月別アーカイブ: 2007年5月

糸巻き地獄

「いーとー、まきまき、いーとー、まきまき」という歌がある。

保育園で流行っているのかどうか定かではないのだが、息子は最後の「でーきた、できた、上手にできた」の歌詞を「でーきた、できた、○○ちゃんのお靴」と歌う。

寝る前に、父母と自分の分はもちろんのこと、保育園の友達や先生の分の靴も作らないと気が済まないらしい。もちろん、親もフルコーラスを振り付きで一緒に歌わないと怒る。

私は何とかかんとか言って、途中でごまかして切り上げることにしているのだが、妻は10数人分の靴を作らせられたことがあるらしい。

デニム

竹内まりやの久々のニューアルバム。

Denim(初回限定盤)

やっぱり買うなら2枚組の初回限定盤でしょう。 発売されてから特典がついている店で買えばいいや ….. と思っていたら、見通し大甘。

うちの近所の日本中の CD ショップとか、タワーレコードや HMV のオンラインとか、もう通常盤しか入手できない状態になっていた。

なぜか、amazon では簡単に手に入ったので無事入手。

教訓:

  • 絶対に欲しいものは入荷が確実なショップで予約しよう。
  • でも、入手困難になってから血眼になって探すのもまた楽し。

今日の積志ウィンドアンサンブル(第2回通し練習)

午後から吹奏楽団の(いわゆる)ゲネプロ。

去年はピーキングに失敗した(演奏会前に集中力のピークが来てしまった)ので、今年は焦らずに作っているつもりなのである。

本格的にやばいところは、これからどう持っていけばいいのかだいたいわかっているのだが、自分でも気付かないところがいろいろ隠れている。

練習後のトレーナー会議で「指揮の仕方に問題がある」と指摘されたところは、自分ではあまり問題意識を持っていなかったのだが、指摘されると心当たりがある。気をつけます。

(ポジティブにとらえると、棒が変わって音楽が変わるのであれば、それはバンドとしてはいい傾向なのでは?)

いろいろ議論すると問題点は集約されてくる。要は、音の立ち上がりのスピードがパート間で異なるのでまとまって聞こえない、ということに尽きるのではないか。

もう少しです。 「やり切った」と思えるところ(別にそれがゴールでなくてもいい)まで行きましょう。

今日の積志ウィンドアンサンブル

最近ご無沙汰の練習日記。

先週の汐澤先生のレッスン(リードの《オセロ》を見ていただいた)をビデオに録画しておいてもらったので、それを見ながら汐澤先生が作り上げた音楽と、自分がそれまで作っていた音楽の折り合いをどうつけるかを考える。

第2楽章はかなり早めにした方が軽く出来そうな感じである。

第3楽章の冒頭のメロディ(すなわち全曲を通して登場する「オセロとデズデモーナの主題」とでも言える旋律)のデュナーミクのつけ方は非常に参考になる。汐澤先生の指導で演奏の仕方が奏者の中で統一されたので、このまま行くことにする。

全楽章のうち半分くらいの時間は第5楽章に費やされたのだが、なかなか汐澤先生の棒についていけなくてまとまらない。少なくともパートで縦(出だ し)横(和音のピッチ)が揃わないと全体が合うわけないのである。やはり pp だと苦しいのか。もう少し余裕を持って演奏できるようなテンポ設定/デュナーミク設定にしないと。

という目論見で夜からの合奏に望んだのだが、予想以上にいい感じで鳴っていた。 5楽章の課題は予想通りだったので、目論見は間違っていないのだろう。

定演に向けて

一ヵ月後に迫った定期演奏会に向けてトランペットパートの総決起集会で沖縄料理屋へ。

私は夕飯を食べてから参加したので、泡盛を飲みながら豆腐よう(「よう」ってどういう漢字?)をチビチビ食べる。「泡盛は次の日に残らないからいい」とか言いながらグビグビ飲んでいたら結構まわった。

帰りは、いわゆる「代行デビュー」でした。

600こちら情報部

このタイトルに反応する人はどのくらいいるのだろう?

その昔、NHK 総合テレビで午後6時から「600こちら情報部」という子供向け情報番組をやっていた。この番組で「テクノポップって何?」という特集を見たのが、テクノポップとの出会いだったように記憶している。

なんと YouTube にその模様がアップロードされていた。

http://www.youtube.com/watch?v=vM9qs8KCkDg

P-MODEL、ヒカシュー、プラスチックスが出演して、それぞれ《美術館であった人だろ》《20世紀の終わりに》《コピー》を演奏している。

(ふだんは時間がいくらあっても足りないから YouTube を眺めるのは止めているのだが、やらなければいけないことがある時に限ってのぞいてしまう。すみません、定期演奏会の曲目紹介原稿はもうすぐできます …..)

当時は出演した3バンドの中ではプラスチックスがいちばん気に入ったのであるが、久しぶり(20数年ぶり)に聞き直してみると、P-MODEL もヒカシューもサウンドバランスが変。結局いちばんまとまっていたのがプラスチックスだったのか。

まあ、いいもの見せてもらいました。

そして、DVD はまだまだ届く。今なら amazon で半額。

JAPAN’S BEST CLASSICS 1999 DVD-BOX

JAPAN’S BEST CLASSICS 2000 DVD-BOX

呪文(今日届いたCDとDVDたち)

聞く/見る時間がないのにCD/DVDは届く。

まるで映画「ファンタジア」に登場する、呪文の解き方を忘れた”魔法使いの弟子”ミッキーマウスのような気分である。

ということで、備忘録。本日届いたCDとDVDたち。

入念

TOMPAL

ヘヴィー・メタル・ビバップ

ライヴ・アット・モントルー(紙ジャケット仕様)

ドント・ルック・バック ~デラックス・エディション~【完全生産限定盤】 [DVD]

とはいえ、amazon は在庫一掃50%引きセールとかやっているし、HMV は DVD 2 枚買うと 25% OFF セールとかやっているので、結局呪文が解けるのはもう少し先になりそうなのである …..

それは私です

そういうわけで、土曜日はちゃんとパシフィコ横浜にいたのであるが、そのレポートが日本テレビ系「ゲツヨル」で放送された。

なんと私も一瞬映っていた。 この感動を分かち合いたいので一所懸命キャプチャしました。

getsuyoru

ちなみにすぐ後ろに並んでいたおじいさんは、日本テレビのインタビューの申し出を丁重に断っていた。

HAS と書いて YMO

バンドのみなさん、ごめんなさい。 私はこれを聞きに行っていました …..

  1. You’ve got to help yourself
  2. Sports man
  3. Fly me to the river
  4. Mars
  5. Flakes
  6. Everything had a hard year
  7. Riot in Lagos
  8. Ongaku
  9. Resque (新曲)
  10. Turn turn
  11. Supreme secret
  12. Wonderful to me
  13. War and peace
  14. Rydeen 79/07

アンコール 1

  1. Chronograph
  2. Ekot

アンコール 2

  1. Cue

まあ、以前からの使い回しが多いとか、映像がいまいちとか、ケチをつければいくらでもつけられるんだろうけど、まさか「再生」を期待していたわけでもなかろうに。

メディアも「YMO 再結成」とか騒いでいるけど、教授が Sketch Show のライヴに飛び入りで参加したという形では 2002 年に 3 人で同じステージに乗っているし、2004 年にはこの日と同じ Human Audio Sponge 名義でのライヴも行なっている。なぜ今回だけ騒ぐのだろう?しかもライヴが終わってからの盛り上がりの方が大きい。

いい意味で、これは YMO ではなく、Human Audio Sponge でもなく Sketch Show でもなかった。坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣、という、かつて我々を熱くさせてくれた人たちが、我々と同じように熱くなった 3 人のチルドレンをバックに、何の気負いもなく演奏した、ということである。

その場にいられたことを本当に幸福に思いたい。 (だって、この先教授が《Cue》のドラムを叩くなんて考えられます?)

個々の曲でいうと、やはりオープニングの《以心電信》にはやられた。細野さんがコメントで触れていたのでどこかで演奏するとは思っていたのだが、まさかオープニングでやるとは思わなかった。

新曲《Resque》は、詞のメッセージ性が「テクノドン」に通じるのかな?と思った。どういう形で正式発表されるのだろう。

《War and Peace》は、今までのライヴではすっと流す感じの位置付けになることが多かった曲のように思えるのだが、今回は映像とあいまったメッセージが強烈だった。個人的には今回のライヴでいちばん印象に残った曲かも。

アンコール《Chronograph》と《Ekot》の連発はもう言うことないですね。日本人にしか書けない抒情的エレクトロニカ(?)の傑作だと思う。

新しいソプラノサックス

最近、息子の通園時には「栗コーダーカルテット・アンソロジー」を聞いている。 どうも、息子は3曲目の《うれしい知らせ》のソプラノサックスとアコーディオンの絡みが好きらしい。

アンソロジー 20 songs in early 10 years(1994~2004)

今日は「新しいソプラノサックス聞いてみるか?」ということで、ジョン・コルトレーンの《マイ・フェイヴァリット・シングス》を聞きながら通園することにした。

なかなかご満悦だったようだが、コルトレーンのソロが終わってマッコイ・タイナーのピアノ・ソロになったところで …..

「も一回、新しいソプラノサックス!」

次はマイルス・デイヴィス・グループがワイト島フェスティヴァルで演奏した《コール・イット・エニシング》でも聞かせてみるか? (サックスはゲイリー・バーツ)