演奏会その10:ハンブルク歌劇場(トスカ)

適当にチケットを取ったら、昨日と今日で連チャンになってしまいました。

Sonnabend, 26. September 2009 19:30 Uhr

Tosca

Floria Tosca Adrianne Pieczonka

Mario Cavaradossi Yonghoon Lee

Scarpia Carlos Almaguer

Angelotti Kyung-Il Ko

というわけで今日はハンブルク歌劇場の《トスカ》です。思い返してみると確か日本で2回見ているので、《トスカ》を見るのはこれで3回目ということになります。(そもそも、これ以外にオペラ見たことあるんだっけ?)

ストーリーがわかりやすいし、主要登場人物は少ないし(とりあえず、主人公の歌姫トスカ、その恋人の画家カヴァラドッシ、悪役のスカルピアを押さえておけばOK)ということでオペラ初心者には適しているのかも知れません。

今日も昨日と同じように電車で行きました。昨日の教訓を踏まえて電車は確認したので、公演前にグビッといけました。Erdinger のヴァイツェンとジャガイモスープ。ジャガイモスープは裏ごししたジャガイモのスープを想像していたのですが、ほとんどポトフのような感じです。まあ、それはそれでよかったですが。

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今日はグダグダしていたので入場したのが開演ギリギリ。2階(日本でいうところの3階)バルコニー最前列中央なのにほとんどいちばん最後に着席してしまいました。昨日は1階バルコニーのちょっと下手よりに座ったのですが、今日の方が少し遠く見えるだけでほとんど違いは感じられません。チケットの値段を考えると2階でもいいかなあ。

で、《トスカ》ですが、カヴァラドッシ(テノール)◎、スカルピア(バリトン)◯、オーケストラ◯、トスカ(ソプラノ)△という感じでしょうか。

とにかくカヴァラドッシは素晴らしかったです。Yonghoon Lee という方(韓国人かな?)ですが、全般的に安定していましたし、クライマックスでオケを突き抜けてくる高音も豊かでした。それとは対照的にトスカ役の Adrianne Pieczonka はリズム/音程ともに不安定。このへんの不安定さをビブラートでカバーしようとしているというか、ごまかそうとしているというか、ちょっと物足りませんでした。この主役2人の声のキャラクターが全く違うわけで、第3幕クライマックスのデュエット(「新しい希望に魂は勝ち誇って」)のユニゾンもいまいちでした。

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サッカー(ブンデスリーガ)の話です。今日はハンブルガー SV のホームでバイエルン・ミュンヘンとの試合があり、1-0 でHSVが勝ちました。帰りは Jungfernstieg まで歩いて S バーンで帰ったのですが、地下鉄の中やホームで少々暴走している人がいました(笑)。機会があったらサッカーも見に行きたいんですけどね。

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