J.S.B. 吹奏楽団の演奏会を記録した DVD。天野正道の交響組曲第5番「NR」、J.S.B.吹奏楽団の委嘱作である「Alas de Hierro」を聞きたかったので。
実は何を隠そう「太陽の塔」が大好きである。あの岡本太郎の意匠の見事さ。
そういうわけで大阪万国博の会場内の様子を記録した映画である。各国館の紹介が主で企業館にはほとんど触れられていないのが残念であるし、「満遍なく記録する」という点からそれほど面白くない映像も含まれている。
とはいえ、雰囲気をパッケージしているという意味では貴重な記録なのだろう。
開会式では若き日の岩城宏之さんが指揮をしている。音楽は間宮芳生。
最近、ビートルズが設立したアップル・レコードの音源が紙ジャケ化されている。そんな中でジョージ・ハリソンのソロアルバムが2枚リリースされた。当時注目され始めたシンセサイザーを使ったもの。
実はジョージは新し物好きで、ビートルズ最後のアルバムとなった「アビー・ロード」の中でも積極的にシンセサイザーを使っていたのである。
Niagara Moon 30th Anniversary Edition
最近、社内の「音楽班」(と我々は呼んでいる)の活動が盛んで、いろいろなジャンルの音楽を貸し借りしている。
先日 Rei Harakami がニューアルバム「Lust」でカバーした《終わりの季節》(オリジナルは細野晴臣)を聞かせてもらったのであるが、この話題からはっぴいえんどに話が飛んで、そこで貸してもらったのがこのCD。気に入ったので自分で買うことにした(正しい態度)。
私くらいの年代だと大滝詠一と言えば「A LONG VACATION」である。私も数年前にやっとはっぴいえんどにたどり着いた。このアルバムは「A LONG VACATION」のようなおしゃれなサウンドを期待すると肩透かしを食らうだろう。しかし、ティン・パン・アレーやその周辺のミュージシャンを使ったこのアルバムの演奏力の確かさは聞いていて爽快である。ポピュラー音楽を見事に消化しているし、大滝詠一のフィル・スペクターへの傾倒ぶりも聞くことができる。
大滝詠一本人が自分のスタジオでリマスタリングしているというのも凄い。