Category: 日記

  • おいでませハンブルクへ(そして初日)

    そして、日本からのご一行が来社。 当初、火曜日の夕方から始める予定だったデモシステムのセットアップを午前中から始める。結局「不測の事態」は発生せず、あっという間に準備は終わった。すばらしい。 フライト到着予定は12時50分ということだった。バゲージのピックアップに30分、空港から弊社までは車で30分くらいなので全体へのデモ/プレゼンテーション開始は15時くらいを予定していた … のだが、14時30分を過ぎても到着する気配がない … デモシステムの確認、プレゼンテーションの前の下打ち合わせの時間も必要なので、15時開始は無理と判断、30分遅らせることにした。 会社の中をバタバタ動き回っているし、昨日から何度も会議変更の案内をメールで出している。すれ違った同僚から「なんか、疲れているように見えるけど大丈夫?」と聞かれ、「うん、正直疲れているわ(笑)。」みたいな会話も。 結局、カーナビだか Google Map だかに会社名を入れたらオフィスの旧住所(注:弊社は5月に引っ越しました)が提示されて、最初そちらに向かってしまったのだとのこと。(注:新オフィスはかなりハンブルクの中心部にあるが、旧オフィスはかなり田舎にあった) 結局14時45分頃に到着。つつがなくデモ/プレゼンテーションのセッションが終わった。 出張者からは多くの社員が聞きに来たことで感謝され(「なんで、こんなにたくさんの人数を集める必要があるのだ?」と社長に言われもしたが …)、社員からも興味深い話が聞けたというコメントをもらったので、とりあえずほっとする。 ***** そして、会社主催(というか経費会社持ち)のディナーパーティー(とは言っても急な開催だったので会社側は主要メンバーのみの参加だったが)で、かなり正統的/伝統的なドイツ料理の店へ。

  • シューマンの交響曲

    今日聴いた曲メモ。 トマス・ダウスゴー指揮スウェーデン室内管弦楽団によるシューマンの交響曲(+管弦楽曲)全集。 どうも最近、体が「現代音楽」を受け付けなくなってしまっているので、18世紀〜19世紀の音楽ばかり聞いている。 単に、そろそろ秋が終わり冬が始まろうとしているドイツの気候がそういった雰囲気を醸し出しているのか、あるいは体や心が変調をきたしているのか? Naxos Music Library ではサヴァリッシュ/ドレスデン・シュターツカペレ(EMI)という名盤(らしい)が聞けるのだが、私としてはどうもピンと来なかった。そこで、BIS というレーベルは好きだし、「室内管弦楽団」という編成にある種の軽快さを期待して、これらの盤を聞いてみた。 大正解。こういう演奏はモダン楽器を用いたピリオド奏法とでもいうのだろうか、響きは軽快でダイナミクスはメリハリが効いている。ともすると、ピリオド楽器を使ったピリオド奏法は音色がトゲトゲしくなってしまうきらいがある。それよりはこういうアプローチの方が聞きやすいのかも知れない。(そういえば、去年の今頃はホグウッドによるモーツァルトの交響曲にはまっていたんだった。) 数年前の自分だったら絶対シューマンなんか(「なんか」というのも失礼ですが …)聞こうとは思わなかっただろうが、とりあえず興味がある楽曲をすぐに聞くことができる(そして、ある演奏が気に入らなかったら、すぐに別の演奏を試し聞きできる)Naxos Music Library の恩恵を感じている今日この頃。 とりあえず、フリアントっぽいリズムの第3楽章のスケルツォとか、シンコペーションが特徴的な第4楽章を持つ第1番《春》が気に入ったのでありました。

  • おいでませハンブルクへ(予告編)

    明日から出張者とのミーティング … のはずだったが「遅れます」とのメールが。 東名自動車道で事故があって、豊橋あたりで道路が封鎖されてしまったためにセントレアまでにたどり着けず、当初予定していたフライトをキャンセルして関空からのフライトに振り替えたとのこと。結局、ハンブルクに到着するのは水曜日のお昼過ぎになりそう。 当初の予定では水曜日の朝一番からデモを行うことになっていたのでその準備に余裕ができるのはありがたい。うまくセットアップできればそんなに時間はかからないのだが、不測の事態があったりすると解決するのに時間がかかるし、ひょっとして車内の他の人の助けを借りないといけないかも知れない。そういった作業を火曜日の夕方から準備を始めるのはちょっとリスキーだな、と思っていたところである。まあ、それよりも全般的に打ち合わせのスケジュールを見直さなければいけないのがちょっと大変なのだが …    

  • 反響

    昨日のブログエントリーを作曲家の中橋愛生さんが Twitter で参照してくださったため、反響がものすごい。 このエントリーへのアクセスも一気に増えたし、それに関連する個人メール、それに付随する吹奏楽データベースの間違いの指摘、など多くの方にレスポンスをいただいた。まさに Twitter 恐るべし。 まだ本が手元にないので、後日内容をご紹介する機会もあるのではないかと思う。気長にお待ちいただけると幸いです。 やはり、現代ではいわゆる「プル型」のブログよりも、いわゆる「プッシュ型」の Twitter や SNS の方が興味を持っている人たちの目に留まりやすいのでは?と今さらながらに(本当に今さらですが …)思ったしだい。 と はいえ、日記代わりに日々の記録を書き留めているブログは止めたくないし、Twitter へのつぶやきも空き時間によって粗密があるのもなんだかなあ、と思っていたところなので、ブログ(というか WordPress)と Twitter の連携を図ってみることにした。 というわけで、うまくいっているかな?

  • 10/29の徒然

    怒濤の一週間が過ぎてしまった … 来週来られる日本からの訪問者のための下準備をしたり(得てして、こういうのはスムースにいかなかったりするのだ)、想定外の緊急事態に対応したり、今週は本当にあっという間だった。 さて、今日は息子のサッカーの試合。試合日程が重複してしまったために2チームを編成して別々のところで試合をする事態になってしまった。まあ、出場機会が多い(というか交代要員がいない)のはいい経験なのかも知れない。 息子のチームのフォーメーションは 2-1-2 (つまり合計6名)。息子はミッドフィルダーをやっていた。「少しフォワードをやって、少しディフェンダーをやれ。」とも指示されていたらしい。 フォワードの2人はキープ力もあって突破力もある(というか、かなり自分で行きたがる)ので、攻撃時にはなるべくパスをもらいやすいポジションを取れ、と言っておいた。おかげで、たまにクロスが入ったり、囲まれてどうしようもなくなったフォワードからこぼれ球が出てきたりしていた。1本シュートを打ったが、おしくもゴール脇にそれてしまった。 結局2人のフォワードが4点取って4-2で勝利。息子も試合の中でポジショニングを少しずつ調整していて、以前よりはフラストレーションのたまらない試合だった。 ところで、審判は通常は父兄が行うか、試合をしている子供たちの判断で行わせることも多いのだが、今回はかなり本格的な人が笛を吹いた。(あとに控えていた、もう少し年齢層の高い人たちの試合のために呼ばれたのかも知れないが。) 息子に言われると「とても怖かった」らしいのだが、ファールはきっちり笛を吹くとか、スローインの時のファールスローを厳しく取ってやり直させるといった妥協のないレフェリングは、小さい年代の子供たちにとってはいい勉強になるのではないかなあ。 ***** 午後、「トイ・ストーリーのようなDVDを見たい。マイルス・デイヴィスとクセナキスはなし。」という息子のリクエストにより、まったりしながら「レミーのおいしいレストラン」のDVDを見る。息子と妻はすでに(私の単身赴任中に?)見ていたらしいのだが、私は初めて見る。(このDVD買ったの、いつだっけ?) 今年のイースターにパリに行って、それなりに「おいしいレストラン」で食事をしてきたので、その思い出を反芻しながら見るのも楽しい。 前半はかなり面白いのであるが、中盤でちょっと共感しかねるエピソードになってしまったり(やはり反社会的/インモラルなエピソードはよくないんじゃない?)、クライマックスではそれなりに感動はするが、ある意味「安易な」ハッピーエンドになってしまったり、とストーリー展開は(ピクサーの作品としては)ちょっと弱いが、雰囲気は楽しめる。  

  • 吹奏楽コンクールデータベース更新しました

    データベースのバグを指摘して下さった方がいた。 ずばりご指摘いただいたように、「作曲者ごとの演奏記録一覧」(例えば高昌帥の場合)で「年度が複数ページにまたがって表示されている場合」 かつ「支部大会のデータのみが表示されている場合」に前後のページで重複したデータが表示される不具合があった。 全く意味のない不定データを検索キーにして並べ替えを行っていたのが原因。そのため検索ごとのソート順が不定になり、1ページ目のデータを検索した場合と、2ページ目のデータを検索した場合に同じデータがひっかかる可能性があった。 ということでデータベース検索プログラムを修正/更新しました。 やはり久しぶりにソースコードを見直したら、手直ししたいところ/最適化したいところがたくさん見つかってしまった。が、全日本吹奏楽コンクールに向けてアクセスが増えると思われるので、下手に修正して二次バグを出したくない。修正は全日本吹奏楽コンクールの波が退いてから年末にかけてやりたいと思っています。 (ちょっと前から「違うフレームワークに手を出してみたい病」が発症して、Yii とか lithium とかに関する記事をいろいろ読んでいたのだが、やはり今のホームページをもう少し仕上げないと。) ついでに東京都大会の昔のデータを入力し忘れていたので一部追加しました。 ***** 数日前から「喉が痛い」と言っていた息子がついにダウン。今日は長めの睡眠を取っているので十分休息をとって回復すればいいのだが。 (私と同じように)旅行中に風邪をひいて休んでいた日本人の同僚が今日から職場復帰。そろそろ寒くなって空気が乾燥していること、それに加えて旅行やイベントなどで疲れていたりすると風をひきやすくなるようだ。気をつけましょう。 … とはいえ、今週末の土曜日のよるはハンブルガーSV対長谷部擁するヴォルフスブルクの試合を見に行く予定。実は長谷部を生で見るのは今回が初めて。  

  • 10/16の徒然

    日曜日だというのに平日と同じスケジュールで起床。妻が日本人学校で開催される「英検」の手伝いに行くためである。日本では業者によって運営される(んでしたっけ?)「英検」だが、こちらでは運営主体がないし、受験生はほとんど日本人学校(もしくは日本語補習校)の児童/生徒なので、教員と父兄が協力して運営にあたっているらしい。 ところで、ヨーロッパ/アフリカをカバーする日本語放送のJSTVでは日曜日の朝から「ケロロ軍曹」(第2シリーズ)が放送されている。息子は純粋に楽しんでいるし、私は小ネタ満載で(妻も息子もついてこなくても)ひとりで笑っている。このJSTVでは番組ごとのスポンサーがつかないので基本的にはオープニング→本編1→本編2→エンディングは連続しているし、しかもこの番組は2週分続けて放送される。正直、日曜日の朝に「ケロロ軍曹」を1時間(CMが入らないので正味50分くらいですが)続けて見ると結構疲れます(笑)。 息子が以前から「ホワイトシチューを作りたい」と言っていたので、午前中から仕込む。「作りたい」とは言っていても、90%くらいは私が作って、息子には野菜や肉を炒めたり味見をさせたり、と簡単な仕事をやらせる。 学校の宿題と、通信教育を済ませた後、例によってガブリエルの家へ遊びに行く。サッカーをしていたようで、あっという間に泥だらけになって帰ってくる。(サッカーするんだったら、白じゃなくてもっと泥が目立たないような服装で行けよな …) その後も、うちでベイブレードをやったり、エムレの家へ行ったり、ガブリエルの家へ行ったりしていたようだ。 ***** 今日は午後からハンブルガーSV対フライブルクの試合がある。アウェイなので例によってウェブ上の Live Ticker でテキストで試合を眺める。比較的早い時間にソンのゴールで先制。1-0で前半を折り返す。 ちょうどハーフタイムあたりで「試合どうなっている?」と3人がどやどやと帰って来た。妻も帰って来て、HSVのフラッグやらタオルマフラーやらを振り回して応援する。ウェブ上のテキストを見ながら応援するのもかなりおかしい図かも知れないが(笑) … 結局、2-1で何とか勝利したのだが、それでも得失点差で最下位 …

  • One more thing …

    当然というか何と言うか、ランチを食べに行ってスティーブ・ジョブズの話になった。 Ralf 曰く「特にITの分野のエポックメイキングなできごとは2人の人物によってなされているんだけど、そのうちの一人は忘れられるんだよねえ …」と。 確かにマーク・ザッカーバーグにはクリス・ヒューズがいたし、ビル・ゲイツにはポール・アレンがいた。 そしてスティーブ・ジョブズにはスティーブ・ウォズニアックがいた。確かにジョブズがいなければ Apple がここまで大きくなることはなかったと思うが、ウォズがいなかったらそもそも Apple 自体が存在していなかったかも知れないのである。 ということで、この機にスティーブ・ウォズニアックについても目を向けてみましょう。  

  • R.I.P. SJ

    まったく、たまに早起きしてみたらこれかよ … http://www.apple.com/stevejobs/ そう遠くない日だと思っていたけれど、こういう訃報は突然やってくる。

  • 連休第三日目

    たまの連休なので、一日くらいはドライブに出かけようという話になった。 ハンブルクから200kmほど南へ行ったところに、最近はサッカーでもよく名前を聞くようになったヴォルフスブルクという都市がある。ここはフォルクスワーゲンの本社があることでも知られており、それに関連したミュージアムのような施設もあるらしい。車で2時間ほどだし、早起きできたら(これが重要)行ってみようということになった。 … が、予想通り8時過ぎまで寝ていたので(笑)あっけなく断念。もう少し近場ということで、今度は北に100kmほど行ったところにあるキールへ行ってみようということになった。ガイドブックで見てみるとUボートがそのまま展示されている博物館もあるらしい。 あとでわかったのだが、このUボート博物館があるのはキールではなく、さらに20kmほど北に行ったラボーエ(Laboe)という街なのであった。 また、近くにはドイツ海軍記念館があり、2つの世界大戦での犠牲者を追悼する場所があったり、1/50の模型で海軍の変遷を紹介するような場所もある。ちなみに、こういう歴史的な事実を紹介するような場合にはハーケンクロイツを使ってもいいらしい。