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NAXOS の《サーカス・マキシマス》(本当に出そう)

(われながらしつこい気もするが、ずっとウォッチしてきた意地もあるので、無事リリースされるのを見届けてやろうじゃないの)

ということで、コリリアーノの交響曲第3番《サーカス・マキシマス》がNAXOSのカタログに載ったようです … が、いつリリースされるんだ、これ?

http://www.naxos.com/catalogue/item.asp?item_code=8.559601

ちなみに演奏はジェリー・ジャンキン指揮のテキサス大学ウィンドアンサンブル、カップリングは作曲者本人の吹奏楽編曲による《ガゼボ舞曲集》らしい。

で、こちらにあるクラウス・ハイマン(NAXOSの創業者)へのインタビューによると、NAXOSはこの《サーカス・マキシマス》をブルーレイのマルチチャンネルオーディオで発売する計画もあるらしい。

http://www.stereophile.com/news/111308naxos/

ハイマン氏が言っているように、確かにサラウンドオーディオにはうってつけのソースである。以前のブログに書いたように、ステージとは別にサクソフォンカルテットやトランペットの別働隊や小規模なマーチングバンドが配置されるのである。

個人的にはその前にDVD オーディオでリリースしていただけるとありがたいのだが …

今日買ったもの(電クラ/りんご/コリリアーノ)

ええと、「届いたもの」ではなくて「買ったもの」です。

私がCDを物色しているうちに、息子がどこかの棚から見つけてみて「これ、ききたい」と言った。「クラオタ」かつ「鉄ちゃん」というニッチなニッチなマーケット向けの作品か?

クラシック作品(例えば、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタであったり《G線上のアリア》であったり、ベートーヴェンのピアノソナタ《月光》であったり、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲であったり)のフォーマットの中に鉄道に関連する楽曲(例えば《恋の片道切符》であったり《銀河鉄道999》であったり、駅の発着メロディであったり、新幹線の中で流れるチャイム音であったり)をはさみ込むという趣向。

おそらく元ネタを知らないと笑えないのであろうが、我が家ではそこそこ楽しめた。ピアノで弾いた大阪地下鉄御堂筋線の発着メロディで大爆笑している一家というのもどうよ(笑)?音楽だけだと息子も反応しないだろうと思ったが(案の定、無伴奏ヴァイオリンソナタは「つまんない」と言った)、適度に駅アナウンスなどの効果音が挿入されているので楽しめたようだ。

《G線上のアリア》ならぬ《山手線上のアリア》は、《G線上のアリア》の上に山手線上の各駅のメロディがうまく乗っかっている。ボーナストラックでは、そこにゲーム「電車でGo!」シリーズの車掌役でおなじみ(らしい)立川真司さんによるアナウンスが入っている。各駅のメロディがフラッシュバックされる構成が絶妙で、なんか感動してしまった。

ちなみに、息子はこの「電クラ」と一緒に、ちゃんと続編の「電クラ 2」も持って来ていた。買おうかどうしようか思案中。

国内アーティストによるビートルズ・カバー集。発売されるたびに買おうかどうしようか悩んでいたのだが、「赤盤」「青盤」「白盤」がボックス化されて、価格も安くなったし、ボーナスディスクもついたし、ということで買ってみた。ちなみにビートルズのように赤盤が前期、青盤が後期、というわけではなく、赤盤が女性、青盤が男性によるカバーである。白盤はビートルズ解散以降のソロ作品のカバー。

というわけで、ジョン・コリリアーノによる《ボブ・ディランによる7つの詩》が収録されているCD。当たり前であるが、詩が使われている以外にボブ・ディランとの接点は見出せない。コリリアーノの作品として聞かなければいけないのであるが、そんなに聞いているわけではないしなあ …

《サーカス・マキシマス》のCDリリース?

やっと、コリリアーノ(Corigliano)の綴りを間違えずに書けるようになってきた今日この頃。

で、タイトルの件の元ネタはこちら。

http://southfloridaclassicalreview.com/2008/10/corigliano-to-the-maximus/

フロリダで音楽フェスティヴァルが開催されて、フロリダ大学によってコリリアーノの交響曲第3番《サーカス・マキシマス》が取り上げられたという話。

記事の中でコリリアーノの最近の活動が紹介されているのであるが、「NAXOS からボブ・ディランの詩に基づいた歌曲《ミスター・タンブリン・マン》がリリースされた(これはこれで聞いてみたい)」という文章のあとに「12月に同レーベルから《サーカス・マキシマス》がリリースされる予定である。」とある。

CHANDOS でも録音されたのだがお蔵入りになったという過去があるので、まあ話半分で期待していましょうか …

サーカス・マキシマス(祝日本初演)

過去の日記のアクセスが増えていたので思い出したのだが、昨日(5/10)ウィンドアンサンブル ドゥ・ノールがコリリアーノの交響曲第3番《サーカス・マキシマス》を日本初演したのだった。

どんなだったんでしょうね? (最後は確かショットガンをぶっ放して終わるんだったような記憶がある …..)

こういうシアトリカルな作品は会場で「体験」するのがいいのだろうなあ ….. 近場でどこかやってくれないかなあ …..

(後日付記)

指摘をいただいたのでちょっと調べてみたら2007年12月16日に昭和音楽大学吹奏楽部(ウィンドシンフォニーとは別団体なのでしょうか?)が演奏会で取り上げていました。失礼しました。このブログエントリーは記録のために残しておきたいと思います。