月別アーカイブ: 2011年4月

今シーズン終了のお知らせ(HSV対フライブルク)

今シーズン9回目のスタジアム観戦。HSV対フライブルク。

HSVは頼りになる二人のフォワード、ペトリッチとファンニステルローイが欠場。ソン、ゲレーロの2トップというかなり緊急事態な布陣である。(大昔、ジュビロ磐田のフォワードが全員怪我していてサイドバックだった遠藤をフォワードとして使わざるを得なかった状況を思い出した。)

息子は「(フライブルクの)シセのゴールも見たいから、2-1でHSVの勝ちでいいよ。」とか言っていたのだが、結局そのシセに2点決められて0-2の完敗。5位マインツが勝ったので勝ち点差が9に広がり、残り2試合での逆転が不可能になったため、UEFAヨーロッパリーグの出場枠も逃し、今シーズン終了決定。

監督が代わってモチベーションが上がるのは最初のうちだけだったのかなあ … ソンはフォワードなら絶対に決めなければいけない決定的なチャンスを外すし、中盤はこざかしいパスをするけど他の選手がその動きを感じられないのでみすみす相手に渡してしまうし、ベンジャミンは前線にフィードすることができないので相手の守備にフォーメーションを整える時間を与えてしまうし、ヤロリームの中途半端なポジショニングは最終ラインとも攻撃の2列目ともマッチしないし …

(ザンクトパウリと比べて(笑))比較的紳士的と言われるHSVサポーターも怒る時には怒る。終始強烈なブーイングが飛び交う試合だった。

そんな中で唯一サポーターから温かい拍手が送られていたのが、今シーズンでチームを去るゴールキーパーのロスト。勝利がなかったここ数試合(過去5試合で2敗3分け)でも孤軍奮闘でがんばっていた。子供を連れてアリーナを一周したのはサポーターの溜飲を下げるためだったのか?

ところで、今回観戦したのはファミリーブロックという区画。ここは名前の通り親子連れが多いので過剰に酔っぱらったうるさいサポーターもいないし、全エリア禁煙だし、売店もそんなに混んでいないし、比較的リラックスした雰囲気で試合を見ることができる。来シーズンはこのエリアにシーズンシートを取ろうと画策中。

今日届いたもの/今日落としたもの

Planet Earth: Complete BBC Series [Blu-ray]

引っ越しに合わせてブルーレイディスクプレーヤーを買ったはいいが、今のところうちにあるタイトルは「カールじいさん」と「トイ・ストーリー3部作」とワーグナーの《ニーベルンクの指環》(いわゆるヴァレンシア・リング)のみ。

なんか、高画質のメリットを満喫できるタイトルはないかなあ、と思って探したのがこれ。

以前NHKで放送された時にも一部見ていて興味があった番組である。その時はハイビジョンで見ることはできてもDVDに録画してしまうと画質が落ちてしまうので残念に思っていた。

amazon.co.ukでフリーリージョンの5枚組(本編の全11エピソードが4枚に収録されていて、残りの1枚が特典ディスク)が送料も含めて17ポンドくらいで買えた。日本円に換算すると約2500円である。こんなに安くていいのかと思う。ちなみに日本盤はそれぞれのエピソードが単売されてそれぞれが4935円、全てを揃えると4935*11=54285円、実に20倍以上の差がある。日本盤では最晩年の緒形拳さんのナレーションが入っているが、この映像にはナレーションはなくてもよい。英語版のデヴィッド・アッテンボローのナレーションはゆっくりでわかりやすいし、英語版字幕を入れておけばおおよその意味は取れる。

ちなみにパッケージは1080iと書かれているが、本編4枚は1080p、特典ディスクのみが1080iである。

原田郁子/青い闇をまっさかさまにおちてゆく流れ星を知っている

OTOTOYのメーリングリストで案内があったもの。3ヶ月限定配信で5/9までと書かれていたので、とりあえず聞いてみることにした。

‘KIZUNA’ – prayer for Japan –

教授が発起人の東日本大震災支援プロジェクト。

Last Dwenger

来週末にオフィスが引っ越しをする。

ところで、今までは同じ建物の中にあるカンティーンで昼食をとっていた。ここは金曜日休業なので、毎週金曜日はだいだい会社から徒歩10分くらいのところにある「Dwenger」という(ここもカンティーンみたいなものかなあ?)ところで昼食をとっていた。

引っ越しは木曜日中に各自がパッキングを完了して、金曜日は業者が運び出しを開始するため特別休業。

前置きが長くなってしまったが、そういうわけで「Dwenger」での昼食も今日が最後ということになる。今週は引き続きイースター休暇を取っている人も多いし、体調を崩している人も多い。(週の後半から少し気温が下がったからかなあ?というか、イースター休暇中が暑過ぎた)いつも5〜6人のグループで行くのだが、今日は3人だけとなった。

上司のRalf曰く「さすがに、たぶんもう来ない、とは言えなかったなあ」。

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妻と息子は週末に日本へ帰る人たちの送別会。私も夕食は今までお世話になった(単身赴任時代は最低週一回は通っていた)タイ料理レストランに挨拶に行こうと思っていたのだが、昼食を食べ過ぎて全然お腹が空いていない。早めに自宅に帰ってDVDを見ながらビールと軽食で済ませた。

挨拶は来週中に行きたいものだ。

送別会

現地法人から異動される方の送別会。お二人は日本に帰任されるのだが、もうお一方はワルシャワからロサンゼルスに転勤(専門用語でいうところの横滑り)ということらしい。日本で同じ事業部で顔を合わせていた方、以前私が開発を担当してした商品に営業、カスタマーサポートで関わっていた方、とどなたも遠からず縁のある方である。

場所は日本食レストラン「北海」。ローテーションで前回に引き続きたまたま今回も私が車を出す(つまり酒を飲めない)ことになった。お酌をしてもらう時に「あれ?お酒飲まれないんですか?」と言われた。悔しい …

最近、この種の飲み会は音楽がつきもので、しかも主賓が何かを演奏することになっている。今回もピアノの弾き語り、ピアノの自作自演(!)などがあったが、ワルシャワ駐在の方がお子さんが使われているおもちゃの鉄琴を使って演奏した(ワルシャワだけに)ショパンの《別れの曲》が心に染みる。

深夜の視聴

毎週末にそれぞれの家庭に配られる一週間のテレビ番組表には確かにSAT.1でUEFAチャンピオンズリーグ(すなわちFCバルセロナ対レアル・マドリード)を放送すると書かれていたのだが、放送予定時間になっても始まらないし、ウェブで確認しても全然別の番組が放送されるとある。やっぱり、放送権とかの関係で無理だったのかなあ?

というわけで、なかなか眠れなかったのでだらだらとDVDを見ることにする。

まず、U2のアルバム「No Line on the Horizon」の付属DVD。こちらにも書いたがこのショートフィルムの冒頭はパリの風景から始まる。凱旋門とエッフェル塔を望む風景が朝から夜へと変わり、夜のパリの街を抜けて主人公が旅立つ … というストーリーになっている。(ちなみに最初の風景は凱旋門が左に、エッフェル塔が右にあるのでブローニュの森方向から映したものと思われる。)

前に見た時の感想にもあるが、ジム・ジャームッシュの映画にあるような、異邦人の視線で眺める都市の風景が好きで、この映像を見た時に漠然と「こんな視点でヨーロッパの街を訪れてみたい」と、それまでになく強く感じたことを覚えている。

そして、何の因果か、その数日後にドイツ駐在の内示を受けて現在に至る … というわけなのである。

パリを訪れた時にこの映像のことを思い出し、あらためて見てみたいと思っていたのである。

はい、次。

両親がドイツに来た時に持って来てもらった Perfume の東京ドームライヴ。今に始まったことではないが、よくぞ3人だけで大勢の観客と対峙できるよなあ、と感心する。数曲演奏した後でMC。MCもノーカットで収録されているようでだれる。それまでの曲の緊張感があったので、この落差はちょっときつい。また見直そうっと。

はい、次。

元キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さんが亡くなられたということで、NHKが追悼番組を放送するらしい。(まあ、もちろん海外放送のJSTVではやらないと思うけど)「わが愛しのキャンディーズ」というドキュメンタリーが5/8に放送される予定なのだが、なぜかこの番組が以前放送された時に録画していたので見てみることにする。

一応リアルタイムで見ていた世代なのだが、そんなに思い入れはない。年齢的にはピンクレディーにはまる年齢だったのだろう。キャンディーズにはピンクレディーのようなエロさもなかったし(笑)、子供ながらに「なぜ3人いるのにユニゾンでばっかり歌っているんだろう?」とも思った。この「ユニゾンの秘密」は最近 Wikipedia を読んで謎が解けた。

当然NHKの番組に出演している映像が多く流されるのだが、バックでトランペットを吹いている人はどう見ても新田一郎さんである。かっこいい。これもWikipediaで調べてみたところ、バックバンドを務めていたMMPがのちのスペクトラムになることがわかった。四半世紀前にトランペット小僧だった人はこれだけでも見る価値があるかも。どうでもいいけど「レッツゴーヤング」での演奏は毎回テンポが早くて歌いにくそう。

あと「普通の女の子に戻りたい」という発言で有名な解散宣言が、実はコンサートのエンディングで突然発表され、しかもスタッフはそれを全く聞かされていなくて、しかもその様子が映像に収められている、というのが印象的だった。

それから後楽園球場(東京ドームはまだなかった)で行われた解散コンサートのダイジェストも放送される。「解散コンサート」というと、どうしても山口百恵さんの解散コンサートと比べてしまう。彼女が《さよならの向こう側》というキャリアの最後を飾るに申し分のない楽曲を持っていたのに対して、キャンディーズの《つばさ》はちょっと弱いかな、と感じてしまった。

そして休暇は続く(らしい)

休みボケの頭と少々疲れた体をひきずって仕事に復帰。

カレンダーの上でのイースター休暇は終わったのですが、現地の学校はまだ休みらしく、その親であるうちの社員も継続して休んでいます。うちのフロアの出席率は50%くらいかな?上のフロアの定例会は2人しかいなかったとか言っていましたが。

そういうわけで出勤/退勤時の道路もかなり空いていて快適です。

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ドイツでのイースター休暇に引き続き、日本はゴールデンウィークに突入、日本の休暇が明けたと思ったら、今度はうちの会社の引っ越しがあるため電話やインターネットの通信インフラが使えなくなる … ということで協業業務のコミュニケーションに支障が出そうな気配です。