ジョンの後半

ジョン・レノンの紙ジャケ第2弾。遅くなったが引き取ってきた。

LP 時代に購入したのはこのうち2枚。 亡くなる直前に発売された遺作「ダブル・ファンタジー」は中学時代の友人が持っていたので借りた。その後で、ジョンのそれまでの足跡を辿ろうと思って買った のが「ジョン・レノンの軌跡」だ。(たぶん)限定盤だったグリーンのカラーレコードを買った。いまだにベスト盤としてはいいバランスだと思う。

「心の壁、愛の橋」と「ロックン・ロール」は高校に入ってから友人が持っていたのを借りた。今回の「ロックン・ロール」は国内では確かコピー・コントロール CD でリリースされていたはず。無事普通の CD になった。

なので、ジョンのアルバムでリアルタイムで買ったのは「ミルク・アンド・ハニー」だけなのだ。これは雰囲気を味わいたくて輸入盤を買った。「ダブ ル・ファンタジー」がかなり端整な音作りだったのに対して、この「ミルク・アンド・ハニー」はまだかなりラフな段階の音源が使われている。歌い方もラフだ し、フェードアウトせずに何となくだらだらと終わっている曲もある。それだけにジョンの不在がより印象強くなっているように思える。

LP で言う B 面の後半に収録されている、ヨーコさんの「レット・ミー・カウント・ザ・ウェイズ」とジョンの「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」はカセットテープで収録 された音源が使われている。「あなたを幾通り愛しているか数えさせて(Let me count the ways how I love you)」と歌うヨーコさんに対して「一緒に年を取ろう(Grow old with me)」と歌うジョン。ここが泣ける。

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