Category: CD/DVD

  • シルヴァン・ショーヴォー

    1ヶ月ほど前に注文していたCDが届く。 Nocturne Impalpable 会社の同じ職場の方から紹介してもらったシルヴァン・ショーヴォー(Sylvain Chauveau)のCD。かつて坂本龍一さんのお気に入りとして紹介されていたのだが、しばらく廃盤状態にあって今年になって再発売されたらしい。 ホームページはこちら:http://www.sylvainchauveau.net/sc_en.html まだ全部聞いていないのだが、室内楽的な編成のアンビエントという感じ。教授の「1996」あたりを気に入る人は、これも気に入るのではないかな? 試しに妻に「これ、教授の新譜」と言ったら信じた。

  • ゴールデンウィーク総括

    久しぶりに帰宅。 出張と帰省が続いて10日くらい家を空けていたことになる。明日/明後日は吹奏楽団の練習が詰まっているので実質的なゴールデンウィークは終わり。というわけで簡単な総括を。 行ったところ 厄払い:  ゴールデンウィーク中に中学校の同級生が集まって厄払いをするということになっていたのだが、残念ながらその日には実家にいないため一足先に厄払いを済ませた。これは中学校時代の恩師の家(神社)でやることになっていたので、近況報告や息子の顔見せを兼ねてお邪魔した。 地元のワイナリー「カーヴ・ドッチ」: 葡萄の木を契約しているので毎年1本ずつワインをもらえることになっているのだが、帰省していなかったので6本(つまり6年分)も溜まっていた。2001年のバッカス、2005年のシャルドネ、2002年のカベルネ・ソーヴィニヨンをそれぞれ2本ずつ贈ってもらうことにした。 まつり: ちょうど地元のお祭りとスケジュールが合った。息子を連れて坂の上にある神社に連れて行ったら、ちょうど神輿が帰って来るところだった。 飲み食いしたもの ワイン: 上記の「カーヴ・ドッチ」で2002年のミュラー・トゥルガウとスパークリング・ワインを買って実家で空ける。ミュラー・トゥルガウはシャルドネほど辛口じゃないのでいろいろな料理に合わせられる。スパークリング・ワインは以前も買ったことがある。以前のものはかなりフルーティだったのだが、今回のはかなりドライ。 魚: やはり日本海側は白身魚やイカがうまい。刺身/寿司おいしくいただいた。 新発見 ZAZEN BOYS: 偶然「トップランナー」で見かけたのだが、かなりかっこいい。 ***** で、帰って来た日に届いたCDとDVD。 威風堂々 知らんかったなあ。朝比奈隆さんが海上自衛隊を指揮した1970年代の録音のCD化。 77 Million Paintings By Brian Eno (2pc) (Dvdr) [Import] ブライアン・イーノのビデオ・インスタレーション。 Le Domaine Musical Vol. 1 / Pierre Boulez 「ドメーヌ・ミュジカル」時代のブーレーズの録音を集めたボックスの第1弾。4枚組。《ル・マルトー・サン・メートル(主なき槌)》の初演ボーナス CD がついているというので買ってみた。同時代の作曲家の作品が集められている Vol.1 よりは、ストラヴィンスキーや新ウィーン楽派の作品が集められている Vol.2 の方が聞きやすいのかな?

  • ストーンズ/栗コーダーカルテット

    以下の4枚を引き取って今回のストーンズ紙ジャケをコンプリート。 ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!(紙ジャケット仕様) アフターマス(UKヴァージョン)(紙ジャケット仕様) ガット・ライヴ・イフ・ユー・ウォント・イット!(紙ジャケット仕様) レット・イット・ブリード(紙ジャケット仕様) スタンプカードが溜まったので、ふと目に留まったCDを買ってみることにした。 アンソロジー 20 songs in early 10 years(1994~2004) 以前から興味を持っていた栗コーダーカルテットのベストアルバム。(先日浜松に来たらしい。) ほぼ毎日「ピタゴラスイッチ」のオープニングは聞いているのだが、それ以外の曲は聞いたことがないはずである。(あ、持っているCDからのピックアップがあった …..) メンバーはもともとリコーダー奏者ではなく、いろいろな楽器をやっているらしい。なので、リコーダーアンサンブルだけでなく、ウクレレ、サックス、テューバ、各種打楽器なども顔を出す。ジャンルや方向性は違うが、タブラトゥーラにも似たとても穏やかな音楽がいい。 ジャケットは、すぐそれとわかる、元たまの知久寿焼さんのデザイン。

  • ブライアン・イーノ/ジョン・ケイル

    最近とっても気に入っている高橋幸宏さんの「BLUE MOON BLUE」に収録されている《LAY MY LOVE》という曲がブライアン・イーノとジョン・ケイルの共作のカバーだと教えてもらった。というわけで、音楽班の回覧となったこの一枚。 ロング・ウェイ・アップ 1990年にリリースされたそうである。この二人の組み合わせからは想像できないくらいポップな仕上がり。《LAY MY LOVE》も幸宏さんのカバーと原曲の違和感はあまりない。 実はイーノの歌声もなかなかよい。

  • 象になった少年(じゃないよ)

    だって、このタイトル間違いやすくないですか? 星になった少年 スペシャル・エディション [DVD] アウトレットで半額で売られていたので買ってみた。 何となく体がカタルシスを欲していたのですぐに見てみた。 意図的なのかどうかわからないが意外なほど淡々とした進行。 そういえば邦画を見るのは久しぶりだし、そもそも最近の邦画というものはほとんど見ていないのだが、正直こんなんでいいのかと思う。 映画って時系列に並んだエピソードの点描的な羅列じゃないと思うんだけどな。 そりゃ「泣ける」「泣けない」という尺度で見れば「泣ける」んだろうけど、映画を見終わった後の心地よい疲労感とか充実感が感じられないのでありました。 映画の最後近くにある、屋根の上での常盤貴子の演技は印象的。

  • いろいろと手に入れた

    まずは何となく買ってしまったCDたち。 ヤン・ヴァンデルローストと4人の作曲家たち(de haske / DHR 24-001-3) 去年のバンドクリニックで「もうじき出る」と言われたのはこのCDだったのかなあ?ヴァンデルローストが客員教授を務める名古屋芸術大学ウィンドオーケストラによる演奏で、ヴァンデルロースト、広瀬勇人、ケヴィン・ホーベン、マキシム・オーリオ、トム・デハースという5人の作曲家による作品が収録されている。 さて、いつ聞けることやら … Teaching Music through Performance in Band VOLUME 5 ついにこのシリーズも5冊目まで出版されたらしいが、そういえばまだ買っていない。取り上げられる作品もちょっとネタ切れ感がある。 とはいえ、ここに録音されている作品では、 バンドのためのファンタジア(ジャンニーニ) 交響的断章(ネリベル) 第3組曲(ジェイガー) あたりは、古き良き作品の貴重な作品と言えそう。 ***** mixi の NAPP さんのページで貴重な音源のありかを教えていただいた。ユーフォニアムと吹奏楽のための《とっかあた》(ピアノ・リダクション版もあり)と、先日の「響宴」で残念ながら聞き逃した《科戸の鵲巣》の初演の録音である。 《とっかあた》は、いかにもトッカータという急速なテンポの中でいろいろな日本の旋律が引用されている。外囿祥一郎さんの演奏によるCDが佼成から発売予定とのこと。 《科戸の鵲巣》は(ご本人曰く) NAPP さんの作品の中では「異色」ということであるが、明るい調性感や「わかりやすい」曲想が受けているのではないかと思われる。 貴重なものをありがとうございました。

  • NAXOSの吹奏楽作品集

    ついにNAXOSレーベルの吹奏楽シリーズが始まった。以前スーザの作品集とかはあったけど、吹奏楽作品を体系的に集めたシリーズは初めて。 Strike Up the Band! 最初はこんなところか。有名どころの行進曲を集めたもの。 Persichetti: Divertimento; Masquerade; Parable 以前、ハルモニア・ムンディからリリースされていたパーシケッティの作品集。 Redline Tango 昨年のオストワルド賞受賞作品であるマッキーの《レッドライン・タンゴ》を含む作品集。 (こういうのって今までは Mark Custom の独壇場だったのに …..)

  • アッコちゃん/クラスターなどなど

    近くのCDショップの閉店セール。CD/DVDが30%引きで売られている。 はじめてのやのあきこ アッコちゃんの最新盤。1曲のみ新曲で、あとはゲストを迎えたセルフカバー。 忌野清志郎とデュエットしている《ひとつだけ》が意外にはまっていてよかった。あと、最後に入っている《そこのアイロンに告ぐ》での上原ひろみとのピアノバトルも。 PRESTO(DVD付) sketches & notations-SKETCH SHOW REMIXES- クラスターII(幻星)(紙ジャケット仕様) ツッカーツァイト(電子夢幻)(紙ジャケット仕様) リバプール・オラトリオ DVD 知り合いの知り合いの送別会に参加。隣の席では、これまた知り合いの送別会が行なわれたりしていた。

  • BLUE MOON BLUE

    というわけで幸宏さんの「BLUE MOON BLUE」をちゃんと聞いてみた。 BLUE MOON BLUE やっぱりいいなあ。SKETCH SHOW をもっと人に優しくしたような音楽。 「癒し系」という言葉と、それを狙った音楽はあまり好きではないのだが、これこそ究極の「癒し系」である。 聞いているうちにどんどん心が穏やかになっていくアルバムはそうない。 YMOの中では教授が好きだった私は、幸宏さんの活動をあまり追いかけていなかった。 (ごめんなさい、ごめんなさい …..) リアルタイムで買ったのは、YMO絶頂期にリリースされた「音楽殺人」とか、スカパラとのコラボレーションが収録されているベスト「I’M NOT IN LOVE」くらいかも。 その「音楽殺人」の時には YMO での先鋭的な音楽をうまくポップにまとめているなあ、と思った。今回も SKETCH SHOW の音楽が根底にありながら、その上にうまく「幸宏」色を乗せているような感じ。 かなりの名盤だと思います。

  • ストーンズを聞こう(その4)

    サタニック・マジェスティーズ(紙ジャケット仕様) というわけで、問題作と言われている「サタニック・マジェスティー」。流行にのるべくサイケデリックなサウンドを目指したとか、ビートルズの「サージェント・ペパーズ」に影響を受けてコンセプトのトータリティを目指したとか、ストーンズの本道から外れたアルバムと言われている。 ストーンズだと思わなければ面白い。ストーンズだと思うと苦笑せざるを得ない部分も確かにある。 いろいろな年代のストーンズを聞いていると、その時その時の流行を取り入れながらも、どうしてもにじみ出てしまう「ストーンズらしさ」というのが、このグループの魅力なのだと思う。そう考えると、このアルバムはアルバムのメインテーマであるサイケデリックと、その「ストーンズらしさ」の相性が悪かったということになるのだろう。 ちなみに「サージェント・ペパーズ」(と「マジカル・ミステリー・ツアー」もかな?)をパクったとしか思えないジャケットには、ビートルズの4人の顔が隠されているのだそうだ。紙ジャケCDではほとんどわからないが。