何がきっかけかよくわからないのですが、最近バルトークを聞きたくなりました。
主要な管弦楽作品や弦楽四重奏曲あたりはだいたい聞いているのですが、例えば初期の管弦楽作品や、室内楽、ピアノ曲、合唱曲あたりはほとんど聞いたことがありません。数年前に以下の本を読んでから、おそらく民謡収集の成果が直接的に表れているであろう合唱曲や小規模な室内楽曲を聞いてみたいとずっと思っていたのですが …
で、いろいろ調べていると、2000年にハンガリーの代表的レーベルであるフンガロトン(Hungaroton)からCD29枚、収録曲数112曲に及ぶ「バルトーク大全集」がリリースされたことがわかりました。
最近買っていた破格のボックスセットに比べると少々値段が高いし、妻から「またボックス?」といぶかしがられることが目に見えているし、で悩んでいたところ、同じフンガロトンから新しい全集が進行中であることを知りました。まあ、バラ売りだからばれにくいし(笑)、録音も演奏もよさそうだし、ということで何点か聞いてみることにしました。