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21年前
いろいろなものを抱えながらの夏休み第一日目。 夏休みのテーマは「買ったら聞け!買ったら読め!」。 21年前(1985年)の今日、日航機が御巣鷹山(実際には違うらしいが)に墜落し、520名が亡くなった。この日のことはとてもよく覚えている。 前日、所属していた大学の吹奏楽団のコンクールがあった。 打ち上げの二日酔いの頭で、この日は大学の先輩と一緒に自動車の運転免許を取りに行った。 そんなわけで、昼間はほとんどニュースに接することがなかった。 確か、夜には映画「東京裁判」が放映される予定だったと思う。 家(というか当時は大学の寮に住んでいた)に帰ってこの映画を見ようと思ったのだが、なぜか放映されていなくて、ニュースがひっきりなしに流されていた。 その様子を見て、やっと何が起こっていたのか知ったわけだ。 (ちなみに妻は筑波万博を見に来ていて、そこのオーロラビジョンでこのニュースを知ったらしい。) それに合わせて「クライマーズ・ハイ」が NHK で放送される。 大友良英さんが音楽を担当しているということで録画してみたのだが、ドラマ自体もなかなか面白そうだ。休み中に見ることにしよう。
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サンディエゴ日記(その4)
仕事は午前中で終わったので、午後からダウンタウンへ行く。 「ホートン・プラザ」というショッピング・モール。 まずはTシャツが足りなくなったので補充。 フードコートがあって、ここにはいろいろなアジアン・キュイジーヌがあるので、昼飯はここで食べようと思って探すことにした。 さすがにアメリカ飯にも辟易してきたので、もうちょっとさっぱりしたものを食べたい。 モンゴリアン・バーベキューの店を見つけた。 以前シアトルに行ったときに友人に教えてもらった料理(?)だ。 これにすることにした。 モンゴリアン・バーベキューは、いわば「モンゴル風焼きそば、またはチャーハン」である。 お金を払うとどんぶりをくれる。 好きな具(牛肉、鶏肉、羊肉、いろいろな野菜)を自分の食べたい分だけどんぶりに盛っていき、最後にソースをかける。 それを店の調理人に渡すと、最終的に麺かご飯を追加して大きな円形の鉄板の上で焼いてくれるのである。 そのあとは、ふと考えてメキシコに行ってみることにした。 サンディエゴからはバスで1時間、トロリー(路面電車)で30分ほどでメキシコとの国境まで行ける。 実は前々から検討はしていたのだが、メキシコ側の国境の町ティファナはけっこう物騒だと聞くし、出張で来ている手前あまりリスキーな行動も取れないし、と思って前日は断念していたのだった。 とはいえ、時間を持て余しているし、国境を歩いて越えるという魅力もあるし、ティファナまで行かずに国境を越えてすぐに戻ってくればいいだろう、と思い、やはり行ってみることにした。最悪、国境を越えずに帰ってくるという手もある。 というわけでアメリカ側の国境の町サン・イシドロへ。 人の波について行くと、ディズニーランドのアトラクションのような通路を延々と歩かされて国境まで行く。 国境には検問はない。回転式のゲートがあるだけである。 国境を越えるとまったく雰囲気が変わるのがわかる。 人々は隙のない顔をしているし、かなり小さな子供も紙コップを持って物乞いをしている。 アメリカに戻ってきて、再度バルボア・パークへ。 月曜日に休館だった美術館に行ってアンディ・ウォーホール展を見る。 マリリン・モンローやミック・ジャガーや毛沢東などのポートレート、キャンベル・スープなど、かなり有名どころはもちろん並んでいる。 ケネディ暗殺に関する連作は意外。 常設展示で面白かったのはアメリカができた頃(およそ200年くらい前)の風景画。 もちろん、これらの作家はヨーロッパ諸国から移住してきたわけであるが、当時の技法でアメリカの原風景が書かれているという事実にあらためて気付かされた。 (例えば、江戸時代にオランダ人がオランダの技法で描いた日本の風景というがあったら見てみたいと思いませんか?あるのかも知れないけど …..) 絵画史全体から見れば存在意義はそんなに高くないのだろうが、文化の交錯という意味では面白い。 ひょっとして日本における西洋音楽の黎明期とオーバーラップするものがあるのではないかと思ったしだい。 そういえば、こんなコンピレーションを買った。 JOHN CAGE TO DAVID BYRNE: Four Decades of Contemporary Music コンテンポラリー・アートの展覧会のために作られた CD らしい。 表ジャケはジャスパー・ジョーンズとジェフ・クーンズ、裏ジャケはロイ・リキテンシュタイン、ブックレットにはバスキアなども載せられている。 そういった時代に流れていた音楽を集めたもので、デヴィッド・ボウイあり、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドあり、ジャニス・ジョプリンあり。 なかなか凄いのは、後半でフィリップ・グラスとスティーヴ・ライヒの間にディジー・ガレスピーのビバップを挟んでしまうところ。 夕食もさっぱりしたものが食べたくて、何となく見つけたペルシャ料理屋に入ってみる。 ハーブの効いたベジタリアン・スープと、羊肉のケバブを頼む。 期待通り、ゴテゴテしておらず、香辛料を効かせた味付けはほっとする。 (ヨーロッパではそんなことはないのだが、アメリカに来ると絶対胃もたれするなあ …..)
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サンディエゴ日記(その3)
今日はベロベロに酔っ払ったので日記は明日書こうと思ったら、夜中に目が覚めてしまった。 只今、午前3時30分。 今日はどこにも行きませんでした。 仕事で知り合ったドレッドヘアの Arif とホテルのバーで一杯やることに。 半年くらい前に初めて日本に行ったのだが、そこでコミュニケーションが取れなかったのが悔しかったので日本語学校に行き始めたらしい。 (確かに旅先で地元の人と話をするのは楽しいよね。) その日本語学校の先生が女性なので、いわゆる「お姉言葉」を習得しつつあることに悩んでいるそうである。 3ヶ月くらい後にまた日本で会うことになりそうなので、どのくらい日本語が上達しているか楽しみである(笑)。 (サンディエゴからはメキシコも近いので)マルガリータを奢ってもらう。ごちそうさま。空きっ腹で飲んだので回る回る。 友達を空港に送っていかなければいけないそうなので(あれ?今マティーニ飲んでたよな?)、そこで別れ、私は一人で夕食を食べることにした。 一昨日はメキシカン、昨日はホットドッグだった。今日はちゃんとしたシーフードを食べようと思いホテルのレストランに行く。 ところで、アメリカに来たときに絶対食べたいものが2つある。 まずはクリスピー・ベーコン。朝食とかによく出てくる、フォークで刺すと砕けてしまうくらいカリカリに焼いたベーコンである。 日本の朝食バイキングにもベーコンはあるのだが、なぜかカリカリにはならないのである。 それからクラムチャウダー。これも日本だと「濃い」やつに出会えない。「飲む」ではなく「食べる」という感覚でいただく濃厚なチャウダーが好きである。 あと、カリフォルニアだとシャルドネ(白)かカヴェルネ・ソヴィニヨン(赤)を試す。私のワイン人生はカリフォルニア・ワインからスタートしているので、これらのカリフォルニアの代表種に愛着があるのである。 というわけで、まずはシーフード・チャウダーと 2004 年のソノマのシャルドネ(ラベル失念)を頼む。 シーフード・チャウダーはアサリ/ハマグリだけでなく、ホタテや海老も入って実だくさん。 シャルドネはキリッと冷えていて意外にスパイシー。ううん、ベストマッチ。 料理とワインの相性がピッタリだと幸せになりますなあ。 メインは mediterranean bass の唐揚げ。全長約 30 cm のバスが 2 匹(!?)出てきた。これ全部食えってか? 隣に座っていた女の子 3 人組も唖然としていた。ううん、こういう時に気の利いたジョークでも言えればいいんだが(笑)。 ソースはアジアン・テイストのものが3種類。ナンプラー系とスイートチリソース系とパクチー系といったところか。 悪くない。スティームド・ライス(インディカ米)も付いてきて、ほとんど「魚の唐揚げ定食」である。 こういう料理だとシャルドネは合わないなあ。ジンファンデルあたりにしておいた方がよかったかなあ ….. と想像して楽しむ。
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サンディエゴ日記(その2)
つつがなく初日の業務が終わる。 せっかくアメリカに来たのだから野球を見てみたいと思い、サンディエゴ・パドレスのホームであるペトコ・パークへ見に行く。 ちょうど今日からヒューストン・アストロズとの三連戦が始まったのである。 試合開始は午後7時5分。会場に到着したのは6時50分くらい。 だだっ広い駐車場の真ん中に忽然と野球場があるようなイメージを持っていたのだが、ビル街のど真ん中に違和感なくすっぽりと収まっているような佇まいである。1ブロック離れたら野球場があることに気づかないかも知れない。 最初に目についたショップでチケットを買おうと思ったのであるが、ペアしかないので一枚では売れないとのこと。 正規のチケットセンターに行ったほうがいいというアドバイスを受ける。 というわけでチケットセンターに並んだのであるが、試合が始まってからも長蛇の列。 とはいえ、係員のおばちゃんの指示でいわゆる「フォーク並び」が徹底されているし、大人数用の窓口と少人数用の窓口をちゃんと区別しているようで、意外に時間はかからない。こういうところを見ると、アメリカの合理性に感心する。 メジャーリーグといえばホットドッグ。 「Diego Dog」なるものがあったので注文しようとすると、サンプルを指差して「こんなんだけどいいの?」と言われる。 500 ml のペットボトル大のバンズを切り開いて、直径 1 cm くらいのソーセージをはさんで、野菜やらマスタードやらをのっけたものを想像していただきたい。食べるのに要した時間 30 分。夕飯はこれで済みました。 ホットドッグ売りのおばちゃんと少し話をする。「日本から来たの?」「メジャーリーグ見るの初めてなの?」「ようこそ。楽しんでって。」「ここで日本が勝ったの知ってる?いい試合だったわよ。」 3月に開催されたワールドベースボールクラシックの準決勝と決勝が行われたのが、ここペトコ・パークらしい。 ここで王ジャパンが韓国とキューバをくだして世界一になったのだ。 試合は別にどっちが勝とうと関係ない(結局ヴィジターのアストロズが1対0で勝った)が、やはり雰囲気は楽しい。 ふだんはまったりしているのだが、見せ場になるとすかさず会場内のイルミネーションで「MAKE NOISE」「GET LOUD」という文字が出て、観客をあおる。攻守交替の時間もオーロラビジョンに観客の顔を写したり、チームのトリヴィアを流したりしている。隣に座った 女の子が妙にノリがよくて、踊りまくったり叫びまくったりしていた。 憧れの「7イニングス・ストレッチ」も体験することができて満足満足。
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サンディエゴ日記(その1)
アメリカ(サンディエゴ)出張。今日はとりあえず移動のみ。 そういえばセントレアからアメリカへ行くのは初めてかも知れない。 お昼ごろ浜松駅を発車するセントレア直行バスに乗り、例によってほぼ全行程爆睡。 とりあえず無事ビジネスクラスへアップグレードされて、専用ラウンジでフライトまでの時間を過ごす。 ソヴィニヨン・ブラン飲んでカヴェルネ・ソヴィニオン飲んで最後はポートワイン。 飲みすぎたのがよくなかったのか機内ではあまり眠れず。小沼純一の武満徹本を読了。 先週のニュースでカリフォルニア州では気温が摂氏40度を越すところもあったと言っていたので、ちょっとビクビクしていたのだが、サンディエゴは摂氏20度そこそこ。今の日本よりもむしろ涼しい。 やっぱりヨーロッパに比べるとアメリカ西海岸は近い。行程8時間ちょっと。 しかし、時差ボケは西海岸の方がこたえる。 ヨーロッパへ行く時には日本を朝出て向こうに着くのが夕方〜夜なのでわりと自然に眠れるのだが、 西海岸は日本を午後出発して向こうに着くのは午前中、しかし体内時計は真夜中なのである。 これに耐えられずにちょぼちょぼ昼寝をしたりすると時差ボケが直らないまま帰国する羽目になるのである。 と、いうことでバルボア・パークを散策して、そのままダウンタウンまで歩いて来ようと計画。 バルボア・パークとはサンディエゴのダウンタウンの北東に位置する小高い丘で、美術館や博物館が密集している。 (残念ながらアンディ・ウォーホール展をやっていた美術館は休館) それぞれの建物はスパニッシュコロニアルな雰囲気で統一されていて、テーマパークのようである。 夕方だったのでどこの施設も閉館間近。 どこに入るでもなくブラブラ歩き回る。 途中でパイプオルガンのある野外コンサートホールを見つけた。 今日の夜にコンサートがあるらしく、ステージ上ではオルガンの仕込みをやっていたし、大きなタオルを使っての席取りも始まっていたし、ケータリングも準備もやっていた。 夕飯はメキシコ料理の店を探して、コロナビール(お気に入り)とチキンファヒータを食す。
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Shine On You Crazy Diamond
元ピンク・フロイドのシド・バレット死去。60歳。 まともにアルバムに参加したのはファーストの「夜明けの口笛吹き」だけなので、「元」というカンムリが適当かどうかはわからないが、少なくともシ ド・バレットという存在がなければ《クレイジー・ダイアモンド(Shine On You Crazy Diamond)》や、この曲が収録されている「炎〜あなたがここにいてほしい〜(Wish You Were Here)」は生まれなかったのである。 シド・バレットがずっとマトモでいたら、ピンク・フロイドはどういう道を辿ったのだろう? 正直、ピンク・フロイドの頂点であろう「狂気」や「炎〜あなたがここにいてほしい〜」あたりは、あまりにも洗練され過ぎているような気がする。で も、ひねくれたサイケデリック・ロックである「夜明けの口笛吹き」のような路線が続いていたとしたら、21世紀まで支持され続けるバンドにはならなかった ような気もする。 せっかく、去年デヴィッド・ギルモアとロジャー・ウォーターズが和解したのにね。
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突然の手紙
突然、吹奏楽界の大御所である秋山紀夫さんから手紙が届く。 全然心当たりがなかったのでとてもびっくりしたのであるが、WASBE(世界吹奏楽協会)の日本人会員に向けてのお願いであった。 現在 WASBE に登録されている日本人は12名。 その多くが会費を滞納している。 という事実に驚いてしまった。現在12名しか登録されていないのも、会費を滞納していたために登録を抹消された会員が多いからとのこと。 私はちゃんとオンラインで毎年更新しているんだけどな。
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ビートルズ来日40周年
ビートルズがJALのハッピを着て真夜中の羽田空港に到着したのはちょうど40年前だった。 私がビートルズ来日公演の演奏を初めて聞いたのは中学生の時で、某ファンクラブが販売していたカセットテープを買ったのだった。(今から考えるとかなりやばい商売ですな) 当時、ビートルズを聞き始めたばかりの私にとって日本公演はそんなに面白いものではなかった。まず選曲。《抱きしめたい》とか《シー・ラヴズ・ ユー》とかといった超有名曲は演奏されなかった。超有名曲で演奏されたのは《イエスタディ》くらいだったのだが、もともと弦楽四重奏+ポールのギターで演 奏されている曲をビートルズの4人がやるのは無理がある。8ビートのドラムが入ったとたんに何だか安っぽい音楽になっていてがっかりした覚えがある。 その頃のビートルズは人前で演奏することに全く興味を失っていて、その2ヵ月後にはライブ活動を停止してしまう。だから演奏には全く身が入っていなかったのだ ….. ということを知るのはさらに数年後であった。 この日本公演で聞くべき部分があるとすれば、チューニングから間髪入れずにイントロのカッティングにつながるオープニングの《ロックンロール・ミュージック》だけかも知れない。 あと、この日本公演の映像作品(確か DVD にはなっていませんよね?)でもっとも有名な場面かも知れない、夜明けの首都高をパトカーに先導されながらホテルへ向かう映像にかぶせられる《ミスター・ムーンライト》もかっこいい。
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水曜日に休んだら何をしよう?
訳あって有給休暇を取得。 ずっと前から予定されていたことはいえ、かなりグロッキーの状態だったのでちょうどいいリフレッシュになる。 録画しておいた「スペイン対フランス」を見る。 スペインが勝つと思いきやフランスの貫録勝ち。 録画した試合を見るときには適当に早送りすることが多いのだが、これは見入ってしまった。 フランスのベテランのがんばり。 誰もが「ジダン最後の試合」はできるだけ後ろにしたいと思っているのだろう。 次はブラジルとの準々決勝。 この組み合わせは1998年フランス大会の決勝を思い出す。 ジダンの華麗なヘッド二発でブラジルを圧倒した試合だ。 まだまだ本気を出していないブラジルとモチベーションのあがってきたフランス。 これも楽しみ。 決勝トーナメントに入ってからことごとく予想が外れているのだが、紙一重でどちらにも転ぶ可能性があるということなのだろう。 ***** ほぼ一日息子と付き合わないといけないので車に乗せてつれ回すことにする。 まずは、どうしても「PLUTO」の原作である鉄腕アトムの「地上最大のロボット」が読みたくて、「PLUTO」第1巻の豪華版を買う。 PLUTO 1 (1) 【豪華版】 ビッグコミックススペシャル 第1巻はそのアトムのエピソードがついてくるのでまだ付加価値は高いのであるが、第2巻以降の豪華版の付録ははっきり言ってしょぼい。第1巻を豪華版で買ってしまうとそのあともズルズルと … となりそうなので怖いのであるが、今のところは大丈夫そうだ。 その「地上最大のロボット」はシンプルなストーリーだし、年少の読者を想定しているせいかセリフもいくぶん説明的なのであるが、やはり素晴らしい。 また、これを読むと「地上最大のロボット」のプロットの「PLUTO」への配置と、「地上最大のロボット」に登場するロボットに関する「PLUTO」でのストーリーの膨らませ方の見事さがわかる。 *** 立ち寄ったCDショップのワゴンセールで買ったもの。1枚280円。 Uh-Oh デヴィッド・バーンのソロ・アルバム。 トーキング・ヘッズの頃に比べると、わりと素直にラテンとかファンクを消化しているように思える。直球勝負しながらもわずかにトーキング・ヘッズの残像が見える。物足りないと言えば物足りないが、リラックスして聞くにはいいのだろう。 Strawberries Oceans Ships Forest ポール・マッカートニーが変名で出したテクノ・アルバム。 どんなんだろう? *** 夕飯はお寿司とシャルドネ。辛口のシャルドネは魚介類に合う。 幸せで飲み過ぎてしまいました。
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PLUTO
オランダ敗退 … 日本が予選敗退した時よりへこんでます … 前にも書いたけど、今大会はオランダとポルトガルに注目していたのでもうちょっと上で当たって欲しかったなあ。おまけにもうちょっとゲームコントロールできる審判でやって欲しかったなあ … 噂に聞く手塚治虫×浦沢直樹の「PLUTO」を借りて読む。素晴らしい。 「鉄腕アトム」のエピソードの一つ「史上最大のロボット」を下敷きに浦沢直樹が新しいストーリーを展開しているものらしい。 最初から遥か遠くにある終末を見据えたストーリー展開。表現的にはかなり抑制されているように思えるが、裏に隠れている壮大なストーリーに対しては、このくらいの穏やかな語り口の方がかえって緊迫感がある。原作も読んでみた方がいいのかなあ? 突然、アトムやウランやお茶の水博士といったお馴染みのキャラクターが顔を出すのが面白い。 最初の方はそれぞれのロボットの短いエピソードが挿入されるような形になっているのだが、音楽を扱った「ノース2号」のエピソードが印象的。 映画化すれば確実に「ブレード・ランナー」より売れそうな気がする。