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コールドプレイの新譜

コールドプレイの新譜「美しき生命(VIVA LA VIDA)」。

ブライアン・イーノがプロデュースしたということで興味があったのだが、友人が買ったということで借りることができた(感謝感謝。これで「買いたい CD リスト」の列が一つ短くなった(笑)。)

(ちなみに次に並んでいるのはマトモスの新譜)

このあたりの音楽に対しては明確なパースペクティブを持っているわけではないので、ちゃんと語ることはできないのだが、イメージしていたよりも渋め。

アルバムの冒頭はモロに U2 の名盤「ヨシュア・トリー」に通じるようなところもあるし、ところどころレディオヘッドのような感じも。

前作では、クラフトワークの《COMPUTER LOVE》のリフをギターで弾いていたんだよなあ。

クパティーノ日記(その2)

ちょっとサンノゼまで足を延ばしてみる。

アメリカに来る前にウェブで探してあって、ぜひ行ってみたかった中古CD屋があるのである。

主たる目的はブルーノートレーベルのアメリカ版のRVGリマスターを買うこと。 ある時期から後にリリースされたRVGリマスターのEU盤はCCCDでリリースされており、日本国内ではEU盤が跋扈している。US盤はなかなか見つから ないし、あったとしてもEU盤より割高なので「何だかなあ」なのである。特にハービー・ハンコックの「スピーク・ライク・ア・チャイルド」や「インヴェン ションズ&ディメンションズ」あたりはぜひ買っておきたかった。

と思っていろいろ探していると「中古CD全品25%OFF」という張り紙があった。 中古といっても、ほとんどのCDは「新品同様」と言えるくらい状態がよい。 そんなCDが普段は$8〜$10くらい、25%OFFだと$6〜$8くらいで買える。

あまり優先度の高くない非CCCD盤を買うよりは、聞きたいと思っていた盤を安く買った方がいいのではないか、と方針変更。 ホレス・シルヴァーとかアート・ブレイキーとかデクスター・ゴードンとかの超有名盤を買い込む。

最近出たビョークのリマスター盤も中古だと$10以下。 「ホモジェニック」「ヴェスパタイン」「メダラ」を買う。 デュアル・ディスクで、DVD 面にはプロモーション・ビデオも収録されている。

あと、リマスタリングしてボーナストラックを追加したジョン・レノンの「ロックン・ロール」も確か国内では CCCD だったはず。これも買う。

などなど、楽しくお買い物できました。

cd

夕食は近くのバーベキュー屋で。 これもネットで探してかなり評判がよかったので行ってみた。 もっとカジュアルなレストランのようなものをイメージしていたのであるが、かなり胡散臭いというかローカル色が強い店だった。 クアーズと一緒に食べたバーベキューサンドウィッチはなかなか美味しかったけど。

「タクシー呼んでくれ」と言ったら「電話貸してやるから自分で呼べ」とのこと。 サンノゼに来るときに乗ったタクシーのドライバーから名刺をもらっておいてよかった。 これがなければ、どこに電話すればいいかすら分からなかった。 電話だし、英語が訛っているし(お互い様だ)ほとんど会話にならない。 とりあえず通りの名前と番地は伝えたし、(たぶん)「行く」と言っていたし大丈夫なのだろう。 ほとんど閉店しかかっている店の中で「万が一タクシーが来なかったらどうやって帰ろう?」と不安で待っていたのだが、15分くらい経ってから来てくれた。 おお、何か感動。

マトモじゃないマトモス

ザ・ローズ・ハズ・ティース・イン・ザ・マウス・オブ・ア・ビースト

ビョークのアルバム参加やツアーメンバーとしてすっかり有名になったエレクトロニカ・デュオであるマトモスのニューアルバム。ビョークの素晴らしいライブDVD「ロイヤル・オペラ・ハウス」でも、そのマッド・サイエンティスト風の奇妙な演奏を見ることができる。

現実音をサンプリングして曲を作るあたりは「ミュジーク・コンクレート」とも言えるかも知れない。

このアルバムでも牛の臓器だとか精液だとか自分の体にタバコの火を押しつける音とかをサンプリングしているらしい。彼らのホームページに写真入りの解説があるが、あまり詳しく見たくない。

そういうゲテモノ的なサンプリング素材を使っても音楽の方はかなりポップ。