お見送り

駐在を終えて日本へ帰国される方たちを見送るためハンブルク空港へ。午前中に1家族、午後便で1家族だったので、空港で昼食を取ることにした。空港は(長い)イースター休暇を終えて、ハンブルクに帰ってきたり、あるいはハンブルクから帰っていったり、という人たちでかなり混雑している。

どちらの家族の奥さんも、妻がドイツへ来た直後(そういやそろそろ1年だ …)にいろいろなところに連れて行っていただいて、大変お世話になった方である。妻は感極まって泣いたらどうしよう?とか言っていたのだが、奥さんは直前までの荷物出しと引っ越しに伴うホテル暮らしで「やっと一息つける」という状態だったであろうし、いろいろな家族が集まっているので当然子どもたちは集まる、騒ぐ、泣く(うちの息子は石のテーブルで派手に頭を打って泣いた(笑))、ということでなかなかしんみりする雰囲気にはならない。

また、セキュリティチェックを通る間も、みんな名残惜しそうに手を振っているのだが、えてしてこういう時にはチェックに引っかかって荷物を開けさせられたりするので苦笑せざるを得ないシチュエーションになってしまう。

「まだ全然帰るという実感がない」とおっしゃっていたが、おそらく日本に着いた時に、もうハンブルクに戻ることはないのだということを強く実感するのではないかと思う。

(何年先になるかわからないが)数年後には我が身にも降りかかってくる事態である。公私ともどもやり残したことがないようにしたい … とは言っても絶対心残りはあるのだろうが …

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帰宅後、息子はそそくさと(いつものように)ガブリエルとサッカーをして遊ぶ。今日は近所に住んでいるエムレという子も一緒のようだった。名前からするとトルコ系なのかな?ガブリエルよりも息子よりも小さく、4歳くらいかな?

彼らは用事があるとかで午後5時に終了。息子はまだエネルギーが有り余っているようだったので久しぶりにサッカーの相手をしてやる。久しぶりにやると息子なりに上達しているんだなあ、ということを感じる。

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