70年代の、まだアコースティック・ギターをかき鳴らしていた頃のRCサクセションの映像。すでに廃盤で、多少プレミアがついて売られているのだが、比較的安価に入手することができた。
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ハード・フォーク・サクセション
キヨシロー追悼ということで、このアルバムを買った。初期のアルバム「初期のRCサクセション」「楽しい夕に」、それから4枚のシングル盤からの編集盤である。ちなみに収録曲はというと、
- キミかわいいね(4枚目シングルのA面)
- シュー(「初期のRCサクセション」)
- 三番目に大事なもの(5枚目シングルのA面、このCDはバージョン違いらしい)
- けむり(5枚目シングルのB面)
- 去年の今頃(「楽しい夕に」)
- 日隈くんの自転車のうしろに乗りなよ(「楽しい夕に」)
- ぼくの自転車のうしろに乗りなよ(「楽しい夕に」)
- ぼくの好きな先生(「初期のRCサクセション」)
- 2時間35分(「初期のRCサクセション」)
- あの娘の悪い噂(「楽しい夕に」)
- 言論の自由(「初期のRCサクセション」)
- イエスタデイをうたって(2枚目シングルのB面)
- どろだらけの海(1枚目シングルのB面)
- あの歌が思い出せない(4枚目シングルのB面)
- エミちゃん おめでとう(「楽しい夕に」)
- メッセージ(「初期のRCサクセション」)
テレビのワイドショーでの報道だと、《スローバラード》《雨上がりの夜空に》《トランジスタ・ラジオ》あたりが代表作として挙げられていて、もちろんそれは否定しないが、個人的にいちばん衝撃を受けたRCのアルバムが、この「ハード・フォーク・サクセション」なのである。
高校時代に付き合っていたRCファンの女の子から借りたのがこのアルバム。(ちなみに、この女の子とは「2時間35分」の長電話をしました(苦笑)。)当時、上記のようなロック寄りのヒット曲しか知らなかった私にとって、このアルバムの1曲目《キミかわいいね》の、かき鳴らされるフォークギターと、少々気持ち悪いファルセットはかなりインパクトがあった。
今にして思えば、毒のある歌詞と純真な歌詞が同居する点と、ロックにもフォークにも属さない独特のスタイルに惹かれたのかなあ、という気がしている。
愛し合ってるかい?
早過ぎるよ、キヨシロー …..
真夜中の動物園/Dream Fighter/細野晴臣/RC
まずこれ。
久しぶりの「クインテット」のアルバム。今まで溜め込まれていたレパートリーが「満を持して」という感じで詰め込まれている。表題の《真夜中の動物園》は、クルト・ヴァイルの《三文オペラ》を髣髴とさせる、ちょっとダークな曲調が面白い。ブルースっぽい《つまんないうた》、ムード歌謡風の《おわびのスキャット》もいい。いろいろなスタイルの作品を咀嚼して「現代の童謡」とも言うべき作品。ということで、息子もけっこう気に入っている。
本編とは関係ないが、スコット・ジョプリンの《エンターティナー》を演奏していて、入る場所がわからなくなってとんでもないところからクラリネットを演奏してしまうフラットさんに大笑い(気持ちはわかる)。
ああ … 右手が勝手に … ショップのCD 棚から取り出しているぅ … というわけで買っちゃいました。
妻「(息子に)欲しいって言われたの?」
私「… 半分くらい …」
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最近 commmons (m は3つ)の通販サイトが始まったようなので物色したところ、細野さんのトリビュートコンサートのプログラムがあったのでポチッ。本秀康さんによるコミックは先日買った作品集にも収録されていた。
RC サクセションの紙ジャケ全タイトル購入特典ボックスが届く。
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夜、定期演奏会の選曲会議。骨格が決まる。例の曲(ヒントその1:ギリシャ神話)を取り上げることになった。すごくうれしい。