アイデルシュテットでイタリアン

珍しく朝から秋晴れ。例によって午前中に掃除/洗濯をして、お昼ごろに車で出かけることにしました。やはり日中は日光を浴びて体内時計を正常に機能させないと。

今日はハンブルク西部にあるアイデルシュテット(Eidelstedt)という町に行ってみることにしました。日本人学校があるハルステンベック(Halstenbek)の少し南、昨日行った HSH ノルトバンクアレーナの少し北に位置する町です。家族がこちらに移り住む頃には、やはり日本人学校に近い地域に引っ越した方がいいと思っているので、その周辺の町がどんな感じなのか調査してみようと思ったわけです。

今住んでいるアパートからアイデルシュテットまでは(カーナビによると)およそ 15 km。30分くらいで行けます。とりあえずお腹が空いてきたので、まずは昼食を取ろうと思い、目についた「IL TESORO」というイタリア料理のレストラン(リストランテですね)に入ってみることにしました。近所の人たちが家族で来てランチを食べているような雰囲気です。多少かしこまった服装をしているけど、小さな子供もいてガヤガヤしているので適度にカジュアルな感じでいいですね。席に案内してくれたおばちゃんも「ちょっと人多いけどね」みたいな感じで苦笑いしていました。いいんじゃないでしょうか。

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例によってアルコールフライを。昨日飲んだものと同じかな?そして最初は魚のスープ。塩コショウとハーブでシンプルに味付けされています。日本でいう「潮汁」みたいな感じです。

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ズッキーニとエビのクリームソースのペンネ。うまいです。例によってすさまじい量ですが。

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最後の腹ごなしにエスプレッソを。給仕をしてくれたおばちゃんに「シュナップス(ドイツの蒸留酒。食後酒です。)でも飲む?」と言われたのですが「車で来てるので …」ということで断りました。会計を済ませた後で「お店の名刺(カード)が欲しいんですけど?」と聞いたところ「メニューも要る?」と言われたので、一緒にもらって来ることにしました。なかなか気に入りました。また来ると思います。

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そのあと、腹ごなしに少し散策。アイデルシュテットの町はバスターミナルが中心となっていて、そのまわりに少し大きめのショッピングセンターやいろいろなお店があり、そのまわりにアパートなどの住宅地がある、という構造になっているようです。鉄道の駅からはちょっと離れているようなので、電車で市の中心部に行くのがちょっと大変そうかな、というのが第一印象です。

その後帰宅して、昨日買ってきたストラヴィンスキーの自作自演を聞きながらちょっとうたた寝。《ペトルーシュカ》はまだよかったのですが、《春の祭典》の最終部分で目が覚めてしまいました(笑)。ストラヴィンスキーはこの部分の変拍子(複合拍子)が振れなかったので全て 2/2 で振ったらしい、という逸話がありますが、本当にそうやって振っているんじゃないかと思わせる音楽です。各小節の頭に入るべき低音弦楽器が甘い(録音バランスのせいかなあ?)ので、変拍子の拍節感が出ないわ、続いて出る他の楽器が揃わないわ、で、かなり危なっかしい演奏でした。とはいえ、全般的には予想以上に音質もよくコストパフォーマンスもいいと思います。ストラヴィンスキーが自作自演したという絶対性を盲信するつもりはありませんが、聞いていて楽しい音楽になっていることは否定できません。

夜。お腹の中で膨らんでいるペンネのために全然お腹が空きません。サラダとヨーグルトと果物だけにしておきました。

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