激しく今さらですが、公私の混同を避けるため、今後「吹奏楽のページ」のメンテナンス情報は以下の Facebook ページで発信していこうと思います。
http://www.facebook.com/musicabella.jp
いろいろ反応していただけると心が潤うので、今後ともよろしくお願いいたします。
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いろいろ反応していただけると心が潤うので、今後ともよろしくお願いいたします。
というわけで、吹奏楽コンクールデータベースを更新しました。
細かいバグフィックス以外の機能追加は …
それから、からす川音楽集団の2011年の吹奏楽コンクール成績が間違っていましたので訂正しました。情報をいただきありがとうございました。
最近なかなかホームページをいじる時間がなくて更新のメドが立たないので、不完全ではあるのですが「吹奏楽のページ」をリニューアルしました。
技術的には、
データベースのフレームワークとして使っている CakePHP を 1.x から 2.x にアップデートした。
(バージョンアップでこんなに手を入れないといけないのか …)
デザイン(CSS)のフレームワークとして Bootstrap を使ってみた。
(どこにでもあるデザインになってしまったが、スマートフォンからのアクセスにはやさしくなったはず。おいおい手を入れられるといいなあ …)
あたりが変更点です。
内容的には、関係者からご指摘いただいた誤りの修正ですが、
17 千葉県代表 千葉県立銚子商業高等学校 の成績は銅賞ではなくて銀賞が正しい。
7 西部支部 福岡県代表 福岡電波高等学校 の指揮者は藤野富治ではなくて小野照三が正しい。
1956年の行進曲《トム・タフ》の作曲者はルドルフ・ゲオルク・ビンディンクではなくエドウィン・ビンディングが正しい。
などを反映しました。ご指摘いただいた方々、ありがとうございました。
また、使い勝手等についてご意見がありましたら、お気軽にお知らせ下さい。
コンクールの成績に関する情報についてもお待ちしています。
午前中、依頼をいただいたCDの曲目解説を片付ける。まだ情報解禁になっていないので、近いうちにお知らせします。
午後は例によってガブリエルが遊びに来る。息子の部屋でレゴをやって、ちょっとサッカーをやって、おやつを食べて、少しオンラインゲームで遊ぶというパターン。これまた例によって「HSV は nicht gut だった」とか「誰それがよくなかった」とかいろいろ教えてくれる。うちはすっかり試合内容をレビューすることすら止めているので …
夕食は妻がいろいろと揚げ物を作ったので、シャルドネを合わせる。幸せ。
息子はすでに春休みモードに突入しているので、少し夜更かしをしてもよい、というお許しを出した。途中まで見て放ってあった「サウンド・オブ・ミュージック」を見ることにする。
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こんな手段でどうにかドイツで買ったブルーレイプレーヤーで日本のBDを見られるようになったのだが、ここに来て問題が発覚した。以前、前の日本で買ってきたリージョンフリーのプレーヤーでは確かに「日本語吹き替え+歌だけ原語バージョン」とか「日本語吹き替え+歌も日本語バージョン」とかを選択できたのだが、今回はメニューは英語だし、オーディオは「英語」と「タイ語」(なぜタイ語?)といくつかのオーディオコメンタリーしか選択できなくなっている。字幕も中国語や韓国語はあるが日本語はない。再生前に「このファームウェアは古いかも知れないからアップデートした方がいいかもね」というメッセージが出た(どうやらプレーヤーが出しているのではなくてメディア側が出しているように思える)ような気がするので、それが原因かも知れない。カントリーコードにしたがってメニューやらを切り替える仕組みがあるんだろうか?カントリーコードは「日本」にしているんだけどな?
しょうがないので英語音声+英語字幕で見た。ところどころ息子にストーリーを要約してやるが、何のこっちゃわかんないだろうなあ。ミュージカル映画でまだよかった。
3時間という長さを感じずに一気に見ることができた。予想以上に素晴らしい映画。40数年の人生で見るチャンスがなかったのは悔やまれるが、これだけの鮮明な画質(確かにこのレストアは素晴らしい)で初めて映画に触れることができたことや、何よりも息子と一緒に素直に感動できたことはよかった。
映画の中で歌われている歌は全て聞いたことがあったし(吹奏楽版《サウンド・オブ・ミュージック・メドレー》は何度も指揮しているので)、その歌が登場するタイミングも絶妙である。ストーリーは本当に骨格だけを残し(息子は「え?これで終わり?」と言っていた)、多くの時間を歌に費やしたことが成功なのだろう。
日々作業にいそしんでいるのであるが、こういった理由で未だアップデートに至っていない、という言い訳。
CakePHP 2.0 へのアップデート
大まかには変わっていないんだけど、細かいところでヘルパーの呼び出しとかが変わっていたり、paginator 関連で引数の順番が変わっていたり、基本的にはほぼ全般に渡って手を入れる必要がある。まあ、ソースコードを綺麗にするいい機会かなと。この作業はほぼ完了。
可変パラメーターへの対応
例えば、以前 Pukiwiki を使っていた時などには、
/controller/index.php?plugin=hogehoge¶m1=a¶m2=b¶m3=c
みたいな書式で可変数かつ順不同のパラメーターをコントローラー(Pukiwikiの概念ではプラグイン)に渡すことができていた。CakePHP では
/controller/a/b/c/
みたいにパラメーターを渡す順番が限られているものだとばかり思っていた。(後ろの方にあるパラメーターを省略することでパラメーターの個数を変更することは可能。)しかし、これは
/controller/param1:a/param2:b/param3:c/
という形にすることで可変数かつ順不同のパラメーターをコントローラーに渡せることが最近分かった。これらは$params[‘named’][変数名]という配列に格納されるので、
$this->params['named']['param1']
$this->params['named']['param2']
$this->params['named']['param3']
という形で各パラメーターに設定された値を取得することができる。今まではパラメーターの個数や順番によってコントローラーの動きが制限されていたのだが、これでかなり柔軟に変数を渡すことができるようになった。
今まで他のページから参照していただいた URL が変わってしまうとか、SEO 的に問題ないのか?とか多少は懸念はあるのだが …
さらに一歩進んで
例えば、今までの吹奏楽コンクールデータベースでは指揮者に着目したリスト作成には viewcond というコントローラーを使って、団体に着目したリスト作成には viewgroup というコントローラーを使っていたのだが、上記のようなパラメーターの受け渡しができるのであれば、単に
/controller/view/conductor:<conductor_id>/
/controller/view/group:<group_id>/
みたいなインターフェイスにした方がコード量は減るし、一貫性は保たれるし、のちのちのメンテナンスが楽かなあ、と思いついた。本当にうまくいくかどうかはまだ試していないのであるが、うまくいきそうな感触はある。
*****
ということで、このあたりを整理して、すかっとホームページ上のデータベースシステムも更新して、それから facebook とかで広範囲に吹奏楽コンクールのデータ提供をお願いしようかと思っているしだいです。
相変わらず本業の方も落ち着かずバタバタやっているのでリニューアルの日程的なメドも全然立たないのですが、とりあえず末永く見守っていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
まだ日本から持ってきたデータを全て入力したわけではないのですが、更新情報や修正情報をいただいた分を早めに反映したいので、取り急ぎ吹奏楽コンクールデータベースを更新しました。
など22873団体分のデータが入っています。
修正情報/追加情報がありましたらお知らせ下さい。
よろしくお願いします。
今年も「コンクール自由曲集計」の記事を書かせていただいたバンドジャーナル2012年2月号が無事発行されたようだ。
実は毎号音楽之友社さんから送っていただいているのだが(こんなところまで恐縮です)、当然ながらまだ届いていない。
そして、例の本についてもバンドジャーナルに簡単な書評(というか何というか …)を書かせていただけることになった。締め切り直前なのであるがひとまず完成。
この件で David とも久しぶりにメールを交わす。彼は今ノルウェーのベルゲンに住んでいる。いつ日本に帰るかわからない身なのでヨーロッパにいるうちにまた会いたいものだ。
年末年始に日本に一時帰国していたので、時間を見つけて図書館に行ってみた。全日本吹奏楽コンクールデータベースで欠けているデータを調べるためである。
調査に費やせる時間も限られているので、まずは「バンドジャーナル」誌のバックナンバーに当たることにした。ご存知のようにバンドジャーナルは例年11月号と12月号で各支部の、そして1月号で全国大会の結果/講評を掲載している。
バックナンバーを調べていってわかったのだが、現在のような体裁や内容で全ての支部大会の結果が掲載されるようになったのは1978年からである。それまで(とはいっても確認できたのは1972年以降であるが)は「私が聞いた地区コンクール」「各地のコンクール情報」などの形で、審査員や聞きに行った識者のコメントが掲載されている。当然これらのコメントでは全ての出場団体が言及されているわけではない。
ということで、二次資料で追跡できる限界が見えてしまった。大きな壁にぶつかってしまった感もあるのだが、壁があることがわかったことも収穫と言えば収穫である。
現状はと言うと、北海道支部、中国支部、九州(西部)支部については、支部連盟が出版した年史を確認することができたし、それを補完するデータもかなり提供していただいているのでほぼ全容を把握できている。
それ以外の支部についても年史やそれに類する主催者側がまとめた資料に当たれればと思っている。(もう50年近く前のことなので実際に使われたプログラムそのものに当たるのはかなり難しいだろう。)
今回集めたデータ(ざっとバンドジャーナル500ページ分くらいはあるかなあ?)は入力できしだいホームページに反映したいと思っているので、もう少々お待ちいただきたいと思う。
また、1970年代以前の支部大会情報をお持ちの方は小さなことでも結構ですのでお知らせ下さい。
林光さんが亡くなったそうだ。昨年自宅で転倒されて、それ以来意識不明の状態が続いていたらしいが …
2009年、当時所属していた吹奏楽団で邦人作品を特集することになって探し出してきたのが、氏がヤマハ吹奏楽団のために書いた吹奏楽作品《プロメテウスの火》だった。事務所に問い合わせて快く楽譜をお借りすることができた。(というか、ヤマハ吹奏楽団から借りた方が早いと思うのでそうしてくれ、と言われたのであるが …)結局、本番の数ヶ月前に海外赴任が決まってしまったので本番で振ることはできなかった。技巧的にはそれほど難しくないのであるが非常に味わい深い作品である。どこか録音しませんかね …
それから、同じくヤマハ吹奏楽団のために書かれた作品で《ユーフォニウムと吹奏楽のための架空オペラ組曲》という作品もある。初演時のコメントによると、(管弦楽作品を書く作曲家にはありがちなことだと思うのだが)「ユーフォニアムをどう使うか考えあぐねていた」そうで、「それならば独奏者として使えばいいのではないか。ちょうどヤマハ吹奏楽団のユーフォニアム奏者はとても上手だし。」ということで書かれたのがこの作品である。
あと、個人的にはやはり無伴奏合唱のための組曲《原爆小景》が印象に残る。最初にこの曲を知ったのは高校時代で、私が通っていた高校の合唱部が第1曲「水ヲ下サイ」を取り上げた。カタカナで書かれた直接的な歌詞がショッキングだった。
この時は、まだ《原爆小景》は第1曲「水ヲ下サイ」第2曲「日ノ暮レチカク」第3曲「夜」という3曲構成だった。のちに第4曲「永遠(とわ)のみどり」が追加され、最終的には4曲構成となる。
4曲構成の版による録音もあるのだが、私はこちらの演奏が好きである。あまりエモーショナルにならず、客観的であるからこその説得力があるように思う。
アンコールとして演奏された武満徹の《死んだ男の残したものは》もいい。こちらは原曲のメロディを大胆に崩してエモーショナルに歌っている。
*****
とか書いていたら、吹奏楽作曲家のW. フランシス・マクベスも亡くなったそうで …
私くらいの年代の吹奏楽経験者だったら、彼の作品を演奏したことがない人はいないだろう。《聖歌と祭り》《カディッシュ》《マスク》などなど …
(すさまじく後追いではあるが、まあ記録として …)
例年通り、クリスマスイヴにドイツから日本へ移動する。現地の人にとってはクリスマスイヴは移動する日ではないらしく、ラウンジもガラガラである。
一度エアバスA380のビジネスクラスに乗ってみたかったので本当は復路(日本→ドイツ)をビジネスクラスへアップグレードしたかったのだが、すでに枠が埋まっていたようなので往路(ドイツ→日本)をアップグレードした。3人分のアップグレードだと50000*3=150000マイル必要なはずなのだが90000マイルで済んでしまったようだ。理由はよくわからないが。
やはりA380はビジネスクラスの席数が多いのでホスピタリティも慌ただしくて落ち着かない。A340の方がゆったりした気持ちでくつろげるような気がする。今回のスケジュールではミュンヘン経由の便がなかったのでフランクフルト経由にしたのだが、やはり日本との往復はミュンヘン経由の方がいい。
25日の朝、ほとんど定刻通りに成田に到着。
(これまた)A380は定員が多いのでエコノミークラスだとバゲージクレームで荷物が出てくるのに時間がかかる。これもフランクフルト経由便が嫌いな原因の一つなのであるが、今回はビジネスクラスなのでスムースに出てくる。私の実家分の荷物を宅配便で送った後、京成スカイライナー→上越新幹線で妻の実家がある前橋へ。スカイツリーがよく見える。
一段落した後、妻はさっそくドイツでは買えない食材の買い出しへ。私はその間、群馬県立図書館へ。吹奏楽コンクールの過去の成績調査のためにバンドジャーナルのバックナンバーをコピーするのが目的である。ここは1980年分からしか蔵書していなかったのだが、まあ1980年代の前半はあまり情報を持っていなかったので有益だった。それから、かつて小山清茂作品を中心とした邦人作品のレパートリーで一世を風靡した前橋商業高等学校吹奏楽部の創立60周年記念誌もあったのでこちらにも目を通してみる。そうか、ちょうど大学時代の後輩が副顧問をしていた時期に発行されたのね(笑)。