Composers on Composing for Band
マーク・キャンプハウスによる吹奏楽作曲家についての本。音楽学者である谷口昭弘さんのホームページ「音と音楽を考えるページ」で紹介されていた。その内容が面白そうだったので注文してみた。
キャンプハウス本人も含む11人の吹奏楽作曲家に対して同じ質問をし、その結果をまとめた本である。その11人とは、
- ジェームズ・バーンズ
- ティモシー・ブロージェ
- マーク・キャンプハウス
- デヴィッド・ギリングハム
- デヴィッド・ホルジンガー
- カレル・フサ
- ティモシー・マー
- W.フランシス・マクベス
- ロバート・シェルドン
- ジャック・スタンプ
- フランク・ティケリ
である。また、質問については、
- 創作のプロセス
- オーケストレーションへのアプローチ
- バンド指導者が研究すべき10の作品(もちろん吹奏楽作品だけではない)
- 作曲者と委嘱団体との関係について
- 吹奏楽の未来について
など、かなり具体的に参考になると思われる質問が設定されている。