デッサウに来たからには、待望のバウハウス美術学校へ。静かな森に囲まれた学び舎 … みたいなものを想像していたのですが、比較的大きな道路に面していて、車を走らせているといきなりこの有名なロゴを配した建物が見えてきます。
見学ツアーがあることにはあるらしいのですが、受付のおばちゃんには「ドイツ語だけなのでちょっと大変かもね」と言われました。まあ、入場料を払えば立ち入り禁止でないところは全て見ることができますし、追加料金を払えば自由に構内を撮影することもできます。
「近くにマイスターホイザーがあって、そっちも面白いわよ」というおばちゃんの勧めにしたがってマイスターホイザーへ。マイスターホイザー(Meisterhäuser)は日本語にすると教員住宅群。バウハウスで教鞭を執ったことのあるパウル・クレーやカンディンスキーなどが住んでいた住宅群です。こちらもいかにもバウハウスというデザインで楽しめます。
このあとはひたすらハンブルクへの帰路。途中でどこかに寄ろうかという話になって選んだのがツェレ。町並みの美しさが有名な街です。町外れにあるお城が対照的なデザインなのも面白い。
夕刻過ぎに無事ハンブルクへ到着。3日間で1250kmを走破しました。