月別アーカイブ: 2006年3月

進化バトン第80代目

mixi のタトルさんからバトンが回ってきました。
こっちのブログだと mixi から出てしまうんだけど、いいのかな …..

@趣味は??

CD/レコード集め。
いろいろな土地のいろいろなレコ屋に行くのが好き。

@生まれ変わるなら誰になりたい?

ピカソ

@最近観た変な夢は??

(何回も見た夢ですが最近も見たので …..)
演奏会の本番、指揮台に上がったら見たことも聞いたこともない曲のスコアが …..

@今はまっているお菓子は?

キットカット高木康政バージョン。
「ル・パティシエ・タカギ」の高木康政氏プロデュースの限定版キットカット。
いちばん新しい「キットカット タカギホワイト ブルターニュ」はホワイトチョコが苦手な私でも楽しめました。

@ご飯かパンか?

新潟県生まれなのでご飯です。

@愛するマンガを教えてください

– 南くんの恋人(内田春菊)
– BANANA FISH(吉田秋生)
– 童夢(大友克洋)
– レコスケくん(本秀康)

@無人島に持って行くCDを一枚だけ選ぶとすれば?

グレン・グールドが弾くバッハの《ゴルトベルク変奏曲》(1981年録音の方)

@次に回す人6人

mixi に戻したいので(笑)grok さん、お願いします。

【解答ルール】↓↓
※気に入らない質問を1つ削除して、
新しい質問を1つ加えてください。
※進化バトン(○世代目)の○のところを
カウントアップしてください。

ストーンズを聞こう(その3)

何とか毎日続いている。我ながら感心。

スルー・ザ・パスト・ダークリー(ビッグ・ヒッツVol.2)(紙ジャケット仕様)

今日はランダムに引っ張り出すのではなくて狙い打ち。八角形ジャケットで有名なベストアルバム。

さすが有名どころばかり揃っている ….. というか、以前買ったストーンズの結成40周年を記念してリリースされたベストアルバム「Forty Licks」に収録されていないのは11曲中2曲だけである。

その2曲《ダンデライオン(たんぽぽ)》《2000光年のかなたに》は時代的にかなりサイケデリックな雰囲気が漂っている。この2曲の次に、これまたサイケデリック的というかフラワームーヴメント的な《マザー・イン・ザ・シャドウ》が収録されていて、ストーンズの歴史の中での異質な流れがベスト盤の中で作り出されている。

王道だけではない、ちょっと毛色の変わったベスト盤という印象があるが、私はストーンズが作り出すサイケデリック・サウンドも嫌いではないので悪くはない。

というわけで、そろそろ問題作「サタニック・マジェスティー」でも聞くか。

*****

追加。

偶然見つけたのだが、2004 年に Human Audio Sponge が参加した SONAR の様子が BS 朝日で放送されていた。かなり前に放送されたものの再放送らしいが、あわてて録画することにした。まだちゃんと見ていないのだが、HAS 以外にもカーステン・ニコライ(Alva Noto 名義で教授とのコラボレーションもやっている)なども紹介されていた。楽しみ楽しみ。

ストーンズを聞こう(その2)

ということで連チャンで聞いてしまいました。買ってきたままのCD袋に手を突っ込んで「えいや!」で取り出したのがこれ。

ビトゥイーン・ザ・バトンズ(紙ジャケット仕様)

1967年に発表された通産9枚目のアルバム。初めてミック・ジャガー/キース・リチャーズのコンビによる楽曲だけで構成されている。ビートルズで言うと「ハード・デイズ・ナイト」みたいなものですか。それから、初期のプロデューサーであるアンドリュー・オールダムによる最後のアルバムということである。

1曲目の《夜をぶっとばせ(Let’s Spend The Night Together)》や3曲目の《ルビー・チューズデイ(Ruby Tuesday)》あたりが代表曲かな。

昨日聞いた「ベガーズ・バンケット」に比べると、まだ自分たちのスタイルを築くための模倣のステップなのかなあ、という気がする。いろいろなスタイルの作品があるのだが、まとまっていないように思う。

《ルビー・チューズデイ》のダルでダウナーな雰囲気はなかなか好き。

ストーンズを聞こう(その1)

せっかく買ったのでストーンズでも聞いてみよう。

ベガーズ・バンケット(紙ジャケット仕様)

1968年の作品。発売当時はトイレの落書きを使ったジャケットに対してレコード会社からクレームがつき、真っ白なジャケットでリリースされたらしい。

1曲目の《悪魔を憐れむ歌(Sympathy For The Devil)》とか6曲目の《ストリート・ファイティング・マン(Street Fighting Man)》あたりが有名曲か。前者はアフリカ音楽を思わせるパーカッションのリズムや掛け声が特徴的。後者はストレートなロックンロール。

これらの売れ線以外の曲はなかなか渋いブルースが揃っている。こういう渋い一面はベスト盤だけを聞いていると見えてこないんだよなあ。シングルでリリースされた曲ばかり聞いていると、ストーンズって雰囲気一発で何も考えていないような印象があるのだが(ごめんなさい、ごめんなさい …..)、こういう隠れた曲を聞くとアメリカ南部の音楽をちゃんと咀嚼しようとしていることが分かる。

曲によって音質の差はあるが、リマスタリングされた音はかなり生々しくてよい。

さあ、シリーズ「その2」はあるのか?

君はレコードに木工用ボンドを塗ったことがあるか?

(いや、タイトルそのまんまなんですが …..)

昔からレコードのクリーニングには木工用ボンドがいいとされている。 レコードの表面にボンドを塗って、乾いたところを顔面用パックと同じような要領でぺりぺりと剥いでやると、レコードクリーナーでは取り切れない溝の奥の汚れもボンドごと取れる ….. というわけである。

このボンドパックをしたまま数年間眠っていたレコードがある。 当時はまだCD化されていない音源だったので、できるだけいい音で CD-R にしたいと思ってボンドパックを施したのであるが、CD-R 化するタイミングを逸している間にCD化されてしまい、そのまま放置していたのである。

ちなみにこのレコードは坂本龍一さんの「LIFE IN JAPAN」という 12 インチシングル。 日本生命の販促用に制作された非売品である。 (しかし、こんなものまで CD 化されると思いませんでしたよ。)

部屋を掃除したところ目に入ったので、さすがにジャケットに戻してやらないとなあ … と思い、剥がすことにしたのだが …

硬い …

普通は1〜2日くらい置いたところで剥がすのであるが、これだけの歳月が経過していると完全に乾燥していて、まったく弾力性がなくなっている。 普通はレコード盤とボンドパックとの間にちょっと空気を入れてやれば気持ちよく剥がれるのであるが、パリパリなのですぐに割れてしまう。

どうにかこうにか剥がした抜け殻がこれ。 レコードプレーヤーの上に置いてみました。

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怖くてまだ音は聞いていないのであるが … 大丈夫だよなあ …

お買い物(デリコ/コールマン/ストーンズ/吹奏楽などなど)

いろいろやることが溜まってきたので、会社を休んで片付ける。

そのついでにお買い物。

アメリカの空

昨年の「響宴」で演奏された三浦秀秋さんの《SALTY MUSIC》がオーネット・コールマンのオーケストラ曲にインスパイアされて作曲されたという話を聞いたので、ぜひ聞きたいと思っていた。おそらくこの曲なのではないかな?ちょうどリマスター盤が発売されたばかりなので聞いてみることにした。

「ハーモロディック」理論に基づいて作曲されたとあるのだが、ライナーノートを見てもウェブでちょっと検索してもよくわからなかった。要はフリー・ジャズを説明するための理論なのか?

演奏はロンドン交響楽団。いわゆるフリー・ジャズっぽい部分は予想ほど多くなかった。前半は淡々とコード・プログレッションが進むのだが、弦楽器で作られる和音が面白い。ちょっと複調っぽい響きがするのも「ハーモロディック」理論なのだろうか?

LIVE PSYCHEDELICO

仕事が忙しい時期が続くと世間にも疎くなる。LOVE PSYCHEDELICO のライヴアルバムが発売されたことを知らなかった。

デリコのライヴを生で見たことはないのだが、初めて店頭販促ビデオで見たときや昨年リリースされた DVD を見たときの印象はあまりよくない。ライブならではのラフさがデリコの場合にはマイナスに働いて稚拙に聞こえてしまう。

この CD も想像していたほど悪くなかったが、やはりスタジオ録音のオリジナルバージョンを聞いていた方がいい。KUMI のボーカルはシャウトよりも繊細な歌い回しの方が似合う。

CAFUAセレクション2006 吹奏楽コンクール自由曲選「オペラ座の怪人」

大手レーベルがこの手の新譜(だけでもないが …..)紹介用 CD をリリースしなくなったので CAFUA やブレーンにはがんばって欲しい ….. という意味も込めて毎年買っているのだが、あまり聞こうという気が起きないんだよなあ …..

*****

さんざん迷ったあげく、ローリング・ストーンズの紙ジャケ22枚を買うことにした。今まで忙しかった仕事が一段落着いた自分へのご褒美とか、1970年代の紙ジャケを買ってしまったからついでに買わねばならないとか、なぜエルヴィスの紙ジャケは全買いしたのにストーンズは買わないのだ?などと自問自答しながらの決断(笑)。

さらに購買意欲を高めようと、今週はストーンズ40周年(!)記念ベスト「Forty Licks」を聞いていたのだが、初期のストーンズもなかなか面白い。ビートルズとタメを張っていたグループならではのブリティッシュ・ロック的な雰囲気があったり、アメリカ南部の泥臭いブルースの雰囲気があったりしている。

アキラのお父さん

宮川泰さんが亡くなった。

朝日新聞のおくやみ記事ではザ・ピーナッツの「恋のバカンス」やアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌の作曲者として紹介されているが、個人的には「ゲバゲバ90分!」のテーマが好きである。最近ではキリンビールの「のどごし〈生〉」で使われている曲である。

(あ、決してリアルタイムで「ゲバゲバ90分!」を見ていた世代ではないので …..)

最初に聞いた時はアメリカあたりの古い作曲家が作った正統的な行進曲だと思っていたくらい、よくできたマーチだと思う。

浜松にも何かと縁がある方で、浜松ポップス・オーケストラの指揮者としてのステージを何回か見たことがある。最近では息子である宮川彬良さんに交代していたのだが。

合掌。

レコジャケジャンキー

CDジャーナルムック レコジャケ ジャンキー !

パロディ化されたレコード・ジャケットを集めたムック。内容も面白いが、マッハ55号のデザインによるカバーが凄い。

表紙がパッと見でビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のパロディであることは明白であるが、裏表紙もこのアルバムをパロっていて、しかもオリジナルの裏ジャケに載っている歌詞までパロっているのである。

例えば、タイトル曲が《サージェント・ジャンキーズ・ラヴリー・レコード・ジャケット・ブック》になっていたり、《ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド》が《ルージー・ゴーイング・トゥ・スクール・ウィズ・ドッグ》になっていたり(ちゃんと「LSD」になっている!)、《ア・デイ・イン・ザ・ライフ》が《ア・デイ・ホエン・ファブ・フォード・ゴーン》(ビートルズが解散した日)という替え歌になっている。

それだけでなく、内側もアルバム初回版を模しているし、おまけにポストカードもついてくる。当然「帯」もついている。

ちなみにマッハ55号というデザイン集団は「魁!!クロマティ高校」のDVDカバーデザインでものすごいことをやっている。ご覧あれ。

息子とお留守番

妻が飲み会のため、早めに帰宅して息子と二人でお留守番。

息子をあやしながら NHK ハイビジョンで放送されていた「これがラスベガスだ 華麗なるショーのすべて」を見る。

シルク・ドゥ・ソレイユの演出家フランコ・ ドラゴーヌと、シルク・ドゥ・ソレイユをラスベガスに呼んだ「元」ホテル王スティーブ・ウィンなどを中心に、ラスベガスのエンタテインメントを紹介する番組だった。

何を隠そう、シルク・ドゥ・ソレイユのファンである。 前にラスベガスに行ったときはちゃんと「O」と「ミスティア」を見た …  というか、ほとんどこれらを見に行ったようなものである。

ウィン氏が新しく開業したホテルのショーとして選ばれたのが、ドラゴーヌ氏が演出する「ル・レーヴ」(フランス語で夢)だそうである。 ちなみにウィン氏がかつて所有していたベラージオの美術館には同名のピカソの作品が展示されていたらしい。 円形のプールを使ったステージなどから「O」と似通っているのではないかと思うのだが、どうなのだろう?

近年、ストリップに面したホテルのアトラクションはシルク関係ばっかりという気もする。上記「O」「ミスティア」「ル・レーヴ」に加えて 「ZOOMANITY」「KA」などもある。食傷気味になりそうな気もするが、一回ラスベガスに行けばまとめて見られるという利点もある。ううん、次回行 けるのはいつだろう。

息子がいちばん興奮したのはルクソール・ホテルのスフィンクスでした。

つらつらと休日

先週は東京へ「響宴」を見に行ったので週末は全然休めなかった。今週は久々にぼーっと休む。

午前中は食材などの買出しでショッピングセンターへ。

石ノ森章太郎変身ヒーロー写真集1971-1975

衝動買い。「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」「変身忍者嵐」といった石ノ森章太郎原作の特撮ヒーローの写真集。かなり懐かしい気持ちでいっぱいになったのだが何かコンセプトが中途半端。

ブルーノート・コレクターズ・ガイド

決してブルーノート・レーベルのオリジナル盤をコレクションしようなどという不埒な野望を持ち合わせているわけではない。以前の日記にも書いたことがあるが、「開運!何でも鑑定団」ではコンプリート・セットに1200万円という値がついたのである。ひょっとして同じような金額を出せばシャトー・ムートン・ロートシルトのヴィンテージもかなり揃えることができるんじゃないかな?

ともあれ、そういう「コレクター道」に関する文章を読むのも面白いので買ってみることにした。(いつどこで読めるのだろう …..)

*****

久しぶりにカレーを作ろうと思って買出しに行ったわけなのだが、私が息子をあやしている間に妻が材料を買うという分担にした。下ごしらえも私が息子の機嫌を取っている間に妻にお願いした。野菜や肉を炒めて煮始めるところまでは私がやった。最後の仕上げをやろうと思っていたのだが、息子と一緒に寝てしまい、起きたらカレーはできていた。

さて、カレーを作ったのは誰でしょう?

メルローを開けてみたのだが、カレーに合わせるにはちょっとまろやかだった。スパイシーなカレーに合わせるにはもう少しスパイシーな赤がいい。