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こだま和文による鈴木清順監督の映画のサントラ。ジャケットは主演の江角マキコ。
トランペットと、エレクトリックなレゲエのリズムと、ダブ。これにスティールパンが加われば、こだま和文の唯一無二の音楽が現われる。このムードはミュート・ビートの時代からあまり変わらない。エゴ・ラッピンとのコラボが収録されているのは個人的にはあまり重要ではない。
同じテーマが編成を変えて繰り返し演奏されるので内容はそんなに濃くないのであるが、このムードはやはりよい。
まだビートルズが活動していた頃、ジョン・レノンがエリック・クラプトン、アラン・ホワイト、クラウス・フォアマン、そしてもちろんヨーコ・オノを従えて行なったライブ。断片的にはいろいろなベスト盤で聞いていたのだが、このアルバム自体買うのは初めて。
ジョンのソロ初期の代表曲である《コールド・ターキー》や《平和を我等に(ギブ・ピース・ア・チャンス)》が収録されているが、このライブが行なわれた時点では未発表だったらしい。
急きょ出演が決まったとかで飛行機の中での1回しかリハができなかったらしいが、ざくざくしたラフな感じのサウンドも悪くない。かなり重いビートになっている《マネー》が好き。ヨーコさんはやはりヨーコさん(笑)。
LP で発売された当時の盤には 1970 年のカレンダーが封入されていたのだが(これ未開封のモノを持っていますがもったいなくて開けていません)、この盤では初 CD 化された 1995 年のカレンダーがブックレットになっている。ちょっと気が利いている。
サイモン・ラトルが案内する20世紀音楽の概観。DVD 7 枚組で 10000 円を切っていたので衝動買い。 内容はこちらに詳しい(http://www.aria-cd.com/oldhp/label/arthausleavimghome.htm)
抜粋とはいえ、これだけのレパートリーがラトルの棒で見れるのはうれしい。
「93年に発表され、『北京の秋』を凌駕すると絶賛された衝撃作」ということらしいが、意外に耳当たりはいいような気がするなあ ….. 映画「ブレードランナー」の《愛のテーマ》のカバー収録。