからないが。 しかし、息子と一緒に水の中を動き回っているだけで、かなりいい運動になる。水泳をしたあとの心地よい気怠さはけっこう好きである。「帰ったら昼寝するぞ。」「え〜、しないよ。」とか言っていたのだが、車に乗ったらあっさりと寝てしまった。