ということで、祝杯でもないがワインを開けた。
モンテス 2005 年のリミテッド・セレクション、カベルネ・ソーヴィニヨン70%カルメネール30%というやつ。
カルメネールという品種はよく知らなかったのだが、もともとはボルドーの品種で、ヨーロッパでは19世紀後半のフィロキセラ(害虫)流行によってほとんど絶滅しかかったのだが、その前にチリに渡っていたので現在はチリで栽培されているとのこと。
アロマはわりとフルーティな感じなのだが、カベルネのブーケもしっかりしている。 このバランスが絶妙なのである。
夕飯はハッシュドビーフだったのだが、デミグラスソースとの相性もバッチリ。 前にも書いたけど、料理とワインの相性がぴったりだと村上春樹さん言うところの「小確幸」(小さいけれど確かな幸せ)を感じますなあ。
さんざん酔っ払ったにも関わらず、定期演奏会の司会用原稿は無事締め切り前に提出。自分で自分を誉めてあげたい。
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