週前半の暑さもすっかりなりをひそめ、少し肌寒さを感じるくらいの天気。
長い間留守にしていたおかげで食料のストックも少なくなって来たので、久しぶりにかなり大規模な買い出しに出かけた。そこで、そろそろ秋を感じさせるものが出ていた。以前から店には並んでいたのかも知れないけど。
左はビールメーカーの「PAULANER」がこの時期限定で出している「Oktoberfest Bier」。ヴァイツェンほどまろやかな感じでもなく、ピルスナーほど苦くもなく、ぐいぐい飲めるタイプのビール。ちょっとアルコール度数は高いのであるが … ラベルも特別な絵柄で楽しい。
右は「フェーダーヴァイサー(Federweisser)」と呼ばれる、発酵途中の白ぶどうを使ったアルコール飲料。瓶の中でも発酵が進んでいるのでキャップは密封されておらず軽く締まっているだけである。なので当然傾けて輸送することができない。ちょっと濁っているが、口当たりはとてもすっきりしている。日本酒の「一ノ蔵すず音」を飲んだことがある方はそれを想像していただくといいかと。
これらのお酒が店頭に並ぶと、そろそろ秋なのだ、という気分になる。
秋と言えば、今週末からいよいよ2012/2013シーズンのブンデスリーガが開幕する。
ハンブルガーSVのホームで行われる開幕戦を見に行った。相手は今シーズンから清武が加入したニュルンベルク。清武はトップ下のポジションで先発した。
ハンブルガーSV的には「負ける気はしないが勝てる気もしない」雰囲気。ゴールを脅かされるシーンはほとんどないのだが、逆にボールポゼッションは多いのに決定的なチャンスもない。結局、清武のコーナーキックからのこぼれ球を押し込まれて先制され、そのまま0-1で負けてしまった。
HSVの戦力的にはゴールキーパーに元ドイツ代表のアドラーが入ったくらいで、あとはペトリッチやヤロリームなど、昨年までチームを引っ張ってきた存在が抜けてしまったので明らかにダウンしている。本当にこのままでは降格争いに加わってしまうのではないだろうか。
清武は立ち上がりは少し様子見という感じだったのだが、後半はかなりプレーも積極的になってボールに触れる機会も多かった。存在感も大きい。このままいけばスタメン定着できるのではないだろうか。