CD/DVD」カテゴリーアーカイブ

今日届いたもの(from UK)

amazon.co.uk からお買いもの。

プラネットアース」あたりからBBCドキュメンタリーにはまっている。

今回、帰省(帰国)した時にNHKを見ていたら「プラネットアース」の続編ともいえる「フローズンプラネット」が放送されるそうで、探してみたらあった。

それから同じシリーズで「Earthflight」というBDも。10年ほど前に制作された映画「WATARIDORI」と同じような趣向の映像のようだ。もちろん10年の歳月が経っているので、内容とか撮影方法とかの進化に期待している。

イギリスといえばアードマン・アニメーションズ。先日買った「ウォレスとグルミット」が(英語にもかかわらず)息子に大好評だったので、調子に乗って「ひつじのショーン」を買ってみた。(たぶん覚えていないだろうけど)息子が小さい時に NHK で放送されたものを見せていた記憶があるし、飛行機の機内放送で何度か見たこともある。「ウォレスとグルミット」以上に日本語がなくても大丈夫だろう。

好評につき売切れです

 

シガー・ロス/ダーティー・プロジェクターズ

家族には内緒のお買いもの。

あまりトレンドから遠ざかっていると、乗ろうと思った時に乗れなくなってしまう危険性があるので、ちょっと気になる新譜を買ってみた。

好評につき売切れです

アイルランドのグループ、シガー・ロスの新譜。彼らのホームページで視聴したところ気に入ったので買ってみた。「サウンド&レコーディングマガジン」でも特集されていたし。

前作「残響」は、日本にいるときに借りて聞いた。その時はけっこうポップだったと思ったのだが、この作品はかなりアンビエントな雰囲気。ほとんどミディアムテンポだし、明確なビートがない曲も多い。だが、こんな風にノイズによって埋め尽くされている音空間、というのは個人的にかなり好きである。

好評につき売切れです

こちらはダーティー・プロジェクターズの新譜。ビョークとのコラボレーション作である「Mount Wittenberg Orca」で初めて聞いて気になっていた。

「Mount Wittenberg Orca」の方が過激で面白かったかな?エクスペリメンタルなサウンドとか、独特のコーラスワークとかは面白いのであるが、時としてアイデアが先走ってしまい、音楽それ自体が鼻白んで聞こえてしまうことがある。まあ、もうちょっと聞きこめば聞こえ方が変わるのかも知れないが。

 

息子のサッカー

今日は息子が所属しているサッカーチームの打ち上げがあった。

6月はこちらの学年でいうと年度末にあたる。実際、多くの学校は来週から夏休みに入ってしまうらしい。ということで、今日が年度内最後の練習ということになり、親も集まってレクリエーション的なイベントになった。私も少し早めに退社して参加する。

お母さんたちは手作りの料理を持ってきて振る舞う。妻は各種マフィンと寿司を作っていった。ドイツ人でも敬遠しないように生ものは避け、卵焼き、かにかま、野菜などを中心にした巻き寿司を作ったらしいが、かなり好評だった。片付け時に「かにかまや海苔はどこで買うの?」みたいなことを聞かれていた。いなり寿司はこちらではあまり馴染みがないのかなあ?

あとはチームメンバーとその家族(お父さん、お母さん、兄弟)でのサッカーの試合。親は当然手を抜くが、子供たちはいつもより必死に(親にいいところを見せようとして?)がんばっていたようだ。

1カ月近い休暇のあと、来年度のチーム活動が再開する。

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たまらず、今日買ってしまったDVD。

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フランスの実業家アルベール・カーンが20世紀初頭に世界中にカメラマンを派遣して、各地の様子をカラー写真やフィルムに記録した。ふだんは少しぼやけた白黒写真や映像でしか確認できない100年前の世界がカラーで残されていることにショックと感動と興奮を覚える。

(先日購入した「The World at War(秘録 第二次世界大戦)」やら「Civilization」といい)「なんか、最近こんなの(回顧もの)ばっかり買ってるね。」という妻の言葉に「ひょっとして死期が近づいているのかも知れないなあ。」と返したら、「そうかもね。」と言われた。

今のところそういう予定はないのですが、万が一ぽっくり逝ってしまったら「そういや、そんなこと言っていたなあ」と思い出してください。

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夜はEURO2012の予選グループDの最終戦。本当に疲れてきているなあ … このグループはイングランドとフランスが本命なのであるが、開催国であるウクライナにもがんばってほしい。

テレビで放送されたのはイングランド対ウクライナ。予選でのラフプレーから本選2試合の出場停止が課せられていたルーニーがやっとEURO初登場。かたやウクライナは中心選手のシェフチェンコが怪我でベンチスタート。

相変わらず激しく眠かったのでとりあえずルーニーのゴールを見て寝てしまったのだが、あとから聞いた話やニュースによると「疑惑のゴール」で一悶着あったそうで。結局1-0でイングランドの勝ち。このグループもイングランドとフランスが順当に駒を進めた。

 

今日の購入メモ

昼食は、ポーランド人が経営しているいつもの定食屋へ。

最近は「オハヨウ」とか「コンニチハ」とか日本語を教えて、それでコミュニケーションして楽しんでいたのであるが、今日は「お前のファーストネームは何だ?」と聞かれた。

まず、以前注文していて届いたもの。

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チェクナヴォリアン/アルメニア・フィルによるハチャトゥリアンの管弦楽曲集を聞いていて、ふと「そういえば《ガイーヌ》って全曲聞いたことないなあ …」と思い、探してみた。そのチェクナヴォリアンがナショナル・フィルを振った全曲盤は廃盤で手に入らないようなので、他に定評があるヤンスク・カヒーゼ指揮モスクワ放送交響楽団の2枚組CDを買ってみた。

帰り道の車の中で少し聞いてみる。録音は評判通りあまりよくない。まあ、ダイナミックレンジが狭いだけでバランスが大きく崩れているわけではないので、聞きにくいということはない。

全曲で2時間強のこの作品をチェクナヴォリアンなみのハイテンションで演奏されたら適わんな、と思っていたのであるが、ある意味「軽さ」を感じる演奏である。例えば《レズギンカ》などは多くの演奏では主旋律に重なるホルンのメロディとか、中間部の、三連符系のメロディに対して八分音符で叩き込まれる打楽器の不規則なリズムとか、そういうものに印象が残るのであるが、この演奏ではそういった動きよりも全編を通して躍動感あふれるリズムが強調されていて、あらためて舞曲なんだなあ、という新しい発見があった。

それから、1978年という演奏時期から、「いかにもソヴィエト社会主義共和国連邦的サウンド!」という音を聞くことができる。大学時代、ロシアのオケの音が好きだと言う友人の発言に対して、とても訝しいものを感じていたのであるが、特にハチャトゥリアンの作品にはこういう音色はとても合っていると思う。

以下は今日注文したもの。まだ手元にはない。

かなり前に聞きに行ったアンサンブル・モデルンの演奏会で、ハンガリー生まれの作曲家であるマルトン・イレシュの《トルソ III》という作品を気に入ったことを書いた。そんなことを思い出しながら作曲者のホームページにアクセスしてみたら、ちょうど最近 Wergo レーベルからその《トルソ III》を含む作品集がリリースされたという告知があった。これも運命なのだろう(笑)と思ってポチッ。

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今年が生誕100周年ということでチェリビダッケ関連のCD/DVDがたくさんリリースされているが、これは既発売のものをまとめた5枚組。そういえばチェリビダッケの指揮ぶりってちゃんと見たことがないかも知れない。芸人さんが真似していたのを見たことはあるような気がするが。

ブラームスの2つのピアノ協奏曲やら(ピアノはバレンボイム)、お得意のシェエラザードやら、ボレロをはじめとするフランス音楽やら、ちょっと惹かれる。ちょうどドイツのオンラインショップ jpc.de でセールになっていたのでポチッ。

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このアルバムも以前から気になっていた。ノラ・ジョーンズの新作の評価が微妙なので購入を躊躇していたのだが、その代わりにこちらを聞いてみようと思った。これも jpc.de でセールになっていたのは何かの運命なのだろう。

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タワーレコードからのメールマガジンで見て、タワーで予約しようと思ったのだがすでに取扱い終了とのこと。出足早すぎ。まだ Perfume の人気は健在なんでしょうか。

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山下達郎さんの4枚組オールタイムベストだそうで。

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今日のEURO2012は、Dグループのウクライナ対フランス、スウェーデン対イングランド。正直、今週は「サッカー疲れ」の感があるので、こういった個人的にあまり重要でない試合はパスして体力を温存することにした。

 

イエロー・サブマリン

イギリスの amazon.co.uk から買った「イエロー・サブマリン」のブルーレイディスクが届いた。

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パッケージがドイツ語であるよりは英語がである方がいいかな?と思い、イギリス版パッケージを買ったのであるが、先週ハンブルク市内の家電ショップ「SATURN」で見かけたのも同じパッケージだったような気がするなあ … まあ、店頭で買うよりイギリスから取り寄せた方が安かったのでよかったのだが …

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家族全員で毎日毎日眠い眠いと言っている今日この頃。しかも夕食時にアルコールを飲んだりするとすぐに力尽きて寝てしまうので、なかなかブルーレイの視聴が進まない。

旅行疲れは取れているはずだし、特に体調が悪いわけでもない。花粉か何かがとんでいるのかなあ?

 

いろいろ届いた

旅行に行っている間に実家から荷物が届いていたようで、お隣さんが預かっていて下さった。

息子には(最近はまっている)ポケモン関連のカードゲームやら本やら、妻にはルピシアのお茶たち、それから私はいろいろなところから買い集めたCDとかDVDとか本とか。

まず「空想特撮シリーズ ウルトラQ 調査報告書」という同人誌。昨年のウルトラQのカラー化ブルーレイ発売で盛り上がっていた時期にその存在を知って手に入れたかった本である。時間がある時に「まんだらけ」の通販ページをチェックしていたのだが、ある時タイミングよく、おそらく入荷したばかりの時にアクセスして購入することができた。(一時期オークションで3倍くらいの価格で出ていたことがあったのだが買わなくてよかった)

ウルトラQ本編だけではなく、それに関連した人たち(製作者や出演者など)の新聞記事、雑誌記事を圧倒的なボリュームで集めた本である。マイクロフィルムなどから複写した資料もあるようで文字がつぶれて読みにくい個所もあるが、それらがまとまっているということに意味がある。(何度も書いているような気がするが)私はこういった、むせ返るように過剰な情報にわくわくするのである。

それから圧巻なのが、古い家で発見されたという初放送時のテレビ画面を録画した8mmフィルムである。もちろん、8mmフィルムで全編を録画できるわけがないし、画質もかなり劣化しているようなのであるが、実際に何が放送されていたのかがわかり興味深い。

細かいことなのであるが、現在入手できる映像ソフトには収録されていない冒頭の「空想特撮シリーズ」という字幕(添付した表紙画像で確認できる)や、本編中にテロップで挿入されるCMや臨時ニュースや次回予告などを見ることができる。

(ウルトラQに関しては)そういった枝葉末節の違いにこだわるマニアではないのだが(あくまでもウルトラQに関しては、ですからね)、50年近くも前にテレビに映った画面を垣間見ることができるノスタルジーにもたまらなくわくわくするのである。

あとは日本ヤナーチェクの会から購入したヤナーチェクのオペラの対訳・解説本。これも同人誌といえば同人誌なのか?ちょっと前に突発的に「ヤナーチェクのオペラ見たい病」が発症して、何枚かブルーレイを購入してしまった。言語はチェコ語だし、ストーリーは複雑だし、で結局《利口な女狐の物語》しか見ていない。事前に情報収集をしてからオペラに臨もうと思って買ってみた。

あとは、あらためて見たいと思った映画「アマデウス」、抱き合わせでもう一点買うと安くなるということで買ってみた「2001年宇宙の旅」、YMOのアメリカ公演のDVD、栗コーダーカルテットの新譜2枚などなど。

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夜、「The World at War」の続き、第2話を見る。1939年にドイツがポーランドに侵攻し、それに対してイギリスとドイツが宣戦布告、第二次世界大戦が始まった、といったあたりである。途中までは引きつけられて見ていたのであるが、「戦時でもイギリスは比較的平安だった」みたいな描写が続くところで少しずつ意識がなくなっていった … やはり疲れている時に見てはいかんな …

買っちゃったもの

以前、こんなのこんなのを購入して、BBCが制作したドキュメンタリーの気合いの入り方に感動してしまった。ということで衝動買い。

それぞれ最初の方だけ見てみた。

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1969年に制作されたドキュメンタリー。「A Personal View by Kenneth Clark(ケネス・クラークによる個人的見解)」という副題がついている。美術史家であるケネス・クラークが欧米の美術館、博物館をたずねて「文明」を紐解く、という番組。50分*13話というボリュームである。

ちゃんとフィルムで撮影されたのか、50年近い年月を経ていてもその映像の鮮明さに感動する。オープニングでパリのシャンゼリゼ通りが登場するのであるが、通りのたたずまいは今も大きくは変わらないのにそこを走行している車は古めかしい。少し奇妙な感覚に襲われる。

映像を見ているだけで飽きないのだが、ナレーションは英語字幕が付いているとはいえ難しい単語が多いのでちょっとしんどい。集中力のある時に見た方がいいかも。

というわけで次。

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こちらは1973年から1974年にかけて制作された第二次世界大戦のドキュメンタリー。日本では「秘録・第二次世界大戦」というタイトルでたまに放送されているらしい。こちらは52分*26話というボリューム。第1話では1933年から1939年までのドイツ、つまりヒトラーが首相に就任してからポーランド侵攻(ひいては第二次世界大戦勃発)の直前までが描かれている。

当時を記録したフィルムと当事者のインタビューによって史実を浮き彫りにしようとする姿勢は、言わずもがな NHK の最高傑作ドキュメンタリー「映像の世紀」に影響を与えているのであろう。

ブルーレイに向けたレストレーションでアスペクト比が変わってしまった(=おそらく横長にするために画面の上下が切り落とされてしまった)ことに対して amazon.co.uk などのレビューでは批判があるが、個人的にはどちらでもいいかな?

5/5 の徒然

日本人学校の父親懇親会に参加。集合後、レクリエーションとしてのソフトボールがあり、その後の体育館に場所を移しての懇親会があった。正直どちらが主目的かわからない(笑)。

通常は6月の後半に開催されるハンブルク日本人会のソフトボール大会なのだが、今年はグラウンドの補修予定があるとかで例年より一ヶ月早い5/20(日)に開催されるので、参加者はかなり体を作って参加しているのではないか、という説もある。私はというと「まさかキリスト昇天節の連休にソフトボール大会はないだろう」と思って、早々に旅行を手配してしまっていた(昨年は出足が遅くてフライトを確保するのに難儀したので)。

肩こりは慢性的だし、今日は右腰も痛いし(これも半ば慢性化しているなあ …)体調は万全ではなかったのだが、体を動かした方が少しは改善するのではないかと思い、少しがんばってみた。

最近、息子の自転車の練習に合わせて軽いランニングを始めたのだが、かなり体力が落ちている(というか体力は増えていないのに体重は増えている状況)のがわかる。塁に出るのはいいのだが走ると疲れる。外野の守備位置まで行って帰って来るのが疲れる … ということで常に肩で息をしているような状況だった。一応は持久的な運動ができたのかなあ。すでに特に右半身がギシギシなので明日起きた時の状況がちょっと怖い。

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夜は、以前見始めていたモーツァルトの歌劇《魔笛》の続き、第2幕から見る。

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ほとんど20世紀に書かれたオペラしか見たことがない私にとっては、いろいろな配役の組み合わせで歌われるアリア、わかりやすい筋書き、などのエンタテインメント性が新しい発見だった。「(本当は違うのかも知れないけれど)本来オペラとはこういうものなのだなあ」という印象。

主役の二人(タミーノとパミーナ)よりはザラストロ、夜の女王、パパゲーノといった脇を固める配役たちが素晴らしかったように思える。有名な「夜の女王のアリア」は音だけは何度も聞いたことがあったのだが、映像で見たのは初めてかも知れない。

ビョーク/魔笛

1ヶ月ほど前に予約注文していたビョークのリミックスCD(シングル)が到着。

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発売後もしばらく送られて来なかったので、そろそろ問い合わせようかな、と思っていたところだった。

“Remix Series I” ということなので、続々と発売される。トータルでは8枚になる予定で、Matthew Harbert や Alva Noto もリミキサーとして名前が挙がっている。そして “I” を待っている間に “II” のプリオーダーも始まっている。実は送料がCD本体の2倍くらいかかっているので、何枚かまとめて買った方がお得なのではないか?ということに気付いた。でもなあ、特殊ジャケットの初回限定版が欲しいので、あまり傍観していると売り切れるリスクもあるんだよなあ …

予想通り、オリジナルの「Biophilia」の収録曲はスタティックなものが多かったので、リミックスでは少しリズムが強調されている。オリジナルに比べるととっつきやすい。

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せっかく買った「モーツァルトオペラ全集」のDVDを見てみることにした。選んだのは《魔笛》。

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実は、プラハで《ドン・ジョバンニ》の人形劇を見て来たので、ちょっと前に家族で本物を見直そうと思ったのだが、この全集に含まれている《ドン・ジョバンニ》は子供に見せるのが憚られるような演出なのであった …

で、《魔笛》。「のだめカンタービレ」で仕入れた程度には内容を知っている(笑)。以前 DVD ブックで買ったやつ(イヴァン・フィッシャー指揮のパリ国立歌劇場)にはあまりのめり込めなかったのだが、このザルツブルク音楽祭で上演されたムーティ/ウィーンフィルの舞台は面白かった。かなりカラフル(どぎついと言っていい)な舞台装置と、それぞれのキャラクターがわかりやすく個性化されているからかな?

とりあえずは DVD 一枚分の第1幕のみ。