月別アーカイブ: 2010年12月

重さ28kgの本

実は息子はFCバイエルンミュンヘンのファンでもある。大好きな選手であるクローゼやシュヴァインシュタイガーやラームがいるからなのだろう。

ということで、息子のメールアドレスでFCバイエルンミュンヘンのニュースレターを受け取っているのだが、(たぶん、「今さらながら」なんだろうなあ)すごい本が出版されることに気付いた。

http://www.fcbayern-chronik.de/

来年、クラブ創設111周年を迎えることを記念して作られたクロニクルなのであるが、そのスペックがすごい。

111周年エディション

• 完全限定生産
• 111 部のみ
• 552 ページ
• 2000 枚以上の写真
• サイズは 50 cm x 70 cm
• 重さ 28 kg
• 証明書つき
• 選手とコーチの直筆サインが入ったアートプリント付き
• 配送予定 2011年7月
• 価格 4444 ユーロ(約 500000 円弱)

一冊一冊ハンドメイドで作られ、表紙と裏表紙は厚さ 1 cm の木材が使われており、表紙には金属製のエンブレムが埋め込まれるようだ。内容はともかくこういった意匠を作り上げてしまう心意気に目眩がしてしまう。

当然、この111部はすでに完売(告知から24時間以内!)のようで、アートプリントなしの簡易バージョン(4111部限定、2999ユーロ)もあるらしい。

久々カツカレー

というわけで、今日明日は日本からの出張者とのミーティング。

夕食は久しぶりの日本食レストラン「あかり」へ。

妻曰く「日本から来た人がわざわざ外国で日本食を食べたくなるわけないじゃん。実は駐在員が日本食を食べたいから連れていくんじゃないの?」とのこと。まあ、「あかり」のカツカレーを食べたいから連れて行った … という動機は80%くらいあるかも知れないなあ(笑)。

というわけで、久しぶりにカツカレーを食べることができたのだが、ひとしきり「ビール+おつまみ」というパターンで飲み食いしたあとだったので、かなりお腹にくる。久しぶりに胃もたれ。

しかし毎回思うのだけど、こうして夕食を食べながら「本題ではない仕事の話」をするのがとても面白かったりする。なので、皆さんどんどん出張してきて下さい。私をひとりにしないで〜(笑)

日曜日の徒然

私はいそいそと原稿書き。こちら時間の日曜日中に原稿を送れば、日本では月曜日から作業を始められるわけで。

バックヤード越しの教会の裏庭では、庭に積もった雪を集めて「イグルー」を作ろうとしているようだ。まあ、作り方は「イグルー」というよりも限りなく「かまくら」に近いわけなのだが。

息子は以前からかまくらを作りたいと言っていたので、この様子を教えてあげると完全装備をして出かけていった。出かけるとすぐに(雪ではなく)雨が降り出してきたようで、かまくら作りは中止、帰宅してきた息子と一緒に、いつものようにガブリエルくんがうちにやって来た。

例によって、地下室でサッカーをしたり、息子の部屋でレゴを作って遊んだりしている。息子は今のところ「Gabriel(呼びかけ)」「füßball(サッカーやろう)」「Lego(レゴやろう)」「Nein(だめ!)」くらいしかボキャブラリーがないのだが、それでも何とかガブリエルくんとコミュニケーションしているようだ。発音も以前より「それらしく」なっているので、ドイツ語に関してはあっという間に追い越されてしまうんだろうなあ。

ガブリエルくんも辛抱強く息子の拙いコミュニケーションを許容してくれているようなので、本当にありがたい。

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ということで、いつものように妻の校正を経て、バンドジャーナル誌の原稿を無事脱稿。いつものように2011年2月号(2011年1月発売)に掲載される予定です。

おいでませハンブルクへ

日本からの出張者を連れてちょっとした観光案内へ。

実は出張者の観光案内は初めての経験である。こちらの都合というか要望に合わせてもらって土曜日の日中にハンブルクに来ていただいたわけだし、先輩駐在員は帰任のための引っ越し準備で忙しいし、というわけで。

エルベ河畔の再開発地区をブラッと眺めて、そのあとは北ヨーロッパ最大の鉄道模型ミュージアムである「ミニチュア・ワンダーランド」へ。前にここに来たのは昨年の夏かなあ?ここにはかなり大規模なスイス鉃道のジオラマがあるのだが、今年の夏にスイス国内の鉃道を乗り倒した後にこのジオラマを見に来るとかなり思い出がフラッシュバックする。… という感じで自分も楽しんでしまった …

その後は、お気に入りの「NAGEL」というドイツ料理屋でヴァイツェンをご賞味いただいた。私は車だったので残念ながらアルコールフライだったが。

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ハンブルガーSVはアウェイでフライブルクに0-1でまさかの敗戦。負けるか?

来週のバイヤー・レバークーゼン戦を前にちょっと意気消沈 …

White Night

会社から帰宅しようと車に乗り込んだ時点での気温は-5℃。気温自体はそれほど下がっていないのだが、夕方からずっと雪が降り続いていたようで車にもかなりの雪が積もっている。

除雪が間に合わなかったせいか、道路にもかなり雪が残っていて運転するのに神経を使う。ずっと気温が氷点下だったのでさすがに凍結はしていないのだが、いわゆるパウダースノー状態なのでゆるいカーブでも時々後輪が「ずるっ」といく。(納入されてから気付いたのだが、この車FRだったんだよなあ …)

また、時期的にまだ冬タイヤに替えていない車もあるようで(私も先週替えたばかり)、通勤路はほぼ全域に渡って渋滞。(アウトバーンでも40km/hくらいで入っている車がいたし)ふだんは45分、ラッシュ時でも1時間程度で家に帰ることができるルートなのだが、今日は1時間30分以上かかってしまった … そういえば、これだけ雪がある状態で今住んでいる家と会社との間を運転したのはこれが初めてか?本格的な冬に入ったら毎日こんな感じなのだろうか?ずっと運転に集中していなければいけないので疲れる。

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はい。親バカ日記です。

最近、ようやく文字を書く練習が楽しくなってきたような気配の息子。ウェブでサッカーのドイツ代表選手がリストアップされているページを見ながら、好きな選手の名前をメモ帳に書き写しています。

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「バンドジャーナル」誌の原稿を鋭意執筆中。わずかでもスケジュール的に余裕があると「最後のひとふんばり」モードに切り替わらないなあ … まあ、週末が勝負か。

アドヴェントカレンダー

さてさて、いよいよ今日から12月。

レゴ シティ アドベントカレンダー

こちらでのクリスマスの習慣として、このアドヴェントカレンダーを息子に与えた。

アドヴェントとは日本語で「待降節(たいこうせつ)」あるいは「降臨節(こうりんせつ)」と呼ばれている期間のことで、キリストの降誕(=キリストの誕生日=クリスマス)を待ち望む期間のことである。

アドヴェントカレンダーは全部で24個の窓がついていて、それを開けると中からお菓子(や、この場合はレゴ)が出てくる。12月1日から毎日一つずつ開けながらカウントダウンしていき、全部開くとクリスマス・イヴということになる。

息子にこのようなことを説明したのは昨日の夕方。やはり子供心をくすぐるようで、

「ねえねえ、明日開けないから今日開けてもいい?」(ダメに決まっとろうが!)

「早く明日にならないかなあ?」

とか言っている。

ふだんは寝起きが超悪い息子であるが、今朝は「カレンダー開けてもいいぞ」と耳元でささやいたら、文字通り「パチッ」と目を開けて急いでリヴィングへ下りていった。「1」の窓に入っていたのはレゴで作る小さな雪だるま。それを作ったら、朝っぱらから

「早く明日にならないかなあ?」