Category: CD/DVD

  • ジャパニーズ・ガール再び

    アッコちゃんがファーストアルバム「ジャパニーズガール」をピアノ弾き語りで再現。 オリジナルは1976年発売だそうだから、30年以上前になる。バッキングをつとめたリトル・フィートが「十分に彼女をサポートできなかった」という理由でギャラを返上したというエピソードがあるとか。 ライヴ音源からのマスタリングは、長らく療養生活を送っていてこれが復帰作となる吉野金次さん。もう買うしかないでしょう。今日(9/24)からiTunes Music Storeで限定配信。

  • 打ち上げ(好きな言葉は「初回限定」です)

    とりあえず仕事が一段落したので打ち上げ。期待通り(?)宴会に行く前にCDをば。 最近リリースされたハービー・ハンコックのベスト。ハービーの全キャリアを把握しているわけではないのだが、やはりこのCDに含まれている作品の大半は聞いたことがある、というかアルバムで持っている。 いわゆる新主流派の流れを汲む《ウォーターメロン・マン》《カンタロープ・アイランド》《処女航海》(このあたりはブルーノート)、ファンキーな《カメレオン》《ロック・イット》など。 最近出たジョニ・ミッチェルのトリビュートもえらい評判がいいようだが、まだ聞いていない。 で、このCD、最近話題のSHM-CDである。車で聞いただけなのだが、そう言われると音の粒立ちがはっきりしているように思う。

  • 細野補完計画(メディスン・コンピレーション)

    そういうわけで、中古で購入した細野さんの「メディスン・コンピレーション」が到着。 「オムニ・サイト・シーイング」と路線は同じと言ってよいと思うのだが、「オムニ・サイト・シーイング」のように積極的に外に開いているのではなく、全てを手の中でもてあそんでいるような感覚。その分、危うさがなく安心して聞いていられる。 何曲かはYMOの再生アルバム「テクノドン」に入っていても全然おかしくない。

  • ロゼ

    amazon からセールをやっているというメールが届く。 近所の CD 屋を探しても全然見つからなかった飯島真理の「ロゼ」をポチッと。教授がプロデュースしたファーストアルバム。

  • 今日買ったもの(高橋悠治/RVG)

    タワーレコードから高橋悠治さんの作品集が出た。各2000円の2枚組が4点でCD8枚分である。これらは以前フォンテックからリリースされていた「リアルタイム」シリーズのVol4.~Vol.11をこの順番に2枚ずつまとめたもの。以前は確か3000円くらいで売られていたと思うので、一気に価格は1/3、今まで24000円かかっていたものが8000円で揃えられるのである。ちなみに私は第10弾「泥の海」を持っていたので、これは丸々だぶってしまったのであるが、まあいい。誤差誤差。 どうせなら他の作曲家の作品を演奏したVol.1~Vol.3もリリースしてくれればよかったのに。グバイドゥーリナ、クセナキス、三宅榛名、ジョン・ゾーン、ホセ・マセダらの作品が収録されている。(そのうち出るのかな?) ということで、1セット目から聞いてみる。2枚目に収録されている「コンピュータ音楽演奏システム」(要するに MAX らしい)のために書かれた《翳り》は1時間聞き通すのはちょっと辛い。環境音楽を志向して書かれた作品のようなので、そんなに聞き入らない方がいいのかしらん? 1枚目の方は記憶に引っかかっていた。いつごろそのタイトルを聞いたのか忘れてしまったが《慈善病院の白い病室で私が》という曲名が印象に残っていたのである。この作品はブレヒトの詩にインスパイアされて作られた。ヴァイオリン、マリンバ、スティールドラムのために書かれたヴァージョンがあり、しかもそれらは同時に演奏しても構わない。(ちなみに高橋悠治さんの公式サイトで楽譜を見ることができる)このCDにはヴァイオリン+スティールドラムで演奏されているヴァージョンが収録されている。うまく説明できないが非常に印象的な曲。 ついでに50%OFFのワゴンをのぞいたら、RVGリマスター盤があったので何枚か。

  • 今日届いたもの(ウェイン・ショーター)

    HMVで一枚だけ入荷が遅れていたウェイン・ショーターの「Speak No Evil」が到着。

  • 細野補完計画(N.D.E.)

    まだまだ続く細野補完計画。今日届いたのは「N.D.E.」。臨死体験(Near Death Experience)の略だそうな。 ビル・ラズウェル、ゴウ・ホトダ、寺田康彦とのコラボレーション。ディスコグラフィ的には「メディスン・コンピレーション」→再生YMOの「テクノドン」→そして、この「N.D.E.」と並ぶ。 次は「メディスン・コンピレーション」を狙うか。リアルタイムで聞いたのだが買っていなかったので。

  • コンクールDVDを見る

    ふと《交響曲》(矢代秋雄)とか《交響三章》(三善晃)とかを「見たく」なったので、吹奏楽コンクール全国大会のDVDを引っ張り出して見てみる。基本的にコンクール実況盤は買わないことにしているのだが、コンクールでしか聞けない作品も少なからずあるので、たしなみ程度には持っているのである。 《交響曲》は2006年(第54回大会)の福島県立磐城高等学校吹奏楽部の演奏を聞く。コンクール自由曲としての矢代の《交響曲》は、通常第4楽章すなわちホルンのペダルトーンから始まるのだが、この演奏は第1楽章のテーマの提示から始まって、いつの間にか第4楽章のピッコロのデュオに移るのである。アレグロのテンポが若干急ぎ気味のようにも思えるが、全般的には奇をてらわない好感の持てる演奏である。冒頭部、それから – ソナタ形式でいうところの第2主題にあたるのかな? – のピッコロとファゴット(あるいはコントラバスクラ)が印象に残る。 《交響三章》は1999年の神奈川大学の演奏を聴く。このバンドの研ぎ澄まされた音色はかなり好きなのだが、ちょっと端整過ぎる気がする。もうちょっと匂い立つような色気があってもいいように思う。また、多くの演奏がそうであるのだが、クライマックスがまとまらない。 ということで、コンクールシーズンもそろそろ終盤。支部大会での代表選出も佳境に入っているようだが、何とか全国大会までには「デーサイ」化されたホームページにリニューアルしたいものだ。(忘れてしまっているわけではありませんよー。裏では着々と準備してますよー。)

  • 細野補完計画(続き)

    そういうわけで、中古で購入した細野さんの「Omni Sight Seeing」が届く。 「観光音楽」+「環境音楽」という評価もあったように、1曲の中で世界各地の音楽がヘテロなままで共存しているような感じ。(今風の言葉で言うと「マッシュアップ」?)融合しているわけではなくて、それぞれの素材が自分の境界線を主張しているのであるが、何かの拍子でその境界線がピタッとはまってしまったような不安定さを感じる。のちのソロ作「メディスン・コンピレーション」やYMO再生アルバム「テクノドン」に通じる無機質なビートとあいまって、シニカルな狂気を感じるのである。(顔では笑っているけど、頭の中では何を考えているのかわからない不気味さというか)非常に刺激的。 それから、ついに再発された岡林信康の初期3作。2枚目の「見る前に跳べ」ではっぴいえんどがバックを務めている。 このアルバムに収録されている「私たちの望むものは」を1970年の第2回全日本フォークジャンボリーで演奏した時の映像が残されていて、数少ない「動くはっぴいえんど」の記録として知られている。今でこそ、はっぴいえんどのボックスに収録されているのだが、以前は見たくても見られない状態だった。そこで、何の気なしにNHK-BSの番組(「フォーク大全集」とかそういうやつだったような気がする)にこの映像をリクエストしたら、番組中でメッセージが紹介されてしまい、しかもそれを妻の実家で見ていたという、どうでもいいエピソードあり。ちゃんと映像も放送してもらったし、この時代の証言には欠かせない佐野史郎さんもけっこう熱っぽく語っていたように覚えている。 超A級放送禁止歌と言われていた《手紙》も、まだちゃんと聞いたことがなかったんだよなあ。

  • 細野/ライ・クーダー/ウェイン・ショーター/のだめ

    ….. だから、いろいろなところからいっぺんに荷物が届くと訝しがられるのだな ….. で、中古で購入した細野さんのユニット「Love, Peace and Trance」。今回は初回版特製ケース入り。(これ、帯はついていたのだろうか?) それから、昨年からちょっと気になっていたライ・クーダーの近作2枚。最近気付いたのだが、ヴィム・ヴェンダースの「パリ・テキサス」のサントラでも弾いていたのね。 ついでにチマチマ集めているブルーノート・レーベルのRVGリマスター盤。今回はウェイン・ショーターを買ってみた。実は「Speak No Evil」を聞きたかったのだが品切れらしく、おまけのおまけで買ったこちらの「Adam’s Apple」が届いた。 遅ればせながら「のだめカンタービレ」第21巻を読む。なかなか面白い展開になってきた。