異国の友人(日曜日の徒然)

日曜日。嵐のような音で目が覚める。目が覚めたのは妻と同じようなタイミングだったらしい。こちらではふだんあまり強い風は吹かないので、窓ガラスを叩くような雨風の音がすると少々びっくりするのである。

朝からiTunesで音楽を聞きながら、ちまちまと吹奏楽コンクールデータベースの整理。お寄せいただいている情報を新たに入力したり、新機能の実装を試したり、PHPを勉強することによって今まで冗長だった実装をすっきりさせたり、などなどである。

「お父さん、コンピューターばかりいじっていないで遊んで!!」という、至極まっとうな息子の主張(笑)を受け入れて、少し息子とサッカーを。当然、風の外では無理なので屋内で。

午後になると、少し晴れ間もでてきたようで、裏の教会の裏庭からサッカーボールを蹴る音が聞こえてくる。最初は2階の窓から見物していた息子であるが、いてもたってもいられなくなったようで「一緒に遊んでもらう」ということで外に飛び出していった。当然、言葉でのコミュニケーションができないので何となく加わりたいそぶりを見せながら近づいていったのだが、最終的には何となく混ぜてもらったようだ。(我々は2階の窓から観察していました。)

その後が大変。午後5時を過ぎるとあたりが暗くなってきたので、比較的年が近い子に家まで送ってきてもらったのだが、お互いの意図がよくわからない。その子はお母さんの手作りらしいケーキをお土産に持って来てくれたようなのだが、息子は息子でその子を家に招き入れ、中でも遊ぶことになってしまった。サッカーをしたり、息子の部屋で盛り上がったり。絶え間なく笑い声が聞こえてきているのだが、ちゃんと遊べているのだろうか?

大人なら多少英語がわかる場合が多いので我々としても意思疎通ができるのだが、小学校低学年くらいの子供はドイツ語しかわからない。かろうじて名前がガブリエルくんで裏に住んでいるということがわかったくらいである。

午後7時。今後は妻と息子が一緒にその子を家まで送っていくことに。これもまた先方の家にお邪魔していろいろと話をしてきたらしい。「ミイラ取りがミイラになる」典型的なパターンですな。結局、今度の水曜日に一緒に遊ぶことになったらしいのだが、どうなりますことやら。

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