依頼演奏のあと、NHK浜松支局で開催されていた「オーディオの今と昔」という展示会を見に行く。浜松オーディオクラブ主催で、持ち込まれた機材は全て会員の所有物だそうだ。(やっぱり会員じゃないかと思っていた知人談)
SPレコード、LPレコード、CD、SACDなどをいろいろな高級機で聞くことができた。やっぱりLPレコードの音はいい。サッチモの《ホワット・ア・ワンダフル・ワールド》のオリジナル・バージョンを聞いたのだが、恥ずかしい話、私はこの演奏にヴィブラフォンが使われているのを今まで気がつかなかった。非常につつましくはあるが、ちゃんとヴィブラフォンの残響が味わえるのである。