イマジン・プロジェクト

通勤音楽メモ。

先日購入したハービー・ハンコックの新譜「イマジン・プロジェクト」です。

イマジン・プロジェクト

豪華なゲストを呼んでの一大コラボレーション!というパターンは、ジョニ・ミッチェルへのトリビュートである前作「リヴァー」とか、その前の「ポシビリティーズ」のパターンを踏襲しているようです。

(「リヴァー」はちょっと食指が動いたのですが結局買わずにいたのでした …)

最近の洋楽には疎いので共演者は知らない人が多いのですが、タイトルにもなっているジョン・レノンの《イマジン》、ピーター・ゲイブリエルの《ドント・ギヴ・アップ》、ビートルズの《トゥモロー・ネヴァー・ノウズ》、ボブ・ディランの《時代は変わる》あたりが並んでいると、やはり興味はそそられます。

で、感想ですが、一言で言うと decorative ではあるが creative ではないな、ということ。ゴージャス過ぎて、隙がなさ過ぎて、「こういうもん作れば売れるでしょ?」というセレブ感が少々鼻についてしまいました。結局、上記のレパートリーにしても、それを選択することの必然性や意外性のようなものが感じられなくて、なんかハービーの掌の上で喜ばされているなあ、という感じです。

まあ、心地よいことは心地よいのですが、70歳を過ぎたおじいさんに昔のようなとんがった作品を期待する方が無理なのでしょうか?

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