Author: musicabella

  • グレインジャーの民謡集

    HEARTOUTBURSTS/John Roberts and Tony Barrand にみにみさんのホームページ(http://nimi.dip.jp/)で紹介されていたCD。 「English Folksongs collected by Percy Grainger」という副題がついており、グレインジャーが収集したイングランド民謡を2人の歌手が歌っている。 《リンカンシャーの花束》で使われている6曲が収録されているし、RVWが《イギリス民謡組曲》の第1曲で使った「Seventeen Come Sunday」も収録されている。歌詞は全てこちらのページ(http://www.sover.net/~barrand/rgh/grainger.html)に掲載されているので見ることができるが、「Seventeen Come Sunday」は 17 歳になるという喜びを歌った歌と思いきや、実はある男が17歳の女の子に会ってゴニョゴニョ ….. という逢い引きの歌である(笑)。 どの曲も無伴奏あるいはシンプルな楽器での伴奏(スチールギターっぽい弦楽器、アコーディオンかリードオルガンのような鍵盤楽器、打楽器など)に留まっているし、和音が変わったり旋律に微妙な節回しが加わると、やはり古風なイングランド民謡という雰囲気になる。 購入したいというメールを何回か送ったのだがその時は全く返事が返ってこなかった。どうも、そのアドレスは使われていなかったようで、別のアドレスにメールを送ったらあっさりと購入できた。

  • プラグインのアクセス数

    このホームページでは、主に「吹奏楽コンクールデータベース」や「吹奏楽CDデータベース」などで自作のプラグインがいくつか使われている。 今までこれらのプラグインが何回利用されていたのかわからなかったのであるが、プラグインにもアクセスカウンタを設置するアイデアがひらめいたのでちょっと試してみることにした。 Pukiwiki の標準プラグインである「counter.inc.php」に少し手を入れる。 今のところ、左のメニュー内にある「このページのアクセス数」にはカウントが出ますが、「人気の20件」や「今日の20件」には表示されません。

  • YMOの生みの親(?)亡くなる

    いわゆるエキゾチック・サウンドの創始者であるマーティン・デニーが3月2日に93歳で亡くなったそうである。 http://the.honoluluadvertiser.com/article/2005/Mar/03/br/br03p.html かの細野晴臣がマーティン・デニーの《ファイアクラッカー》を演奏したいがためにYMOを結成したというのは有名な話である。つまり、マーティン・デニーなくしてYMOは生まれ得なかったのである。 今月からマーティン・デニーの紙ジャケリリースが始まる。 合掌。

  • こども講座

    ふだん練習に使わせていただいている公民館主催の「こども講座」での演奏。 第1部:演奏 第2部:パート紹介&指揮者体験コーナー 第3部:楽器体験コーナー 第4部:合同演奏 という構成で行った。 演奏者もリラックスして楽しめたようだし(これがいちばん大事)、聞きに来てくれた小学生にも楽しんでもらえたのではないかと思う。 楽器体験コーナーでは、意外といろいろな楽器にチャレンジする子供が多かった。団員も自分の担当楽器とは別の楽器を演奏していたし(笑)。 たまには原点に立ち返って「楽器を演奏するとはどういうことなのか」「演奏を人に聞かせるということはどういうことなのか」ということを考えるいい機会だった。

  • TOTO/ゆうがたクインテット

    [rakuten]surprise-2:10131902[/rakuten] [rakuten]guruguru-ds:10395347[/rakuten] 某ブログで発売されていたことを知った「ゆうがたクインテット」のCDをさっそく購入。宮川彬良さんとアンサンブルベガによる室内楽で演奏される童謡やクラシックや歌謡曲。 子供向けとはいえ、とても誠実に作られている番組だと思う。媚を売って対象(この場合は子供たち)に近づくのではなく、対象が近づいてくるような姿勢。にも関わらず格式ばるのではなく、ユーモアも併せ持っている。こういうバランスの取り方は素晴らしいと思う。 こういった姿勢の番組は民放には作りにくいだろう。(ということで、私はちゃんと受信料払っています。) [rakuten]felista:10283456[/rakuten] [rakuten]hmvjapan:10207208[/rakuten] [rakuten]hmvjapan:10074839[/rakuten] [rakuten]guruguru-ds2nd:10363765[/rakuten] TOTOの紙ジャケ。リアルタイムに聞いたのは 3rd の「ターン・バック」と 4th の「聖なる剣」、それから今度出る 5th の「アイソレーション」あたりだったかな?

  • ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん

    復活スルヤ演奏会’97 「スルヤ」といってもお店ではなくサンスクリット語で「太陽神」を意味する。 1927年に諸井三郎を中心に結成されたアマチュア音楽集団の名称である。 中原中也は「スルヤ」のメンバーではなかったが、非常に近しい存在であった。 最近、「昭和の作曲家たち―太平洋戦争と音楽」という本を読んでいるのだが(しかし分厚いなあ、読み終わるのはいつになることやら …..)、この本に「スルヤ」のことが書かれており、中原中也の詩に諸井三郎が詩をつけていたということを知って興味を持った。 このCDは1997年に中也の生誕90年没後60年に際して行われた演奏会の実況録音盤である。中也の詩による歌曲が集められているが必ずしも同時代の作曲家ばかりではない。また、スルヤの第一回発表演奏会で取り上げられた諸井三郎の《ピアノソナタ》も収録されている。 中也の詩というとどこか翳りのあるイメージがあるのだが、《サーカス》(清水脩作曲)あたりは妙に晴れ晴れとしていて違和感がある。やっぱり、あの 秀逸なオノマトペ「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」はほの暗いサーカス小屋の中で聞こえる音でなければいけないと思うのである。高らかに歌い上げてはいけないと思うのである。 中原中也記念館(http://www.chuyakan.jp/)からのみ購入可能。 蛇足ではあるが、諸井三郎は最近話題の西武グループ経営改革委員会委員長である諸井虔の父親である。作曲家諸井誠は諸井虔の弟。

  • アメリカ空軍バンドのCD

    Spirit of the Land(The United States Air Force Singing Sergeants) アメリカ空軍バンドの合唱隊「Singing Sergeants」の自主制作CD。 コンセプトはよくわからないが、コープランドの歌劇《テンダー・ランド》、合唱曲《シオンの壁》、バーンスタインの歌劇《キャンディード》、ジョン・ラターの《アメリカ年代記》などからの作品が収録されている。 密かにロン・ネルソンが編曲した合唱作品もある。

  • BCL4

    ブレーンから「BCL4」の情報をいただく。ついに「あの曲」がCDで聞けるらしい。  

  • 頭突き

    近くの五社神社でお宮参り。まだ風が肌寒いので「ぐずる」のではないかと心配していたが、自動車(というか自動車の振動)が好きな息子は行きの車の中で爆睡。そのまま寝続けていてくれた。 というわけで本題。そろそろ首が座り始めているのか、抱いているとやたら首を振りたがる。 いわゆるヘッドバンキング状態。油断して顔を近付けると、いきなり頭を前に振って頭突きをくらわせてくる。唇に頭突きされるとさすがに痛いぞ。  

  • 今日の積志ウィンドアンサンブル

    3月6日に行われる「こども講座 吹奏楽編」の合奏。 その後、9月の定期演奏会のための選曲会議。とりあえず全容が決定する。 毎年チャレンジングな曲が多くて消化不良の部分があったという反省があったので、今年はぐっとこらえていくらかハードルを低くした。毎年少しずつでも前進していきたいという思いと、技術的に少し余裕を持ってその分表現を充実させたいという思いの葛藤が強かったのだが、今年は比較的いいところに着地したのではないか。 思い入れの強い曲ばかりやっても必ずどこかで空回りが起こってしまうと思うし、「積志ウィンドアンサンブルらしい曲」ばかりやっても自己満足に終わってしまっては意味がない。要はバランスなのだろう。 今年は副指揮者にも何曲か振ってもらうことになっている。自分が振らない曲では客観的にうちのバンドを観察できそうだし、演奏者も新鮮な方向からの曲作りができてメリットがあるのではないかと思う。結局、いちばん忙しいのは演奏者としても指揮者としても出演しなければならない副指揮者になりそうなのだが、ぜひがんばって欲しい。