尾道三部作(じゃないよ)

やっと出た、トラヴェリング・ウィルベリーズのボックス。 Vol.1 と Vol.3 に特典 DVD を加えた3枚組。

トラヴェリング・ウィルベリーズ・コレクション

ジョージ・ハリソン、ジェフ・リン、ボブ・ディラン、トム・ペティに(《プリティ・ウーマン》でお馴染みの)ロイ・オービソンが加わった超豪華グ ループである。これだけのビッグネームばっかりだと権利関係のクリアも大変だったと想像される(しかもジョージとロイ・オービソンは物故している)。長い 間廃盤だった ….. と言っても、私はリアルタイムでは全然興味がなかった …..

なぜトラヴェリング・ウィルベリーズのアルバムには Vol.2 がないかというと、Vol.1 でのロイ・オービソンとの共演に気をよくしたジェフ・リンが、今度は《悲しき街角》でおなじみのデル・シャノンと組んで Vol.2 を作ろうとしたのである。ところが、この Vol.2 の完成前にデル・シャノンが亡くなってしまったので、Vol.2 は永久欠番とし、4人だけで Vol.3 を作ったというわけなのである。

輸入盤の豪華ブックレット付きボックスを予約したあとで日本盤(おそらく通常の3枚組だろう)の発売が決まったりして、キャンセルしようかどうしようか悩んでいたのだが、すでに予約を締め切ったストアも多いということを聞いたのでそのまま購入することにした。

幸い、輸入盤でも DVD はオール・リージョン、しかも日本語字幕入りだったので、これで日本盤は買わなくても大丈夫なはず。

先日のミカバンドの再結成でも感じたのであるが、非凡な人たちが集まるとシンプルでありながら他には真似が出来ないワン・アンド・オンリーなものができあがってしまうのが、やはり凄いのである。

Vol.3 のソリッドなまとまりよりも、Vol.1 のリラックスしたラフさ加減と唯一無二のロイ・オービソンのヴォーカルを取りたい。

….. で、「尾道三部作」の件ですが …..「レコスケくん」をお読み下さい。

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