日本先行発売ということで、あわててビョークのニューアルバム「ヴォルタ」を買ったわけだが、輸入盤が2枚組で発売されることがわかった。
幸い、先に買った国内盤を引き取ってくれる人がいたので、輸入盤を購入した。
日本先行発売ということで、あわててビョークのニューアルバム「ヴォルタ」を買ったわけだが、輸入盤が2枚組で発売されることがわかった。
幸い、先に買った国内盤を引き取ってくれる人がいたので、輸入盤を購入した。
最近は大御所という貫禄があるジャズ・ピアニスト小曽根真が20年ほど前にアメリカ CBS と契約していた時期のアルバム「AFTER」と「NOW YOU KNOW」を入手。 どちらも廃盤になっているものをオークションで落札した。
CBS 時代には 4 枚のアルバムが作られている。 「OZONE」「AFTER」「SPRING IS HERE」「NOW YOU KNOW」。 日本人のジャズ・ミュージシャンが(ソニーとのタイアップをのぞき)CBS と単独契約を結んだのは、小曽根が初めてだったらしい。
「AFTER」あたりはスパニッシュなリズムの曲が印象に残る。 (ほとんどチック・コリアだなあ。)
妻が前から聞いていたこともあって、小曽根はもっとも多く生で聞いたジャズ・ミュージシャンかも知れない。
MALTA のプロデュースで「スターライト」をリリースした時には、渋谷のクアトロへ行った。(何とオール・スタンディングだった)
トリオを見に行ったこともある。河口湖の近くで開催された野外フェスティバルだったかなあ?
浜松にも伊藤君子とのデュオで何回か来ているはず。
午前中、妻に用事があったので息子と二人で過ごす。
この機にカーネーションの鉢植えを買って、帰宅してから靴箱(というか玄関のクローゼット)に隠しておいた。
妻がトイレに立ったすきにカーネーションを取り出し、息子に「『お母さん、ありがとう』と言って渡すんだぞ。」とけしかけたまではよかったのだが …..
カーネーションを持っておもむろにトイレに駆け込み、「ありがとうーーーー」と言ってお母さんの隣りに置いてきましたとさ。
….. 息子に渡すタイミング間違えました (_0_) …..
やっぱり重い本ばかり読んだあとはバランスを取らないと。
本屋で見つけた、久しぶりの吉田秋生のコミックス。「夜叉」は内容がヘビーだし、途切れ途切れに読んだのでほとんど内容を覚えていない。
こちらは「ラヴァーズ・キス」あたりに通じる中編作品。 ….. と思ったら、ラヴァーズ・キスの登場人物も登場していた。 どちらの作品も、同じ鎌倉を舞台にしているからということらしい。
基本的には肩の力が抜けるストーリー(三姉妹の会話って、あんなにすさまじいテンポなのかね(笑)?)なのだが、時おり鋭い描写が楔のように差し込まれるのがアクセントになっていてよい。
以前の日記でも取り上げた、1985年に起きた御巣鷹山のジャンボ墜落事故に関する本である。最近この事故に興味がわいたのは、このジャンボに搭乗していて犠牲者となってしまった方の遺書をとある雑誌で見かけたからである。
http://www.nomusan.com/~essay/essay_03_osutakayama.html
単身赴任の会社員が久しぶりに家族と過ごし、赴任先へ戻る飛行機で事故に遭遇した。 飛行機は「バーン」という爆発音の後、およそ30分間迷走した後に山腹に墜落する。 極限の恐怖の中で書かれた内容であることは疑う余地はないと思うが、そこに書かれているのは家族への感謝と励ましである。 そういう恐怖の中で、なぜこれだけの愛に満ちたメッセージを残すことが出来るのだろう?と思った。
私が、この事故について知りたいというモチベーションは、このような疑問によるものなのだと思う。
事故調査委員会の報告では、機体後部の隔壁が修理ミスによって飛行中に破損、それによって客室内の減圧が起き、客室内の空気が猛烈な勢いで隔壁から 流出して機体の尾翼を破損、それによって操縦不可能になった ….. ということなのだが、上記の本を読むとその報告の矛盾点がいろいろ指摘されている。
前者は事故からおよそ1年後に書かれた本。 生存者へのインタビュー、遺体の確認作業の様子など、事故の全容についてバランスよく取材されているが、時期的にも早かったせいか事故調査委員会の報告に対する検証は突っ込みが浅い。
後者は事故調査委員会の矛盾を丁寧に説明している。 隔壁の修理ミスによる減圧(つまり内的なエネルギー)ではなく、機体構造のゆがみから尾翼が破壊された(つまり外的なエネルギー)とする著者の推論は、一応納得できるものであるが、こちらについてももう少し説明した方が説得力が増すのではないか。
最近、個人的に盛り上がっていたので買ってみた。
アット・サン・クェンティン(レガシー・エディション) (DVD付)
最近、その生涯が映画「ウォーク・ザ・ライン」でも取り上げられたカントリー歌手(なのかな?)ジョニー・キャッシュがサン・クエンティン刑務所で受刑者を前に行なったコンサートを収録した CD 2 枚組に、イギリスのテレビ局が制作したドキュメンタリーの DVD を追加したもの。
あまり自分から接することはなかったが、そもそも私はカントリーが好きなのかも知れない。ビートルズの《夢の人(I’ve just seen a face)》はビートルズの中でも結構好きな曲だし、LOVE PSYCHEDELICO の《LIFE GOES ON》も気に入っている。
で、このアルバム。 カントリーってもっとお気楽な音楽かと思っていたら、ここに収められているレパートリーはかなりシリアスなシチュエーションを歌っている。 刑務所に対する悪態を歌った曲とか、刑期を終えて妻や子供たちに会いに行く状況を歌った歌とか、自分に「スー」という名前(普通は女性の名前)をつけて蒸発してしまった父親を探して殴る話とか …..
こういう曲を刑務所に入れられている人たちの前で歌うわけである。 自分自身も刑務所に入っていた経験があるジョニー・キャッシュだからこそ、単なる慰問演奏に終わらず、受刑者を煽ってみたり、看守をからかってみたり、敬虔な曲を崇高に歌い上げたりして、聴衆の心をつかんでいるように思える。
買って正解。期待以上に面白かった。 映画も見たくなった。