Category: CD/DVD

  • 別宮/エルヴィス

    [rakuten]hmvjapan:10387169[/rakuten] NAXOSの「日本作曲家選輯」シリーズの一枚。しかし、このシリーズの片山杜秀氏の解説は読み応えがある。前衛を嫌う保守派、ドイツ音楽の厳格な構成とフランス近代音楽の和声を併せ持つ別宮貞雄の作風の背景が読み取れる。そういった反面、刺激のなさを感じないこともないのであるが ….. 演奏は例によって秀逸。 ***** 先日、エルヴィス・プレスリーの紙ジャケ再リリース30枚を予約購入したのだが、入荷が遅れていたものがやっと到着。やはり、これらのタイトルは人気があるのか? [rakuten]surprise-2:10011274[/rakuten] メジャーレーベルからのデビュー盤。冒頭の《ブルー・スウェード・シューズ》をはじめ、ジョン・レノンがカバーした曲が多い。ザ・クラッシュのアルバム「ロンドン・コーリング」のジャケットデザインは、このアルバムへのオマージュ。 [rakuten]felista:10286405[/rakuten] ***** [rakuten]platina-shop:10004238[/rakuten] クリスマスソングを集めたアルバム。夜中のAMラジオから聞こえてくるような雰囲気がたまらない。エルヴィスの生地であるメンフィスを舞台にしたジャームッシュの映画「ミステリー・トレイン」(もちろん、このタイトルもオープニングを飾る同名の曲もエルヴィスのレパートリー)にもそんなシーンがあった。 [rakuten]surugaya-a-too:20064435[/rakuten] [rakuten]hmvjapan:10278159[/rakuten]

  • オノ・セイゲン/コム・デ・ギャルソン

    コム・デ・ギャルソン・オノ・セイゲン 1 先日、とある縁でオノ・セイゲンさんとお話しする機会があった。たまたま、私の関係している仕事について関心があったようで、そのあたりについて少し会話をしたのである。 以前からこの方の仕事に興味があったので、作品を聞いてみようと思い購入。すでにリマスタリングされて SACD でも再リリースされているのだが、うちではまだ SACD は聞けないし、以前から出ている2枚組の方が収録曲数が多かった(貧乏性)ので、そちらにした。 (通販で購入したのであるが、やはり最初は SACD の方が送られてきてしまった。しょうがないよなあ、ジャケットデザインもCDのカタログ番号もほぼ一緒だし。というわけで、返品 → 再発送で少し時間がかかってしまったのだった。) 題名の通り、コム・デ・ギャルソンのショーのために作られた音楽。アート・リンゼイ、ジョン・ゾーン、ビル・フリーゼル、フレッド・フリスなどかなり凄い面子による演奏であるが、耳当たりはよい。 http://www.mt-fuji.co.jp/saidera/more01.html 2枚組のうち1枚目は当時(1980年代後半)流行っていた感じのサウンド。最近はかなりコンプレッサーをかけて音の密度を上げているが、当時のサウンドはかなり隙間の多い音楽。2枚目はラテン音楽や韓国の民俗音楽などを取り入れて、1枚目よりもリラックスした雰囲気の曲が多い。 というわけで、アートワークは井上嗣也。シンプルでありながら趣味のよいデザインである。

  • 今日届いたもの

    CHASM(坂本龍一) アメリカのプロモーション盤(非売品)。収録曲はアメリカ盤に準じているので、日本盤とは微妙に異なる。 実はこのアルバム、あまり聞き込んでいないのでちゃんと比較できていないのだが、少なくとも《LAND SONG》は収録されていない。あと《20 msec.》《Song》《Word》という3曲が日本盤未収録なのだが、どなたか詳しい方、素性を教えてください。 ジャケットは全面プラスチックのデジパックでまったくの別デザイン。

  • バッハ・プラスチックス・エルヴィス

    海外赴任になる同期入社の友人の送別会。 さすがにこの年(入社1?年)になると、同期でそれなりの人数が集まる飲み会は少なくなる。(前回集まったのもやはり送別会だったなあ …..)ともあれ、集まれば相変わらずガヤガヤとした雰囲気になるのが懐かしい。 [tmkm-amazon]B00005FIRT[/tmkm-amazon] 某ショップでサービス券をいただいたので、これを使うべくCDを探す。ブゾーニがピアノ独奏用に編曲した《シャコンヌ》(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番の終曲)はかなり有名だと思うのだが、他にも《目覚めよと呼ぶ声あり》とか《トッカータとフーガ ニ短調》が編曲されているのは知らなかった。 他にも高橋悠治自身が編曲している作品もいくつかあってこちらも楽しみ。 [tmkm-amazon]B0009IH150[/tmkm-amazon] プラスチックスのデビュー25周年記念のベスト盤。 未発表音源が4曲含まれたボーナスディスクがついている(もちろん、これはこれで感涙モノ)のだが、収録時間は全然余裕があるのだから、オリジナルアルバム未収録曲《PATE》や、アルバムに収録されたものとは別ミックスの《GOOD》シングルバージョンも収録して欲しかった。 本編の方は、4枚のアルバムからピックアップされた曲がランダムに配置されているのだが、4枚それぞれにアルバム全体の印象が大きく異なっているだけにランダムに並べられると違和感がある。 [tmkm-amazon]B0009OATV2[/tmkm-amazon] で、元プラスチックスの中西俊夫による新しいプロジェクトのアルバム。メロンやウォーターメロンなどに代表されるいくつかのプロジェクトを経て、また最初の地点に戻ってきたという感じの雰囲気。 ***** エルヴィス・プレスリーの命日(8月16日)に紙ジャケ30枚が限定復刻。詳細はこちら(http://www.genkipolitan.com/elvis/elvis100/paper30.html)ちょっと迷ったのだが買っておくことにした。

  • ぎゃぼ

    [tmkm-amazon]4063646467[/tmkm-amazon] 何か売れているみたいですねえ。 「のだめカンタービレ」で使われている音楽を集めたCD。この場面ではこういう音楽が流れているのだ、ということを確認するためのCDであって、曲を鑑賞するためのCDではないはずだ。 にも関わらず、このCDブックを買ってしまったのは、やはり作品中で登場する架空の作曲家による架空の作品《ロンド・トッカータ》を収録しているからなのである。 [tmkm-amazon]B0009NSCX0[/tmkm-amazon] [tmkm-amazon]B0009NSCXK[/tmkm-amazon] [tmkm-amazon]B0009NSCZS[/tmkm-amazon] [tmkm-amazon]B0009NSCZI[/tmkm-amazon] CANの紙ジャケ第2弾の4枚。だんだん落ち着いてきているなあ。

  • さらにエレクトロニカ

    Live in Japan(Fennesz) そういうわけでフェネスの日本公演のライブをタワーレコードの通販で購入した。ジャケット画像と簡単な解説はこちらから。(http://www.faderbyheadz.com/release/headz10.html)前にも書いたが、職場の後輩から聞いて激しく気に入ったので、ぜひ持っていたかったのである。 とにかくこの人の音楽は叙情的。冒頭でノイズがひとしきり渦巻いたあと、静寂の中から《Endless Summer》でサンプリングされたギターのフレーズが出てくるところの美しさはすごい。 [tmkm-amazon]B0000CBCBF[/tmkm-amazon] ところで、タワーレコードの通販は2500円以上のお買い上げで送料無料なのであるが、上記のフェネスのCDはわずかに2500円に足りない。 ついでにもう一枚購入してしまおうといろいろ探して結局これにした。フェネスも参加しているデヴィッド・シルヴィアンの最新アルバム。確か、フェネスが参加したデヴィッドのライブがNHK-BSで放送されたように思う。耽美的でスタティックなベーシックトラックに重ねられるデヴィッド・シルヴィアンの低音ボーカルが気持ちよい。 [tmkm-amazon]B0009VRHT2[/tmkm-amazon] というようなCDを探しているうちに見つけたDVD。最近は本当に劇場公開→DVDリリースの期間が短くなっているなあ。初回限定盤がなくならないうちにゲット。 モーグ氏が静岡文化芸術大学のメディア・アート・フェスティバルに基調講演で招かれたのは去年だったっけ?

  • 教授ライブ@ICC

    ICCで行なわれる教授のコンサートを見に東京へ。 新宿でお昼を食べるときはよくアルタ地下の「ハイチ」を使っていたのであるが、なくなってしまったようなので新宿センタービルにあるお店の方へ行 く。もちろん注文するのはドライカレーとコーヒーのセット。わりと広いのだがお客さんの喫煙率が高いのがちょっと難。それからコーヒーが普通のコーヒー カップに入ってくるのもちょっと興ざめ。アルタ地下のお店はもうちょっとこだわりのあるカップだったのだが ….. とはいえ、いくつかあるお店の中では新宿駅からいちばん近そうなので、とりあえずはここを使うことになるのだろう。 そのあとは、まずディスクユニオンの各店をのぞく。Yellow Dog から出ているビートルズのレット・イット・ビー・セッションのCDが組物で安くなっているやつ(もちろんブートレッグ)とか、晩年のフランク・ザッパがア ンサンブル・モデルンを指揮した「イエロー・シャーク」の映像盤(もちろんブートレッグ)とかに心惹かれる。しばし逡巡するが、前者は買ってもまず聞かな い気がするし、後者も公式に出ている「イエロー・シャーク」や「グレッガリー・ペッカリー」をまず聞けっちゅう話だよなあ ….. と思い、結局買うのをやめた。 その後は例によってタワーレコードの新宿店へ。 いちばん欲しかったのは先日職場の後輩から聞かせてもらって激しく感動したフェネスの「ライブ・イン・ジャパン」だったのだが、残念ながらこれはなかった。 ということで、当てもなく買ったのが以下の3枚。 The Wire 20 years 1982-2002 「WIRE」という雑誌の創刊20周年を記念して2002年に作成された3枚組のコンピレーション。フリーとかアヴァンギャルドとかアンダーグラウンドとかエクスペリメンタルとかといった言葉でくくれそうなアーティストの名前が並んでいて面白そうだった。 エンニオ・モリコーネ(あの「ニュー・シネマ・パラダイス」からは絶対想像できない音楽!)とか、フェネスとか、アインシュトゥルツェンデ・ノイバウテンとか、大友良英とか、ジョン・ケージとか、ビョークとか。 John Zorn: Rituals ジョン・ゾーンが作曲したオペラ(と言っていいのかなあ?)。1人の歌い手と10人の演奏者のためのモノドラマ。楽器編成はフルート(ピッコロ、アルトフルート持ち替え、以下同)、クラリネット(バスクラリネット、Ebクラリネット)、バスーン(コントラバスーン)、トロンボーン、2人の奏者による各種打楽器、ピアノ(ハープシコード、チェレスタ、オルガン)、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス。 5楽章からなり、計30分ほどの演奏時間である。演奏者もいろいろな動作を要求されているシアトリカルな作品らしい。1998年にバイロイト・オペラ・フェスティバルで上演された際には賛否両論だったらしいが、音を聞く限りそんなに絶賛するべきものでも拒否反応を示すべきものでもないように思える。ジョン・ゾーンの作品を聞くのだったら「マサダ」とか「ネイキッド・シティ」の方が面白い。 ローリー・アンダーソン―時間の記録 CDサイズの書籍にCDが付録としてついているもの。 上記の教授のライブは、そもそもICCで開催されているローリー・アンダーソンの回顧展「時間の記録」の一環として行なわれるイベントなのである。この本はその展覧会のプログラムのような位置付けになろうか。 どうもパフォーマンス・アートというと眉に唾をつけながら見てしまうのだが、ローリー・アンダーソンの場合はテクノロジーを使って、それをわかりやすく示しているのが受けているのかなあ? ***** そんなこんなで教授のライブである。 矢坂健司さんのブログで 見たように、基本的にラップトップを使っての即興演奏。ステージは左からスクーリ(基本的にベース+ギター?)、ジャンセン(ラップトップ)、教授(ラッ プトップ)、フェネス(ギター+ラップトップ)、小山田(エフェクター+ギター)。約3O分遅れの開演で、1時間ほどのノンストップの即興演奏。これは穏 やかな部分が多くて正直ときどきウトウト。それもなかなか心地よい。アンコールはかなり激しかった。 まさか《BEHIND THE MASK》や《TONG POO》などを期待してきた人もきっといないと思うし、こういう肩の力を抜いたライブ(リハはなく、ほとんどぶっつけ本番だったらしい)は「その場にいる」ということが大事なのだと思う。

  • 今日買ったもの

    タワーレコード渋谷店10周年記念特別企画ということで、フォンテックからリリースされていた日本人作品のCDが16点限定復刻された。 浜松店でも取り寄せできたので16点入手。  

  • XTC

    久しぶりにXTC のホームページをのぞいてみたら、XTC の関連書籍のバーゲンをやっているそうで、それらを買うとアンディ・パートリッジとコリン・モールディングの直筆サインがついてくるらしい。 ということで買ってみた。 [tmkm-amazon]190092403X[/tmkm-amazon] こちらは各アルバムの各曲にメンバーがコメントをつけたもの。かなり曲を聞きこんでからでないと、読んでも面白くないかもしれない。邦訳あり。 [tmkm-amazon]0711991057[/tmkm-amazon] こちらはXTCのバイオグラフィらしい。こちらも邦訳あり。 [tmkm-amazon]B00005AV1R[/tmkm-amazon] まあ、ついでなのでCDも買ってみた。メンバーが「デュークス・オブ・ストラトスフィア」と変名でリリースしたミニアルバムとフルアルバムをまとめたもの。

  • 丑の日に …

    京都の革製品ショップ「丑や(http://www.kyoto2001.co.jp/ushi-ya/)」から CLIE PEG-TH55 用のケースが到着する。オーダーメイドなので通常は納期が2〜3週間ということなのであるが、「型押し緑」が在庫があるということだったのでさっそく注文したしだい。型押し加工は多少割高なのであるが悪くない質感である。 2005年6月12日の日記で紹介した「光の雅歌―西村朗の音楽」を読んで、西村朗の合唱作品《式子内親王の七つの歌》に興味を持った。この作品を委嘱初演した合唱団OMP(現在は「合唱団 響」)に問い合わせて、初演の録音を譲っていただいた。本日到着。