万霊節の前日、10月31日はハロウィン。ちなみにその万霊節である11月1日が休日になっているドイツの州も多い(おもに南部)のであるが、会社があるハンブルクや自宅があるシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州は休日になっていない。(もう一つちなみにリヒャルト・シュトラウスには《万霊節》という歌曲があって吹奏楽にも編曲されている。以前、これを「まんりょうぶし」と読んだ人がいる。)
ドイツでハロウィンを祝うようになったのはそんなに昔のことではなく、10年~15年くらい前にお菓子メーカーが紹介してからだということを金曜日のランチの時の会話で教わった。それよりもドイツではラテルネンツーク(Laternenzug、日本語にすると提灯行列)の方がこの時期の行事としてはメジャーなものらしい。ラテルネンツークは10月下旬から11月上旬あたりに行われる行事らしい。日本人学校でも現在提灯を製作中のようで、息子の手についた絵具がなかなか取れない。
今日の夕方はあいにくの雨だったので我が家は外出せずにお菓子を用意して自宅で待機していた。午後6時から7時くらいにかけて、息子の友人が魔法使いのような格好をして次々とやってくる。(みんな「Trick or treat」と言っていたがドイツ語では何と言うのだろう?)近所のドイツ人の子供たちもやってきた。うまくコミュニケーションできないけど、まあお菓子をあげておけば双方納得するのかなと(笑)。息子はガブリエルくんが来るのを待っていたようだが、残念ながら彼は来なかった。