今年の定期演奏会の楽譜第3弾(第1弾と第2弾は同時到着)が到着。
決まるのは例年に比べてちょっと遅かったが、楽譜が届くのは比較的早い。
あと 1.5 曲分を待つのみである。
問題:0.5 曲とは何でしょう?
今年の定期演奏会の楽譜第3弾(第1弾と第2弾は同時到着)が到着。
決まるのは例年に比べてちょっと遅かったが、楽譜が届くのは比較的早い。
あと 1.5 曲分を待つのみである。
問題:0.5 曲とは何でしょう?
2007 年度の ABA オストワルド賞がマイケル・ドアティの《レイズ・ザ・ルーフ》に決まったらしい。 2003 年にデトロイト交響楽団のために書かれたティンパニ協奏曲を 2007 年に作曲者自身が吹奏楽編曲したもの。
音源を捜してみたところ、以下のようなミシガン大学シンフォニックバンドによる CD が見つかった。
http://www.equilibri.com/recordings/rec_86.eq
ドアティの作品ばかりを集めた面白そうな CD である。 同じようにオーケストラのための交響曲第3番《フィラデルフィア物語》の第3楽章を吹奏楽編曲した《ストコフスキーの鐘》とか、クラリネット協奏曲《ブルックリン・ブリッジ》とか。
この Equilibrium というレーベルはミシガン大学シンフォニックバンドの CD を他にも何枚かリリースしている。 (しばらくウォッチしていなかったら何枚か増えている ….. 今度買ってみよっと)
そういえばデレク・ベイリーの紙ジャケを買っていなかったなあ ….. と思いオンラインで探していたら、そういえば大友良英さんの新ユニットもアルバムを出したんだった ….. と思い出したので。
アフィニス文化財団が作成したCD「アフィニス・サウンド・レポート」の No.35 が届く。 昨年の「アフィニス夏の音楽祭」の様子が収録されている。
ドヴォルザークの《チェコ組曲》は「のだめ」でも使われていたらしい。どんな曲なのだろう? セルヴァンスキーは名前も初めて聞いた。
HMV で輸入盤が 20% OFF だったので。
Hindemith: Kammermusik 1-7; Der Schwanendreher
以前は分売されていた、アッバード/ベルリン・フィルによるヒンデミットの《室内音楽》全7曲を番号順に並べ直し、ヴィオラ協奏曲である《白鳥を焼く男》を追加したもの。以前、分売されていた方の1、4、5番を聞いていたのだが、久しぶりに取り出して聞き直したら面白かったので全部聞いてみようと思ったしだい。
ヒンデミットというと、なかなかとっつきにくい作風である。 《吹奏楽のための交響曲》なんかも、スコアを見るととても面白く書かれているのだが、これを聞いて最後に感動に満ち満ちる ….. という感じでもない。
とても「ドライ」である。音楽に余計な感情を入れ込まずに、客観的に音の関係を構築しているのである。いわゆるノイエ・ザハリッヒカイト。「音楽は何も表現しない芸術である」というストラヴィンスキーの発言とも近い。
最近の、自己陶酔的に、表現しかしていない一部の吹奏楽曲(笑)を聞いた耳には、こういう音のミニアチュアが心地よいのである。
名曲《アイ・リメンバー・クリフォード》のオリジナル演奏が収録されたリー・モーガンのリーダー作。クリフォードは夭折のジャズ・トランペッターであるクリフォード・ブラウンのこと。サックス奏者のベニー・ゴルソンが事故で亡くなったブラウニーのために書いた曲である。
実は、20年くらい前、大学の吹奏楽団の中でジャズ・コンボもどきをやった時にこの曲を吹いた。その時から「なかなかいいメロディーだなあ」と思っていたのであるが、聞く機会がなかった。 (国内盤はかなり前に紙ジャケ化されていたのであるが、RVG がリマスターした海外盤がリリースされたのはつい最近である)
もっとしっとり歌い上げているのかと思ったら、テンポも早めで意外に明るい。
大澤壽人:ピアノ協奏曲第2番/交響曲第2番(ロシア・フィル/ヤブロンスキー)
何か NAXOS がナクソス・ジャパンになってからリリースのスピードが落ちているのがちょっと気になるのだが、まあこのシリーズは買っています。
朝からせっせと「BCL8」の曲目解説書き。 締め切りまでの時間配分の読みを誤っていて、三連休中はせっせと書いている。
朝一で「ハイドパーク・ミュージック・フェスティヴァル 2005」の DVD が届く。
狭山で行われたフェスティヴァル。ほとんど細野さん目当てである。 どこかのブログで見かけたのだが、発売されたことすら知らなかったし(確か BS デジタルでは放送されたはず)、扱っているお店も限られているみたいだし、枚数も限られているみたいだし、押さえておきました。
午後、定期演奏会用の楽譜がいくつか届く。 なるべく早く音出しをしたかったので「入荷待ちの分は別発送になってもいいから、今ある分だけを早く発送してくれ」とリクエストしていたのだが、別々の梱包で一緒に届きましたとさ …..
早く譜読みをしたかったのだが、原稿はまだ終わっていないし、外出しなければいけないし …..
ということで、浜松工業高校吹奏楽部の定期演奏会へ。
所属する吹奏楽団の団長から招待券を譲ってもらったとか、マイミクである NAPP さんこと中橋愛生さんが客演で自作の《科戸の鵲巣》を振るとか、マイミクであるナハナハさん(from 沖縄)とご一緒するとか、いろいろなイベントをまとめて解決させていただいた。さすがに育児とか原稿とかがあったので第1部で退席させていただいたのだが ….. 4部構成の演奏会の第1部だけで1時間って ….. 終演は何時だったんだろう …..
出てくるサウンドはほとんど完成されているが、何か腰の座らない演奏である。 最近よく考えている「ビート感」が不安定なような気がする。 それまで流れている拍節から、次に出てくる拍節のタイミングや強さが予測できない。 演奏者のアインザッツが微妙にずれているのはそのせいのような気がするし、曲の重心に向かう/離れるエネルギーが感じられないのである。
NAPP さんの指揮、および《科戸の鵲巣》の生演奏は初めて。 意外に指揮が大きいが、曲想には合っているのかも。 やはり、この作品は鳴るようで鳴らなかったり、ごちゃごちゃしているようですっきりしていたりと、(あまり聞き込んでいないせいかも知れないが)毎回不思議な印象が残る作品である。
フサの《プラハのための音楽1968》が今年の自由曲かな?
帰ってきて、夕飯を食べて、何とか原稿は脱稿。 予想外に早く片付いてよかった。 (毎回添削してくれる妻に感謝)
ビョークも好きだし、紙ジャケも好きだけど、さすがにこれは食指が動かないなあ …..
4年前に出た「メダラ」とか、昨年出たばっかりの「ヴォルタ」を紙ジャケにする意味はあるんだろうか?
「レコード・コレクターズ」2008年2月号は2007年のリイシュー・ベスト10特集。
記事を見ていたら、雪村いづみさんの「スーパー・ジェネレイション」が昨年リマスタリングされてリリースされていたことに気付く。 ちょうど外出する用事があったので、タワーレコードに寄ってみる。
服部良一の作品を、雪村いづみが歌い、キャラメル・ママが歌うという好企画盤。 とりあえず知っているところで《銀座カンカン娘》を聞いてみるが、伴奏はもろにリトル・フィートを髣髴とさせる。
上記の「スーパー・ジェネレーション」と同じシリーズで再発。 こちらはキャラメル・ママがいしだあゆみのバックを務めている。
ヨシュア・トゥリー~スーパー・デラックス・エディション(初回限定盤)(DVD付)
U2 の名盤「ヨシュア・トゥリー」のデラックス・エディション。 当初は迷っていたのだが、先日のベスト盤(というか付録のライヴ DVD)に打たれた私としては買わざるを得ない。
このアルバムに収録されている《With or without you》は 1980 年代を代表する名曲だと思う。
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夜は、所属する積志ウィンドアンサンブルの新年会。
毎年この場で「今年のテーマ」を発表しているのだが、何か最近形骸化しているような気もするなあ。団員一人一人に毎年のテーマに対する回答を出して欲しいんだけどなあ。
とはいえ、毎年楽しみにしている(?)団員もいるらしいので、発表させていただいた。今年のテーマは「oneness」。一つであること。下手に説明するよりは各自で咀嚼して欲しいなあ。
で、この新年会のあとの深夜12時を選曲会議の決定最終期限に設定しておいたので(笑)、必然的にその手の会話が多くなる。メールでの議論もいいけ どフェイス・トゥ・フェイスの議論も大事だね、というか酒が入ったところでこういう議論をすると本音が出ていいかもね。とりあえずは無事に決まったと言っ ていいのではないかな。プログラム的にはここ数年の演奏会の中では非常に満足している。「吹奏楽の優れたオリジナル作品を演奏する」ことを活動目的にして いる我々としてはどこに出しても胸を張れるプログラムだと思う。あとはどこまで完成度を上げられるか、である。
あまりいい酔い方ができなかったので、いろいろ思い返すと少々自己嫌悪。