さすがに無用に散財しているような気がするなあ …..
「20% OFF!」に引かれてワゴンを漁るからいかんのだなあ …..
一昨年リリースされた U2 のシングルズ。「ベスト」とは銘打っていないものの、やっぱり「焔」とか「ヨシュア・トリー」とかが U2 のこれまでの活動の中心になっているのだ。特に前半なんて最初に出たベスト「1980 – 1990」を聞いているような錯覚に陥る。
で、付録の DVD を見てみた。
ヴァーティゴ・ライヴ・ツアーのミラノ公演のハイライトである。 1時間くらいの長さに短縮されているのだが、私としてはちょうどよい長さである。
コンパクトになっているためかどうかわからないが、一気に見終わってしまった。 で、かなり感動してしまった。
まず、お客さんのノリが違う。 サッカースタジアムでやっているからアリーナ席も含めて10万人近くいるのではないかな。 ボノに合わせて手を振ったり、歌を歌ったりするとそれだけで圧倒される。
ボノも近くで見ると「年とったなあ」という感じなのであるが、それほど絶叫するでもなく、それほどパワフルに動き回るでもなく、自然にロックンロールしているのが見ていて心地よい。
客席にいる女の子をステージにあげて抱きしめながら歌う《All I Want is You》とか、じわじわ盛り上げるラストの《With or Without You》とかは涙が出そうになる。 (4人が退場してからも《With or Without You》のコーラスを止めない観客もよい。)
まあ 20% OFF なら買っておいてもいいかなと(最近こればっかり …..)。
私は今回の「ミカエラ・バンド」がリアルタイムで最初に聞いたミカバンドなので過去へのノスタルジーはあまり持っていないのであるが、《黒船》とか で幕を開けて、盛り上がってきたところでカエラが登場して「ナルキッソス」からの曲を歌い、最後は新旧取り混ぜての波状攻撃という構成はなかなか楽しめ る。
ボーナスディスクは微妙。
ペット・サウンズ40thアニヴァーサリー・エディション(DVD付)
モノ・ミックスとステレオ・ミックスの 2 in 1 CD は持っていたのだが、DVD オーディオだし、5.1 サラウンドだし、DVD にジョージ・マーティンとブライアン・ウィルソンの対話が収録されているし …..