今年もよろしくお願いいたします。
なぜか今年の聞き初めはザ・フーの「フーズ・ネクスト」。リスニング・ルームで他の作業をしながら聞いていたのであまり細かい印象は残っていない。1曲目 の《ババ・オライリー》の冒頭のシーケンスがU2のギタリストであるエッジのプレイに影響を与えたと読んだことがあるが、なるほどそういう感じはある。
時間的に余裕のある正月にしか見れない映画を見ることにした。 前にも書いたように、パート1とパート2を年代順に編集した「特別編集版」しか見たことがなかったのである。
初代ゴッドファーザーであるビト・コルレオーネ役のマーロン・ブランドの存在感も素晴らしいが、二代目のマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ) が名実ともにゴッドファーザー(名付け親)となる場面、すなわちバッハの宗教曲(詳細不明。《パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582》らしい。)にのって神聖な洗礼の場面と殺戮の場面がモンタージュされるところがたまらなく好きである。
ちなみに、ここで洗礼を受けている赤ちゃんは当時生まれたばかりのソフィア・コッポラ(監督フランシス・フォード・コッポラの娘)だそうである。