日別アーカイブ: 2010 年 7 月 31 日

スイス日記その1: アイガーあれば大丈夫

空路でハンブルクからチューリッヒへ。その後、鉄道でグリンデルワルトまで。

グリンデルワルトは16年前(すげえ昔 …)に訪れたことがある場所です。当初はインターラーケンに滞在して天候がよい日にグリンデルワルトやその先に登るというアイデアもあったのですが、「お父さんとお母さんが行ったところへ行きたい」という息子の希望により、グリンデルワルトのアイガーが見えるホテルに宿泊することにしたのでした。

(どうでもいい話:Grindelwald はドイツ語読みだと「グリンデルヴァルト」なのですが、現地スイスのドイツ語では「グリンデルワルト」と発音するそうなので、このブログではそう表記しています。)

チューリッヒからインターラーケンまではチューリッヒ→ベルン→インターラーケンという経路で電車に乗っていくのが速いのですが、息子がスイスの新型特急である ICN に乗りたいということだったので、少し遠回りをしてチューリッヒ→ビール→ベルン→インターラーケンという経路で行くことにしました。

まずは日本語の観光案内所へ。週間天気予報を見てだんだん天気が崩れてくることがわかっていたので、明日のうちにユングフラウヨッホへ登ることにしました。チケットはこの観光案内所で買えます。

妻がスーパーマーケット「coop」でおやつや飲み物を買っている間、息子を近くの公園で遊ばせていたのですが、近くで遊んでいた日本人の兄弟と合流していつの間にかゴセイジャーごっこに。お父さんと少し話をするとミュンヘンから来られたそうな。また、後で奥さんとお話ししてわかったのですが、最近ミュンヘンからハンブルクのうちの並びのテラスハウスに引っ越してきた方とお知り合いだったとか。しょせん世間は2ホップですね。

夕食はホテルのレストランで。息子はだいたい外食をする時にはアップルジュース(Apfelsaft)を注文するのですが、給仕のおばさんが言うことには「スイスでは Apfelsaft は炭酸入りが普通」なのだそうです。それから我々はスイスのビールを。

スイス日記その0: とりあえず総括

今年の夏休みはスイスへ行くということで計画を立てていました。本当はもうちょっとのんびりとスイス国内を移動したかったのですが、今年は日本への帰省や弟の結婚式や家族の引っ越しなどのために有給休暇を消費したので、夏休みはあまりゆっくりできませんでした。

日記はぼちぼち追加していきますが、とりあえず全体スケジュールを書いておきます。

第1日目(7/31(土)) とりあえず移動

空路でハンブルクからチューリッヒへ。その後、鉄道でグリンデルワルトまで。

第2日目(8/1(日)) ちなみにスイス建国記念日

登山鉄道(ユングフラウ鉄道)でユングフラウヨッホ(標高3454m)へ登る。夜はグリンデルワルトでのスイス建国記念式典を見物。

第3日目(8/2(月))

グリンデルワルトからちょっと山を下りてインターラーケンへ移動。ブリエンツ湖の海上交通(船)を使ってブリエンツ駅へ。そこからブリエンツ・ロートホルン鉄道(登山鉄道)でロートホルン山頂近くのロートホルンクルム駅へ。ブリエンツからインターラーケンへの帰りは鉄道(IC)で。

第4日目(8/3(火))

ゴールデン・パス・ラインでインターラーケンからルツェルンへ移動。ルツェルンの交通博物館へ。

第5日目(8/4(水))

ルツェルン郊外のピラトゥス山へ。登りはピラトゥス鉄道で、下りはロープウェイで。その後再び交通博物館へ。

第6日目(8/5(木))

ルツェルンからゲッシェネン経由で氷河急行停車駅であるアンデルマット駅へ。そこから氷河急行に乗ってサンモリッツまで。

第7日目(8/6(金))

サンモリッツからティラーノ(イタリア)までベルニナ急行に乗る。イタリアでピザとパスタを食べて、鈍行で同じ路線をサンモリッツまで帰る。

第8日目(8/7(土))

サンモリッツからチューリッヒへ移動。サンモリッツ→クールは氷河急行でも通るルート。クールからチューリッヒまではICで。チューリッヒでは郊外にある「ル=コルビュジェ・ハウス(ル=コルビュジェ・センター)」へ。スイス出身の建築家であるル=コルビュジェが設計した家で、プライベートな美術館にもなっています。

第9日目(8/8(日))

デザイン博物館へ。ル=コルビュジェのアトリエにいた女流デザイナー、シャルロット・ペリアンの展示をやっていました。その後、トラム博物館へ。チューリッヒから空路ハンブルクへ。