Category: CD/DVD

  • 水曜日に休んだら何をしよう?

    訳あって有給休暇を取得。 ずっと前から予定されていたことはいえ、かなりグロッキーの状態だったのでちょうどいいリフレッシュになる。 録画しておいた「スペイン対フランス」を見る。 スペインが勝つと思いきやフランスの貫録勝ち。 録画した試合を見るときには適当に早送りすることが多いのだが、これは見入ってしまった。 フランスのベテランのがんばり。 誰もが「ジダン最後の試合」はできるだけ後ろにしたいと思っているのだろう。 次はブラジルとの準々決勝。 この組み合わせは1998年フランス大会の決勝を思い出す。 ジダンの華麗なヘッド二発でブラジルを圧倒した試合だ。 まだまだ本気を出していないブラジルとモチベーションのあがってきたフランス。 これも楽しみ。 決勝トーナメントに入ってからことごとく予想が外れているのだが、紙一重でどちらにも転ぶ可能性があるということなのだろう。 ***** ほぼ一日息子と付き合わないといけないので車に乗せてつれ回すことにする。 まずは、どうしても「PLUTO」の原作である鉄腕アトムの「地上最大のロボット」が読みたくて、「PLUTO」第1巻の豪華版を買う。 PLUTO 1 (1) 【豪華版】 ビッグコミックススペシャル 第1巻はそのアトムのエピソードがついてくるのでまだ付加価値は高いのであるが、第2巻以降の豪華版の付録ははっきり言ってしょぼい。第1巻を豪華版で買ってしまうとそのあともズルズルと … となりそうなので怖いのであるが、今のところは大丈夫そうだ。 その「地上最大のロボット」はシンプルなストーリーだし、年少の読者を想定しているせいかセリフもいくぶん説明的なのであるが、やはり素晴らしい。 また、これを読むと「地上最大のロボット」のプロットの「PLUTO」への配置と、「地上最大のロボット」に登場するロボットに関する「PLUTO」でのストーリーの膨らませ方の見事さがわかる。 *** 立ち寄ったCDショップのワゴンセールで買ったもの。1枚280円。 Uh-Oh デヴィッド・バーンのソロ・アルバム。 トーキング・ヘッズの頃に比べると、わりと素直にラテンとかファンクを消化しているように思える。直球勝負しながらもわずかにトーキング・ヘッズの残像が見える。物足りないと言えば物足りないが、リラックスして聞くにはいいのだろう。 Strawberries Oceans Ships Forest ポール・マッカートニーが変名で出したテクノ・アルバム。 どんなんだろう? *** 夕飯はお寿司とシャルドネ。辛口のシャルドネは魚介類に合う。 幸せで飲み過ぎてしまいました。

  • I’m so tired

    金曜日は早朝のブラジル戦→仕事→飲み会、土曜日は散髪→子守り→吹奏楽団の練習→深夜までの演奏会実行委員会、そして今日は7時からの草刈りと午前中は金管分奏。 全然休めないぞ …… TIMES SQUARE~Live at STB 139~ エリック宮城率いるビッグバンド EM バンドのライヴ盤。 直筆ビッグバンドスコアの複製がもらえるというので買ってしまった。 ライヴ盤ということでラフな感じであるが、そのラフさがいい具合に出ている。

  • 虹伝説/ブッシュ・オブ・ゴースト

    机のまわりを整理していたらCDギフト券が発掘されたので、「これは使わねばなるまい」と思いタワーレコードへ。 虹伝説 THE RAINBOW GOBLINS(紙ジャケット仕様) ブログには書き忘れていたが、サンタナの《ロータスの伝説》(例の22面ジャケット!!)を聴きながら、ふと思い出したのがこのアルバム。 アルバムは中学生の頃に友人に借りた。同名の絵本に音楽をつけたものということで当時話題になっていた。耳で聞くファンタジーというところか。「な ぜ日本語で歌うねん?」「なぜラテンやねん?」というツッコミもできないことはないのだが、アルバム全体を覆うトータル感と、最終曲《You Can Never Come To This Place》の壮大なフィナーレ感が感動的。 My Life in the Bush of Ghosts まあ、ブライアン・イーノとデヴィッド・バーンが一緒に作ったアルバムを私が気に入らないわけがないのであって ….. トーキング・ヘッズの名作「リメイン・イン・ライト」と双子のような位置付けのアルバムらしい。「リメイン・イン・ライト」ほどのプリミティブなパワーはないが、それよりもクールな感じがする。

  • 体操教室/武満徹/今日の積志ウィンドアンサンブル

    午前中、近くの保育園(まだ通園しているわけではない)の体操教室に参加。 開始時間の午前10時はそろそろ眠くなるので機嫌が悪い。少しぐずり気味で全然人のいうことを聞かない。勝手にステージの上に上って太鼓を叩き始めたり、引き戸の扉を開けようとしたり。 体操をする以前に、勝手に走り回る息子を押さえるために必要以上に疲れた … ***** その後、先日注文しておいた楽譜を取りに行く。 SJ1159 武満徹 シグナルズフロムヘヴン 武満徹さんの金管アンサンブル曲である。最近出版されたのに気付かなかった。 《シグナルズ・フロム・ヘヴン》は《デイ・シグナル》と《ナイト・シグナル》からなっており、どちらも2群に分かれたブラス・アンサンブルが短いモチーフをアンティフォナルに演奏する作品である。(副題は「2つのアンティフォナル・ファンファーレ」) 私は《デイ・シグナル》だけ演奏したことがある。この楽譜には各パートが別々のタイミングで楽器のベルを高く持ち上げる(bell in air)という指定がある。11本の金管楽器がそれぞれにベルをかざす動作は見た目にもかなり印象的なのではないかと思う。 武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル Vol.13 前にも書いたが、以前は非常に先駆的な役割を担っていたこのシリーズも、海外の新譜CDがほぼリアルタイムで簡単に手に入る時代になってしまったために、あまりインパクトがなくなってしまった。 逆に、すでに廃盤になっている過去の作品(貴重な録音)をまとめて出したりする方が市場のニーズには合っているのではないかと思う。(いかがでしょう?ソニーさん) ***** 夜、吹奏楽団の合奏。《ロシアン・ダンス組曲》(ケース・フラク)。第3楽章のアッチェレランドのタイミングを変えてみる。まだ多少不安定だが棒にはついてきてもらっているので何とかなるだろう。第4楽章「トレパーク」は前回の通し練習での課題が克服され、かなり前ノリになってきた。

  • 今日届いたCDたち

    ううん、聞く時間がないよう … 田村文生編曲作品集「TRANSFORM」 スタジオ・シンフォニカが制作した田村文生さんによる吹奏楽編曲作品集。 チラシは以下の URL で。 http://www.sinfonica.co.jp/con_produce/pdf/200604_flyer_transform_web.pdf ご注文は以下の URL で。 http://www.sinfonica.co.jp/ 私はまだ《バッハナール》(原曲はJ.S.バッハの《聖アン》)や《海の微風 春の再来》(同じくドビュッシーの弦楽四重奏曲の第4楽章)あたりしか聞いたことがないのであるが、単なるトランスクリプションに留まらない様々なアイデアがちりばめられている。 特にヤマハ吹奏楽団の定期演奏会で《バッハナール》を初めて聞いたときなんか本当にぶったまげた。 演奏はわたけんさん率いる北海道教育大学函館校吹奏楽団。 ***** それから、今回もライナーノートを書かせていただくことになっている某CDのラフミックスのCDも送っていただき、今日到着した。 実はいろいろな原稿の締め切りが立て込んでいてけっこう大変だったりするのである … ***** あと、マトモスのCDの件でコメントをくれた “かしくん” からマシュー・ハーバートの「Plat du Jour」(日本語にすると「今日の一皿」?)を聞かせてもらう。 マトモスのように現実音をサンプリングしているのだが、かなり明確な意図を持って素材を選んでいる。このアルバムもタイトルから何となく想像がつくようにジャンク・フードの危険性を訴える意図をもって人間の口に入るいろいろなモノを素材にしているらしい。 ご丁寧にアルバムの意図を説明したウェブページも用意してある。ちゃんと日本語で書かれているのでご心配なく。 仕事中に聞き流していたのだが、5曲目《CELEBRITY》でデヴィッドだの、ヴィクトリアだの、ビヨンセだのが歌われているのを聞いておかしくなってきた。やはり怒りにはウィットが必要である。 閑話休題。マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」が面白くて「華氏911」がそれほど面白くなかったのはこのウィットの差なのではないか。 マシュー・ハーバートはビッグバンドも録音しているらしい。どんなんだろう?

  • 見る前に焼け!

    というわけで、「DVDレコーダーで録画 → そのまま DVD-R へ」という未視聴の DVD-R がどんどん溜まっているわけですが ….. 昨日録画したNHK スペシャル「ドイツW杯 魔術師 ロナウジーニョ」を見る。裏で「BS永遠の音楽 アニメ主題歌大全集」をやっていたものでリアルタイムでは見なかったのである。妙技のてんこ盛りでお腹いっぱいという感じ。 個人的にはワールドカップは「決勝でブラジルと戦わせたいチームはどこ?」みたいな楽しみ方をしようと思っている。そういった意味でオランダとポルトガルに注目したい。 会社で「LIVE UNDER THE SKY」の1984年と1985年の映像をいただく。1984年にはギル・エヴァンス・オーケストラとジャコ・パストリアスの共演が入っている。ギル・エヴァンスがキーボードを弾く《チキン》!ハービー・ハンコックの「ROCK IT BAND」も懐かしい。 1985年ではやっぱりマイルス・デイヴィス・グループが見たかった(まだ見てないけど)。この年は筑波万博が開催された年で、マイルスのグループは筑波万博の会場内でも演奏した。私は整理券を入手できなかったので、場外で演奏を聞いていた。一瞬フェンスの間から見えたマイルスが私の唯一の生マイルス体験だった。 ちなみに、武満徹さんのブラスアンサンブル作品《デイ・シグナル(シグナルズ・フロム・ヘヴンI)》は、LIVE UNDER THE SKY の10周年を記念して書かれた。(まさか、テレビ放送はされなかったよなあ。されていたら見てみたい。)

  • エクスポージャー

    ま、いろいろ買ったわけなのですが … エクスポージャー(完全版)(紙ジャケット仕様) キング・クリムゾン教の教祖様であらせられるロバート・フリップ御大が1979年に発表したソロアルバムのリマスタリングリリース。当時は不本意な形で発表されたので今回「完全版」としてリリースしたのだそうだ。 ピーター・ガブリエル、ブライアン・イーノらの共演陣に興味を持ったので購入。 ロバート・フリップがダリル・ホール(ホール&オーツの片方ね)のヴォーカルに魅せられて多くの曲でヴォーカルを取ってもらっていたのだが、ホール&オーツ側のレコード会社がそれを嫌って多くの共作がお蔵入りになっていたとのこと。 1970年代後半というと、ロバート・フリップはキング・クリムゾンを解散していた時期だし、ホール&オーツはブレーク直前でまだまだという時期だったと思う。そんな時期にこの二人の接点があったというのがかなり意外だった。 サウンド的には、その後復活することになる「80年代クリムゾン」との共通点が多い。私は70年代のプログレの範疇にいるクリムゾンよりも、タイトなビートの80年代クリムゾンが好きなのでかなりいい感じで聞けた。

  • マトモじゃないマトモス

    ザ・ローズ・ハズ・ティース・イン・ザ・マウス・オブ・ア・ビースト ビョークのアルバム参加やツアーメンバーとしてすっかり有名になったエレクトロニカ・デュオであるマトモスのニューアルバム。ビョークの素晴らしいライブDVD「ロイヤル・オペラ・ハウス」でも、そのマッド・サイエンティスト風の奇妙な演奏を見ることができる。 現実音をサンプリングして曲を作るあたりは「ミュジーク・コンクレート」とも言えるかも知れない。 このアルバムでも牛の臓器だとか精液だとか自分の体にタバコの火を押しつける音とかをサンプリングしているらしい。彼らのホームページに写真入りの解説があるが、あまり詳しく見たくない。 そういうゲテモノ的なサンプリング素材を使っても音楽の方はかなりポップ。

  • 母の日の日記

    つらつらと今日の日記を。まずは今日届いたCD。 プレイズYMO(初回限定生産) セニョール・ココナッツ(アトム・ハートらの変名ユニット)が YMO をラテン風にカバーしたアルバム。YMO のお三方もゲスト参加しているあたりが洒落がわかるというか。 《シムーン》や《ファイアー・クラッカー》あたりのトロピカルなナンバーがラテンのリズムと相性がいいのは何となく想像できるのであるが、《リンボ》や《ビハインド・ザ・マスク》あたりも意外とはまっている。 クラフトワークとかディープ・パープルもこの調子でカバーしているらしいのだが、聞きたいような聞きたくないような … ***** 午前中、家の裏が雑草に覆われてきたので草刈りをする。そもそも、ここは市有地なので私が草刈りをする必要がない土地なのであるが、誰も刈ってくれないし、ふだん自転車専用道路に出るために使っているので、やむを得ず刈っているのである。 午後、このたび無事ン十代(あえて秘す(笑))に足を踏み入れた団員の誕生パーティーへ。しこたま酒飲みながらしこたまケーキを食べる。明らかにカロリーオーバー。 今日は「母の日」なのでカレーを作る。ホワイトカレーなどというものが売られていたので試しに買ってみた。「カレーの王子様」を少しスパイシーにした感じ。悪くない。妻の提案でハンガリーのトカイワインを合わせたのであるが素晴らしい相性。 さ、明日からダイエットしようっと。

  • アメリカン・ウィンド・シンフォニー・オーケストラ

    和田薫さんがアメリカン・ウィンド・シンフォニー・オーケストラから委嘱されて作品を書いたそうだ。 アメリカン・ウィンド・シンフォニー・オーケストラはアメリカ国内でのツアーを中心として活動している管楽アンサンブルで、ほぼ4管編成のオーケストラの管楽器セクションと打楽器群からなる編成である。そのため、サクソフォンやユーフォニアムは含まれていない。 有名なところでは、黛敏郎さんの諸作品はこのオーケストラによって委嘱されているし、ペンデレツキの《ピッツバーグ序曲》、ロドリーゴの《管楽オーケストラのアダージョ》、ホヴァネスの《交響曲第4番》と中心とするいくつかの交響曲なども、このオーケストラのために書かれている。 なかなか個性的な活動をしているバンドなのであるが、日本ではあまり演奏を聞くことがないので話題にならないのかも知れない。私の知る限り、公にリリースされている CD は一枚だけだったはずだ。 そんなわけでウェブをつらつらと検索していたら、いつの間にか何枚かの CD がリリースされていることがわかった。以下のページで「American Wind Symphony Orchestra」で検索をかけると4枚見つかった。 http://www.buythiscd.com/shop/home.php Concerto Grosso for Woodwind Quintet and Orchestra (Robert Russell Bennett) Sinfonia (Ned Rorem) Cancion De Gesta (Leo Brouwer) Music For the Royal Fireworks (G.F. Handel) Armageddon (Henk Badings) Concerto for Percussion and Wind Orchestra (Toshiro Mayuzumi) Pittsburgh Overture (Krzysztof Penderecki) Morpheus (Jerzy […]