女子ワールドカップ観戦記(ケルン編)

さて、一夜明けて日曜日。ドイツでは日曜日はほとんどのお店が閉まってしまうので、この日は買い物はできない。というわけで、いわゆる観光地に行こう、ということで息子の友人家族と一緒にケルン観光をすることにした。

ドイツに来た当初から漠然と「ケルンに行って大聖堂を見てみたい」と思っていたのであるが、2年経ってやっと見ることができる。(やっぱり基本的に腰が重いんだなあ …)

高さの点では以前訪れたことのあるウルム大聖堂の方が高いらしいのであるが、このケルン大聖堂の規模は圧巻である。その聖堂の大きさと比べて周辺の広場はそんなに広くないので、まさに「そそり立つ」という感じの威圧感がある。

そして、みんなで塔に登る(笑)。509段だそうで。体力ないし、高所恐怖症だし、で上からの写真はあまりありません(笑)。もっともかなり厳重に防護柵がはりめぐらされているので眺めはあまりよくない。

その後、チョコレート博物館へ。ケルン大聖堂からは「ショコエクスプレス」という、遊園地にあるような小さなバスで行くことができる。

スイスのチョコレートメーカー「リンツ(Lindt)」が運営しているようで、カカオがどうやって収穫されるかから始まって(カカオの木を実際に見られる温室もある!)、チョコレートの製造工程、広告など多岐に渡った展示が楽しめる。展示に感化されてカフェテラスではしこたま注文したが、これはちょっとやり過ぎだったなあ …

ケルン大聖堂に戻ってきたところで友人家族とは別れ、それぞれに帰途につく。

うちは例によってちょっと鉃道ウォッチング。ケルン大聖堂はケルン中央駅のすぐ近くにある。そして、ケルンからはオランダ、ベルギー方面へ高速列車「タリス(Thalis)」が発着しているのである。

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基本的にはアウトバーンを使ってハノーファー経由でハンブルクに向かう。

ところで、今使っているカーナビはアウトバーンに乗ると平均時速120kmで到着時間を推測するらしい。120km以下で走っていると到着予定時間がどんどん遅くなっていく(笑)。このルートは途中で何カ所か最高速度が無制限の区域があるので、その区間では150kmくらいで走っていても大きな車にはぶち抜かれる。しかし、このくらいの速度で走っていてもストレスを感じないのでドイツでは長距離ドライブがやりやすい。1車線が広いとか、カーブがゆるやかだとか、一般のドライバーが多い週末には大型車の通行が制限されている(許可がないとアウトバーンを走れないらしい)とか、いろいろな要因がありそうだ。

日本では浜松から東京(約250km)を走るのも躊躇していたのだが、1泊2日で1000kmを走ってしまうのもだんだん慣れてきているような気がする。

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