Category: 親バカ

  • 秋の到来

    昨日に比べるといきなり気温が下がった。最高気温も20℃に達しなくなり、昼間でも最高気温は16℃くらいだった。本格的な秋の到来である。 ということで、夕食は秋ならではのものを。 (食べかけですみません …) まず奥のワインは以前にも紹介したフェーダーヴァイサー(Federweißer)。発酵中のぶどうを瓶詰めしたものである。いろいろなところで売っているものを試して、最初はスーパーマーケット、次は牧場の産地直送っぽいもの、そして今回はハルステンベックにあるワインショップで売られていたものを買ってきた。 手前にあるのは、そのフェーダーヴァイサーに合うと言われているらしいツヴィーベルクーヘン(Zwiebel Kuchen)。直訳すると「たまねぎケーキ」ということになるが、たまねぎ、ベーコン、チーズを卵やクリームと混ぜて、タルト生地に入れて焼く、ほとんどキッシュのようなものである。確かに少ししょっぱい味付けがフェーダーヴァイサーの発泡した飲み心地と合うような気がする。 そして、これも昨年紹介したクルミ。まだドイツ産のものは出回っていないらしく、これはアメリカ産。ドイツ産に比べると大きめだし、ちょっと乾燥している感じがする。これはまだ旬じゃないかも。 ***** 息子が、ともだちが DS でやっているゲームを見て「初音ミク」に目覚めたようだ。タイトルを覚えてきた曲(《深海少女》とか《マトリョシカ》とか)を YouTube で探して聞いている。(ついにローマ字で日本語入力もできるようになってきた。)  

  • ハンブルク日本人学校/補習校運動会

    なかなか微妙な天候の中でハンブルク日本人学校/補習校運動会が行われた。 毎年(とはいっても昨年は日本出張と重なってしまったので参加できなかったのだが)天気が悪い中で「小雨決行」というような状況だった。いろいろ予定の調整が難しいのでできるだけ予定当日に決行することになっているようなのだが、今年は開始時間の午前9時前からかなりの大降り。開始を30分遅らせたものの、結局開会式は土砂降りの中で行われるはめになってしまった。 保護者は傘をさしながら見ていられるからいいのだが、子供たちや先生方はずぶ濡れである。 うちの息子はといえば、急きょリレーの先頭ランナーに決まったとかでかなり神経質になっていたが、予想外にいい走りができたようで喜んでいた。「南中ソーラン」の踊りも以前見た時に比べてメリハリがついていてよかったのではないかな。 あと、これは閉会の挨拶の時にも触れられていたが、いちばん感動したのは小学部高学年と中学部全員によって行われた「組み体操」。真剣さが伝わってくる。人数が少ないゆえに一人一人に与えられる責任が大きいのである。(最初から知っていれば広角レンズ持って行ったのになあ … 使う場面がなさそうだったので置いてきてしまったのだった …) お疲れ様でした。

  • サッカースクール2日目/HSV対FCB

    さて、息子のサッカースクールも2日目。 今日は「友達になろう」と言ってきた子がいたらしい。何でもお母さんはアメリカの大学(名前を聞いたことがなかったのだが、あとで調べてみたら津田梅子も留学したことがある女子大学らしい)の教授で、夏休みの間ドイツに里帰りして、このサッカースクールに参加したのだそうだ。 しばらくドイツにいるそうなので、今後も遊ぶ予定とのこと。 夕方からはハンブルガーSV創設125周年プレシーズンマッチということで、FCバルセロナとの試合が行われる。妻は同行する友人(とその子供たち)と電車で行き、私は会社から直行して現地集合ということにした … のだが … 前にも一度車でスタジアムに行ったことがあったのだが、その時と同じようにスタジアムに近づくにつれて渋滞がひどくなる。結局、スタジアムから遥か離れたところに車を停めることはできたのだが、スタジアムに着いたのは後半が始まる直前だった。 バルセロナは、EURO2012に出場したメンバーはみんな夏休み、プジョルやダヴィド・ビジャはまだリハビリ中、半分Aチームで半分Bチームという編成。ほぼ唯一の頼みだったメッシも怪我のために欠場、これで本当に125周年記念試合なのか?というくらい寒い内容だった。しかも、そんなチームに負けてしまう HSV は大丈夫なのか? ちなみに同行者のお子さん二人とうちの息子はみんなメッシのレプリカユニフォームを着て行った。 試合後、息子を連れて駐車場への道を歩いていたら、見知らぬ人から「メッシ、なんで今日は試合に出なかったんだ!」と言われてしまった …

  • サッカースクール初日

    ということで、息子も夏休みに突入し、ちょうど今週から Hastenbek – Rellingen 地域でのハンブルガーSV主催のサッカースクール(HSV fussballschule)が始まった。 前にも書いたように、親は親で息子がうまくやっていけるかどうか心配なのであるが、息子も息子でやはり不安はあるようだ。朝、サッカーのユニフォームに着替える時にも「ちょっと緊張している」と言っていたし、妻によると「時間に遅れるといけないから早めに行こう」と、いつになく慎重だったようだ。 スクールは月曜日から金曜日までの9:30から15:30まで。さまざまな年代の子供たち(もちろん女の子もいる)が50人以上集まったらしい。この間のトレーニングはHSVから派遣されたコーチにまかせっきりで、親は時間に間に合うように送って行き、終了時間に合わせて迎えに行く。 参加者にはネーム入りのユニフォーム(半袖、長袖、ショートパンツ、ソックス、それらを入れるバッグ)が支給され、トレーニング中はそれを着ることになる。昼食やトレーニング中の飲料水も主催者側が用意してくれる(水筒もユニフォームと同様に支給される)。 トレーニング内容は、5人のコーチがそれぞれ専門の技術を教えてくれるようで、いくつかのチームに分かれた参加者は時間を区切ってそれぞれのコーチのところをローテーションすることになる。あるコーチはドリブル、あるコーチはシュート、あるコーチはゲームメイキング、といった感じである。 心配だった息子の適応具合だが、(息子本人も含めた)我々の心配は全く杞憂だったようで、とてもはつらつとして帰ってきた。今回構成されたチームは普段参加しているサッカーチームの友達もいれば、初対面の子もいたようなのだが、いろいろ話しかけてもらったらしい。日本人なので(?)「カンフーを知っているか?」とかとも聞かれたし、昼食時にはいろいろと助けてもらったとも言っていた。あらかじめ「ドイツ語はあまり理解できない」ということも主催者側に伝えておいたので、コーチの方々もけっこう気を使ってくれていたようだ。 矢継ぎ早に練習の様子を話してくれるところを見ると、それで楽しかったということがわかり、とりあえずは一安心。本当に子どもの適応力は素晴らしい。 あと4日、何事もなく、このまま続けられればいいのだが。

  • 住めば都

    「ねえねえ、ハンブルグって『住めば都』だよね。」 と息子がいきなり夕食の時に語り出した。どうやら最近「ことわざ辞典」を読んでいてこの表現を見つけたらしい。 「でも、『住めば都』って最初は住みにくかったけど、住んでいたらだんだん居心地がよくなってくるという意味だよ。」 と教えたら、 「うん、だって最初はドイツ語とか全然分からなくてすごく怖かったもん。」 と言われた。 あらためて、息子なり(ドイツに引っ越した時点で5歳)にストレスがあったんだなあ、と感じた。 最近、妻はサッカースクールのママ友から「息子が、(うちの息子が)ドイツ語を話すようになった、と言っていたわよ。」と言われたらしい。 来週からは日本人学校も夏休みに入り、息子はハンブルガーSVが主催するサッカー教室に5日間通うことになっている。数ヶ月前に勢いで申し込んでしまったのだが、息子がうまくやっていけるか非常に心配である。普段のサッカースクールで一緒の友達も何人か参加するようなので、うまく助けてもらえるといいのだが …  

  • 7/14 の徒然

    ハンブルク日本人学校は(ふだんは仕事をしているお父さんも参加できるように)今日土曜日に授業参観日が設定された。土曜日なのだが平日のようなスケジュールで息子を学校に送り出し、それから我々も1時間目に間に合うように学校へ行く。 何十年ぶりかに授業を最初から最後まで見たわけなのだが(去年のことは記憶にないなあ、たぶん平日だから参加しなかったのだと思うけど)、小学校低学年の授業というのは、少なくとも高校の授業や大学の講義に比べると、密度が濃いというか、常に集中し続けていないといけないのだなあ、とあらためて思った。息子の宿題や通信教育の状況を見るとすごいペースでいろいろな知識が増えているのだが、本当に何でも貪欲に吸収できる時期なのだなあ、と思う。ある意味羨ましい。 妻は懇談会に出席するということで、授業が終わった息子と一緒に先に帰る。帰りしなパン屋さんによって少し買い込むことにしたのだが、子供(息子はそこそこ大きくなっているのだが)を連れているのを見かけたドイツ人が行列の前に入れてくれた。いつも思う(こういうことは決して稀ではない)のだが、こういうのがごく自然に行われる文化というのはとても素敵だと思う。 夕方から家族で髪の毛を切りに行き(なんか同じ会社の人ばかりになっていた)、そのあとは日本料理屋の「小紋」へ。私は単身赴任自体に連れてきてもらったり、日本から来た出張者を何度か連れて行ったりしていたのだが、妻と息子は初めて。先月カルミナ・ブラーナの演奏会があった時には演奏会後に「小紋」へ行こうと思っていたのだが予約がいっぱいで入れなかった。今回はそのリベンジというわけ。  

  • NO NUKES 2012 (2日目): YMO など

    今日も昼間っから PC にかじりついて NO NUKES 2012 の USTREAM 中継を見る。 そして2日目のYMOのセットリスト。 Radioactivity Lotus Love The City of Light Ongaku La Femme Chinoise Riot in Lagos Tong Poo Rydeen Solid State Survivor (encore) 昨日の「中期〜後期でまとめて欲しい」という願いは、半分くらいかなったというところか。昨日とダブっている曲も微妙に変わっている。 まさか《Lotus Love》をやるとは思わなかった。 《La Femme Chinoise (中国女)》は中間部の小山田圭吾のギターソロがかっこいい。「中国女」だけにデヴィッド・ボウイの《China Girl》のリフを使ったりしている。また、ヴォーカルは最初のバースがオリジナルというか初期ライブに近いもの、次のバースは散開ヴァージョンとなっている。 昨日もそうだったが《Solid State Survivor》の疾走感は初期に勝るとも劣らない。 ***** その前の「忌野清志郎スペシャルセッション」も見た。30年ぶりの《い・け・な・いルージュマジック》。教授がピアノを弾く《スローバラード》。トータス松本はよくがんばったという印象。YMO が好きで「メタルテープに録音した」というMCに笑えるのは40歳代以上か(笑)。 しかし教授はタフだわ。本当にお疲れさまと言いたい。 ***** 今年の World Happiness 行きたくなってきたなあ。YMO として出演するのは今年が最後ということらしいし。 ***** 年末年始の帰省で日本から買ってきて、息子とコツコツ作ってきたガンプラがついに完成。さすがに細かい仕事は目と肩にくる。 [rakuten]belmo:10084464[/rakuten] […]

  • 6/30の徒然

    ハンブルク日本人学校にはプールがないので、毎年近くの学校や施設を借りて集中的にプール実習をするらしい。 今年も7月中旬に3日間のプール実習があるらしいので、少しでも息子を水に慣れさせるべくプールに連れて行くことにした。場所は前にも行ったことがある恐竜のいるプール。前回は妻が用事があって息子と二人だったのだが、今回は家族で行った。 息子は水に何秒間か顔をつけることはできるのだが、鼻に水が入ってくるのが嫌だとかで水に潜ることをしない。鼻から息を出せば水が入ってこないと教えるのだが、息を強く出し過ぎるので長く続かない、といった問題がある。あまり急いて水に対する恐怖心が生まれてしまっては元も子もないので気長に教えてるしかないのかなあ? しばし息子を妻に預けて久しぶりに泳いでみる。ここには水深60cmくらいのプールもあるし、25mの本格的な競泳プールもあるのである。しかしちゃんと泳ぐのは何年振りだろう?日本で通っていたスポーツクラブに比べるとまったりしていて泳ぐ速度も適度でよい。が、300mほど泳いだところで突然右耳が痛くなった。今までそんな経験をしたことはなかったのに。結局続けられずに中断。しばらく休んでいたら問題なくなったのだが、ちょっと不安。 ***** 昼食は久しぶりにカリーブルストのお店「EDEL CURRY」へ行く。今のところハンブルクでいちばんおいしいカリーブルストが食べられる店だと思っている。車で行ったのでビールは飲めない。アルコールフリーのヴァイツェンで我慢する。 車は有料駐車場に停めた。45分単位で精算されるのだが、食事が終わって精算しようとしたら50分だった(5分オーバー)。貧乏性の我々はこれで出庫したらもったいないと思い、近くの無印良品やH&Mで買い物をすることにした。 一応残り時間は計算していたのだが、H&Mのレジで予想以上に時間がかかってしまい、急いで駐車場の精算機にたどりついたのだが入庫してから91分(1分オーバー) …… また買い物に戻ることにした。息子はぶーたれたがやはりもったいない(笑)。 きれいなシャツの店を見つけたので一枚買おうと思ったのだが、これもサイズが合わずになかなか決まらない。何とか決めきって、今度はさすがに5分前に精算することができた。  

  • 息子のサッカー

    今日は息子が所属しているサッカーチームの打ち上げがあった。 6月はこちらの学年でいうと年度末にあたる。実際、多くの学校は来週から夏休みに入ってしまうらしい。ということで、今日が年度内最後の練習ということになり、親も集まってレクリエーション的なイベントになった。私も少し早めに退社して参加する。 お母さんたちは手作りの料理を持ってきて振る舞う。妻は各種マフィンと寿司を作っていった。ドイツ人でも敬遠しないように生ものは避け、卵焼き、かにかま、野菜などを中心にした巻き寿司を作ったらしいが、かなり好評だった。片付け時に「かにかまや海苔はどこで買うの?」みたいなことを聞かれていた。いなり寿司はこちらではあまり馴染みがないのかなあ? あとはチームメンバーとその家族(お父さん、お母さん、兄弟)でのサッカーの試合。親は当然手を抜くが、子供たちはいつもより必死に(親にいいところを見せようとして?)がんばっていたようだ。 1カ月近い休暇のあと、来年度のチーム活動が再開する。 ***** たまらず、今日買ってしまったDVD。 [tmkm-amazon]B0056EBI0G[/tmkm-amazon] フランスの実業家アルベール・カーンが20世紀初頭に世界中にカメラマンを派遣して、各地の様子をカラー写真やフィルムに記録した。ふだんは少しぼやけた白黒写真や映像でしか確認できない100年前の世界がカラーで残されていることにショックと感動と興奮を覚える。 (先日購入した「The World at War(秘録 第二次世界大戦)」やら「Civilization」といい)「なんか、最近こんなの(回顧もの)ばっかり買ってるね。」という妻の言葉に「ひょっとして死期が近づいているのかも知れないなあ。」と返したら、「そうかもね。」と言われた。 今のところそういう予定はないのですが、万が一ぽっくり逝ってしまったら「そういや、そんなこと言っていたなあ」と思い出してください。 ***** 夜はEURO2012の予選グループDの最終戦。本当に疲れてきているなあ … このグループはイングランドとフランスが本命なのであるが、開催国であるウクライナにもがんばってほしい。 テレビで放送されたのはイングランド対ウクライナ。予選でのラフプレーから本選2試合の出場停止が課せられていたルーニーがやっとEURO初登場。かたやウクライナは中心選手のシェフチェンコが怪我でベンチスタート。 相変わらず激しく眠かったのでとりあえずルーニーのゴールを見て寝てしまったのだが、あとから聞いた話やニュースによると「疑惑のゴール」で一悶着あったそうで。結局1-0でイングランドの勝ち。このグループもイングランドとフランスが順当に駒を進めた。  

  • 夏も近づく …

    そろそろドイツ・ブンデスリーガも終わろうとし、興味は6月8日に開幕するEURO2012に移りつつある。 2年前のワールドカップの時に、ドイツ代表のスポンサーであるスーパーマーケットチェーンのREWEがプラスチックカードを発行した(こちらを参照のこと)。 今回も同じようなカードの配布が始まった。10ユーロの買い物で1枚もらえる。レジの担当者によっては、アバウトな人がいて多めにもらえることもできるようだが …