2009年4月1日 富士市文化会館ロゼシアター
会社を半休して教授のコンサートへ。同僚の車に便乗して高速で富士へ向かう。15:00過ぎにロゼシアターに到着。リハーサル見学の集合時間が15:30だったのでちょうどいい。
ロゼシアターには大ホール、中ホール、小ホールがあってそれぞれに入り口があるのだが、リハーサル見学の当選メールでは集合場所が「正面入り口前」となっていて、どこで待っていればいいのかちょっと迷う。同じように当選した人たちも何となく集まって来て、結局大ホールの入り口の前でうろうろすることになった。
集合時刻の15:30になってもお呼びがかからない。何人かの人が出入りするのだが全然気に留められていないようだ。結局30分くらい待って、やっと中に入れてもらう。ホールロビーに入る時に「お土産」としてポスターを手渡されて(もちろん教授の直筆サイン入り!)、とりあえずロビーで待つように言われる。ここでも10分くらい待っていたか?その後1階のホール入り口に案内されるが、ここでも待たされる。最初は曲が弾かれているのが聞こえていたのだが、そのうちに単音しか聞こえなくなる。そういう状況の中でやっとホールに入る。案内してくれた人の説明によるとモニターがトラブっているようでサウンドチェックをやっている最中だとのこと。(あとで関係者に聞いた話によると、ピアノに取り付けたMIDIプレーヤーの取り付け方が不完全だったためにモニターからの出音で共振していたらしい。結局、これを取り外して床に直に置いて解決したらしい。)
その後は怒濤のリハーサル。教授はほとんど間を置かずに次から次へと曲を弾いていた。基本的には流して、ところどころ納得いかないパッセージは何回か繰り返して確認しているようだった。
教授がふと演奏を止めて、アシスタントの人に何か耳打ちをする。アシスタントの人が、それを我々を案内してくれた人に伝えに来る。どうやら一通りリハーサルが終わったので、我々をステージの上に乗せてくれるらしい。ステージは土足厳禁とのことなので、ステージ最前列で靴を脱ぎ、ステージに上がる。当選した10名がピアノを取り囲むように並んで、その中で教授が《戦メリ》を(さわりだけだけど)弾いてくれた。もう茫然。ほとんどフラフラの状態で退場する。
そのあと、落選した(笑)同行者2名と落ち合い、ちょっと早く夕食へ。
あらためて入場。CD付きのパンフレットは同行者全員買ったが、commmonsのテープがすてきだったので、なぜかこれも全員購入。
(セットリストは省略。iTMSで確認してください。)
しかし、最前列で聞くとこうも感動するものか。我々の後ろには1600人あまりのお客さんが座っていたのであるが、視界に入るのは教授だけ。教授が口ずさむ《Behind the Mask》も聞こえるし、教授がリズムを取る足踏みも聞こえるのである。それぞれの曲を弾く細かい表情も見える。MCも何となく我々に話しかけているような気がする(笑)。
ちなみにこのへんの席↓から見ていました。
意外に印象に残ったのが《Put your hands up》。教授もMCで言っていたが、前半は単調の曲が多かったので、この曲の明るさがいっそう際立ったのかも知れない。
帰りは車の中で久しぶりに「未来派野郎」とか「音楽図鑑」を聞いて盛り上がった。