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SENSURROUND

SENSURROUND [DVD]

先日購入したコーネリアスの DVD 「SENSURROUND」を見る。

いままでサラウンド系のオーディオソースというと、ビョークの「ヴェスパタイン」を愛聴していたのだが、この「SENSURROUND」は映像との 相乗効果もあってどっぷりひたることができる。映像も音楽と同期しており、どちらが主でどちらが従ということではなく不可分の存在になっているのであ る。(このあたりはサウンド&レコーディングマガジンのインタビュー記事にあった通り)

このアルバム(CD 版の「SENSUOUS」)で一番のお気に入りトラックである《GUM》の映像は見ていてあまり楽しくなかったのでこのトラックのみに関しては正直いまいちだったのであるが、総じて繰り返し試聴に耐える面白さがある。

アルバムもかなり水準の高い作品だと思っていたのであるが、この DVD を見るとその凄さがより一層分かるというか。

閑話休題。 以前から DVD を見るときに映像が横方向にぶれることがあった。 例えば「戦艦ポチョムキン」の時はそのぶれが目立たなかったのか気にならなかったのか ….. 「その手の映像」(例えば、今回のコーネリアスとか、ちょっと前の Human Audio Sponge とか)を見るときだけ気になっていたのである。 「今はやりのビデオエフェクトなのかなあ …..」と思って漠然と見ていたのであるが、よくよく調べてみると DVD プレーヤーが怪しそうな感じである。….. と思い返してみると、以前から DTS のデコード時に音が途切れることがあったのだ。これは結構心臓に悪い。

というわけで、新しい DVD プレーヤーを物色中。 とりあえず DVD がそこそこの画質で見ることができて、SACD と DVD オーディオを再生できて、できればフリーリージョン化できるとうれしいなあ ….. と思っているのだが、やはり某Y社のがいいのか?

西村朗作品集

最近は仕事しながら日本人作曲家のCDなどを聞いている。

西村朗:魂の内なる存在-西村朗協奏曲集[西村朗作品集 7]

ちょっと前に購入したのだけど日記に載せそびれたCD。 サクソフォン、二十絃箏、ピアノをそれぞれソリストにした協奏曲3曲が収録されている。サクソフォン協奏曲《魂の内なる存在》のソリストは須川展也さんである。

確か、このサクソフォン協奏曲は NHK 交響楽団での初演がテレビ放送されたので、それを録画してみたのだと思う。この時もソリストは須川さんだった。テレビで見た時は、かなり密度の高い音楽の 中でほとんど吹きっぱなしの須川さんを見て恐れ入ったのだが、今回はあまりそういう印象を持てなかった。なぜだろう?絵がなかったからなのか?オケがいま いちだからなのか?

ピアノ協奏曲《シャーマン》は西村作品にしては華々しい雰囲気を持った曲である。

しかし、西村作品はヘッドフォンで聞くより大音量で体感したほうがいいのかも。